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ETERNUS SF Storage Cruiser 15.3 運用ガイド Optimizationオプション編
ETERNUS

3.6.4 サブプール容量拡張

Tierプールを構成するサブプールの容量を拡張します。

サブプール容量拡張に指定できる項目は以下のとおりです。

No.

項目名

指定

意味

入力規約

1

担当CM

任意

Tierプールの担当CM

Tierプール作成時、担当CMを指定した場合に担当CMを追加できます。
デフォルトは追加なしです。

2

FTSP名

必須

拡張するサブプール名

作成時と同じ

3

必要最低容量

任意

ディスクに必要な最低容量

ディスクを自動で選択する場合に指定します。
小数の指定も可能です。

4

ディスク自動選択

任意

ディスクを自動で選択する

ディスクを自動で選択できます。(注)
デフォルトは手動選択(チェックなし)です。
自動で選択する場合、必要最低容量を指定する必要があります。

5

CM

任意

拡張するRAIDグループの担当CM

担当CMを指定した場合に、指定した担当CMからRAIDグループの担当CMを1つ指定できます。
デフォルトは指定なし(Auto)です。
ディスクを自動で選択する場合は、2つ指定できます。

6

ディスク

必須

サブプールのディスク

作成時と同じ

注: ディスク自動選択機能を利用するには、V10L50以降のファームウェアが必要です。

注意

サブプールの容量拡張を行うと、サブプール内でデータの偏りが発生し、アクセス性能に差が出ることがあります。データの偏りを解消するには、ETERNUS Web GUIまたはETERNUS CLIでFlexible Tier Pool平準化を実施してください。Flexible Tier Pool平準化の開始方法は、ETERNUS Web GUIのオンラインヘルプを参照してください。

Flexible Tier Pool平準化は、自動階層化機能を停止してから実施してください。自動階層化機能の動作中にFlexible Tier Pool平準化を行うと、自動階層化機能が正しく動作しないことがあります。自動階層化機能の停止手順は、「4.1.4 自動階層化の停止」を参照してください。