ページの先頭行へ戻る
Interstage List Works V10.3.0 帳票印刷配信手引書
FUJITSU Software

16.3.4 lwoprfolコマンド

配信フォルダの配信出力先を切り替えたり、出力動作モードを変更したりします。

注意

帳票情報で指定されている配信出力先または出力動作モードは、変更できません。


形式

コマンドの形式を示します。


配信フォルダの配信出力先を切り替える場合
lwoprfol        -d                  配信フォルダID
                -primarydest        配信出力先ID

配信フォルダの出力動作モードを変更する場合
lwoprfol         -o                 配信フォルダID
                 -outputmode        出力動作モード

注意

  • オプションとパラメタの文字列は大文字と小文字を区別して指定してください。

  • 以下の場合、コマンドはエラーで復帰します。

    • 指定できない組み合わせでオプションを指定した場合

    • 指定できる文字列長を超えた値を指定した場合

    • 指定できる数値以外の値を指定した場合


説明

オプションについて説明します。

-d 配信フォルダID

配信出力先を切り替える場合に必ず指定します。配信フォルダのIDを80バイト以内の文字列で指定します。以下の場合、コマンドはエラーで復帰します。

  • -oオプションと同時に指定した場合

  • 指定されたIDの配信フォルダが存在しない場合


-o 配信フォルダID

出力動作モードを変更する場合に必ず指定します。配信フォルダのIDを80バイト以内の文字列で指定します。以下の場合、コマンドはエラーで復帰します。

  • -dオプションと同時に指定した場合

  • 指定されたIDの配信フォルダが存在しない場合


-primarydest 配信出力先ID

配信出力先を切り替える場合に必ず指定します。切り替え先とする配信出力先のIDを80バイト以内の文字列で指定します。また、設定を削除したい場合は「""」と指定してください。以下の場合、コマンドはエラーで復帰します。

  • 切り替え先とする配信出力先が存在しない場合

  • 出力動作モードが「1(即時印刷)」の場合に、本オプションのパラメタに「""」を指定したとき


-outputmode 出力動作モード

出力動作モードを以下から指定します。

  • 0:ため置き印刷

  • 1:即時印刷

以下の場合、コマンドはエラーで復帰します。

  • 配信フォルダの配信出力先が未設定の場合に、本オプションで「1(即時印刷)」を指定したとき


復帰値

復帰値については、“16.3.10 運用用のコマンドの復帰値”を参照してください。

使用

配信フォルダIDが「folder1」の配信出力先を、「dest1」に切り替える場合
lwoprfol -d folder1 -primarydest dest1 
配信フォルダIDが「folder1」の出力動作モードを、「1」(即時印刷)に変更する場合
lwoprfol -o folder1 -outputmode 1

注意

配信出力先を停止した状態で、配信出力先を切り替えることを推奨します。