Tierプールを構成するサブプールの容量を拡張します。
サブプール容量拡張に指定できる項目は以下のとおりです。
No. | 項目名 | 指定 | 意味 | 入力規約 |
---|---|---|---|---|
1 | 担当CM | 任意 | Tierプールの担当CM | Tierプール作成時、担当CMを指定した場合に担当CMを追加できます。 |
2 | FTSP名 | 必須 | 拡張するサブプール名 | 作成時と同じ |
3 | 必要最低容量 | 任意 | ディスクに必要な最低容量 | ディスクを自動で選択する場合に指定します。 |
4 | ディスク自動選択 | 任意 | ディスクを自動で選択する | ディスクを自動で選択できます。(注) |
5 | CM | 任意 | 拡張するRAIDグループの担当CM | 担当CMを指定した場合に、指定した担当CMからRAIDグループの担当CMを1つ指定できます。 |
6 | ディスク | 必須 | サブプールのディスク | 作成時と同じ |
注: ディスク自動選択機能を利用するには、V10L50以降のファームウェアが必要です。
注意
サブプールの容量拡張を行うと、サブプール内でデータの偏りが発生し、アクセス性能に差が出ることがあります。データの偏りを解消するには、ETERNUS Web GUIまたはETERNUS CLIでFlexible Tier Pool平準化を実施してください。Flexible Tier Pool平準化の開始方法は、ETERNUS Web GUIのオンラインヘルプを参照してください。
Flexible Tier Pool平準化は、自動階層化機能を停止してから実施してください。自動階層化機能の動作中にFlexible Tier Pool平準化を行うと、自動階層化機能が正しく動作しないことがあります。自動階層化機能の停止手順は、「4.1.4 自動階層化の停止」を参照してください。