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Interstage List Works V10.3.0 帳票印刷配信手引書
FUJITSU Software

16.3.7 lwdelexpireコマンド

配信フォルダの保存期限を経過した帳票を削除します。


形式

コマンドの形式を示します。

[  ] は、省略できることを示します。


配信フォルダの保存期限を経過した帳票を削除する場合
lwdelexpire        [-folderid                配信フォルダID]
                   [-status                  状態]

注意

  • オプションとパラメタの文字列は大文字と小文字を区別して指定してください。

  • 以下の場合、コマンドはエラーで復帰します。

    • 指定できる文字列長を超えた値を指定した場合

    • 指定できる数値以外の値を指定した場合


説明

オプションについて説明します。


-folderid 配信フォルダID

削除する保存期限が経過した帳票を配信フォルダ単位で削除する場合に、配信フォルダのIDを80バイト以内の文字列で指定します。

省略すると、すべての配信フォルダ内の帳票が削除の対象になります。


-status 状態

削除対象とする帳票の状態として以下のいずれかを指定します。

  • 0:未出力の帳票を削除対象にする

  • 1:出力済の帳票を削除対象にする

  • 9:状態にかかわらず、保存期限を経過したすべての帳票を対象にする

省略すると、出力済の帳票を削除対象にします。ただし、-folderidオプションを指定した場合、指定した配信フォルダ内の帳票が削除の対象となります。


復帰値

復帰値については、“16.3.10 運用用のコマンドの復帰値”を参照してください。

使用

保存期限が経過した帳票を削除する場合

配信フォルダIDが「folder1」内に存在する帳票のうち、帳票状態が出力済の帳票を削除対象として、保存期限が経過した帳票を削除します。

lwdelexpire -folderid folder1

補足

注意

「保存期限を経過した帳票の削除」によって削除された帳票は、表示したり、操作したりできなくなりますが、帳票の関連ファイルや帳票の情報は残ったままとなっています。これらの帳票の関連ファイルや関連情報は、ディスクを圧迫すること場合がありますので、定期的に削除する必要があります。

帳票の関連ファイルや配信情報を削除するコマンドについては、“16.3.8 lwcleanformコマンド”を参照してください。