アンインストールを行う前に、以下の作業を行ってください。
アプリケーションの停止
すべてのアプリケーションを終了させてください。
資源の退避
必要に応じ環境資源を退避してください。本製品の環境資源の退避方法については、“運用ガイド(基本編)”を参照してください。
旧システムの環境資源を移行する場合には、“移行ガイド”を参照してください。
業務構成管理機能の情報を次回のインストール時に引き継ぐ場合は、バックアップコマンドを利用してバックアップしてください。次回インストール後にリストアすることで、情報を引き継ぐことができます。
Interstage ディレクトリサービスのアンインストール前作業
Interstage ディレクトリサービスを使用している場合、アンインストールする前に、以下の作業を行ってください。
Interstage ディレクトリサービスのリポジトリが動作していないことを、ireplistコマンドを使用して確認します。
[使用例:動作中の場合]
> ireplist <RETURN> No Repository Status -- ---------- ------- 1 rep001 Active
[使用例:未起動の場合]
> ireplist <RETURN> No Repository Status -- ---------- -------- 1 rep001 Stopped
リポジトリが、動作している場合は、irepstopコマンドですべてのリポジトリを停止します。
[使用例:リポジトリ名:rep001の場合]
> irepstop -R rep001 <RETURN>
必要に応じてリポジトリをバックアップします。
バックアップ・リストアの対象ファイル、手順は、“運用ガイド(基本編)”の“メンテナンス(資源のバックアップ/他サーバへの資源移行/ホスト情報の変更)”を参照してください。
すべてのリポジトリを、irepconfigコマンドを使用して削除します。
[使用例:リポジトリ名:rep001の場合]
>irepconfig delete -R rep001
JTSのアンインストール前作業
データベース連携サービスのサービスを停止する前に、以下の作業を行ってください。
otsaliveコマンドで、OTSシステムおよびリソース管理プログラムが動作していないことを確認します。
[使用例:動作中の場合]
> otsalive <RETURN> ---------------------------------------------------------------------- OTS system START-TIME 2007/01/01 10:17:26 OTS Resource resourcedef1 START-TIME 2007/01/01 11:50:12 OTS Resource resourcedef2 START-TIME 2007/01/01 12:50:12 ----------------------------------------------------------------------
[使用例:未起動の場合]
> otsalive <RETURN> ---------------------------------------------------------------------- Nothing ----------------------------------------------------------------------
OTSシステムが動作している場合は、otsstopコマンドでOTSシステムを停止します。
また、リソース管理プログラムが動作している場合は、otsstoprscコマンドでリソース管理プログラムを停止します。
> otsstop <RETURN> > otsstoprsc -n resourcedef1 <RETURN> > otsstoprsc -n recourcedef2 <RETURN>
注意
isstartコマンドを使用して運用している場合は、isstopコマンドで停止してください。
データベース連携サービスをインストールしたフォルダ内のユーザ資産の退避/削除を行います。ダンプファイルを出力した場合は、そのダンプファイルを削除します。
ダンプファイルは、以下のフォルダ配下(“C:\Interstage”にインストールした場合)に格納されています。
C:\Interstage\ots\var
CORBAサービスから不要なサーバアプリケーションの情報を削除します。
削除しない場合は、データベース連携サービスの再インストール後、OTSシステムの動作環境の設定(otssetupコマンド)、リソース管理プログラムの登録(otssetrscコマンド)、サーバアプリケーション(CORBAアプリケーション)の登録を行う必要はありません。
OD_impl_instコマンド/OD_or_admコマンドで、登録したサーバアプリケーションの情報を削除します。
otssetrscコマンドで、登録したリソース管理プログラムの情報を削除します。
>otssetrsc -d -n resourcedef1 <RETURN> >otssetrsc -d -n resourcedef2 <RETURN>
otssetupコマンドで、OTSシステムの動作環境を削除します。
>otssetup -d <RETURN>
Interstage Java EEのアンインストール前作業
クラスタサービス連携のため、Java EE共通ディレクトリを共用ディスクに作成して複数ノードから参照している場合、対象ノードを運用ノードに変更してから、アンインストールを行ってください。
その他
ターミナルサービスが実行モードの状態の場合は、以下のコマンドを実行して、ターミナルサービスをインストールモードに変更してください。
CHANGE USER /INSTALL
InterstageとSystemwalker CentricMGR 運用管理サーバまたは、Systemwalker Centric Manager 運用管理サーバを同一サーバ上にインストールしている場合は、Systemwalker Centric Managerのすべての機能を停止してください。停止方法の詳細は、Systemwalker Centric Managerのマニュアルを参照してください。
ServerMachineMonitorおよびServerMachineMonitorAgentをサービスに登録している場合、isunsetsmmコマンドおよびisunsetsmmaコマンドを使用して削除してください。コマンドの詳細は、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。