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Interstage List Works V10.3.0 帳票印刷配信手引書
FUJITSU Software

3.9.5 印刷配信の環境設定

以下の手順で印刷配信の環境設定を行います。印刷配信の環境設定が終了したあと、設定内容を確認する場合は、lwdstmgrenvコマンドを実行してください。


手順1:JDBCデータソース名の確認

配信管理サーバでは、Interstage Application ServerのJDBCデータソースの機能を利用しています。手順3で、データソース名として「LWLDSTDS」を設定します。同じサーバの他のシステムでInterstage Application ServerのJDBCデータソースを利用しており、すでにデータソース名「LWLDSTDS」を利用しているかを確認します。


JDBCデータソース名を確認する方法は以下のとおりです。

  1. Webブラウザで、以下に示すURLを指定し、Interstage管理コンソールのログイン画面を表示します。

    https://hostname:port/IsAdmin
    hostname

    List Worksサーバ(配信管理サーバがインストールされているサーバ)のホスト名を指定します。

    port

    Interstage管理コンソールのポート番号を指定します。デフォルトは12000です。

    注意

    SSL暗号化通信を使用しない設定を行った場合は、「https」の部分を「http」に置き換えて指定してください。

    Interstage管理コンソールを使用するうえでの留意事項については、“付録I Interstage管理コンソールを使用するうえでの留意事項”を参照してください。
  2. 管理者権限を持つユーザIDとパスワードを指定し、【ログイン】ボタンをクリックします。

    →Interstage管理コンソールの画面が表示されます。

  3. 【Interstage管理コンソール】-【Interstage Application Server】-【システム】-【リソース】-【JDBC】をクリックします。

    →右の画面にJDBCデータソースの一覧が表示されます。

  4. 一覧に「LWLDSTDS」がないことを確認します。

    「LWLDSTDS」が存在する場合は、手順3で、印刷配信の動作環境定義ファイルの「db.datasourcename」キーに別の値を設定してください。

手順2配信フォルダの帳票を格納するフォルダの作成

配信フォルダの帳票を格納するフォルダを、List Worksサーバのローカルドライブに作成します。クラスタシステム運用または配信フォルダの共有運用の場合は、共有ディスクに作成します。

共有ディスクの準備については、“3.2 クラスタシステムで運用する場合の共有ディスクの準備<EEのみ>”または“3.4.4 配信フォルダの共有運用の準備<EEのみ>”を参照してください。

フォルダを作成する場所は、帳票を格納するのに必要なディスク容量を考慮し、フォルダのパスが100バイト以内になるようにします。

必要なディスク容量については、“1.7.4 配信フォルダのディスク容量”を参照してください。

フォルダには、以下のアクセス権を設定してください。設定されていない場合、配信フォルダの作成や帳票登録ができない可能性があります。

また、フォルダへの不当なアクセスを防止する目的で、以下のアクセス権の設定を除いて、必要以上にアクセスができるような設定はしないようにすることを推奨します。

注意

配信フォルダの帳票を格納するフォルダ配下には、ファイルやフォルダを格納しないでください。

参考

ここで作成したフォルダは、手順3で印刷配信の動作環境定義ファイルの「folder.rootpath」キーに指定します。


手順3印刷配信の動作環境定義ファイルの編集

印刷配信の動作環境定義ファイル(lwmctr.conf)を編集します。動作環境定義ファイルの雛形は、以下の場所に格納されています。

List Worksのインストール先フォルダ\Distribute\manager\conf

印刷配信の動作環境定義ファイルの編集規約とキーの説明を以下に示します。

編集規約
  • 1行1項目で指定してください。

  • キーと値の指定は、「キー=値」の形式で指定してください。

  • 設定値の後に、続けて全角の空白文字や半角の空白文字を入力しないで改行してください。

  • コメントを記述する場合は、行頭に「#」を記述してください。

  • 行は削除しないでください。

  • 追加した行の最後は、必ず改行してください。

  • シフトJISコードで記述してください。

  • キー名を変更しないでください。キー名を誤って指定した場合、設定は無効となります。

  • 同一のキー名が重複して指定された場合は、後で指定した値が有効となります。


キーの説明

印刷配信の動作環境定義ファイルの以下のキーを設定します。

注意

キーに指定する内容が以下の場合は、手順4でコマンドを実行したときに、エラーとなります。

  • 必須の項目を省略した場合

  • 指定できる数値以外の値を指定した場合

  • 指定できる文字列長を超えた値を指定した場合

  • 使用できない文字種を指定した場合


キー名

キーの設定内容(設定値)

必須

雛形における設定値

db.type

接続する配信データベースの種別を以下のいずれかで指定します。

0:Symfoware
1:Oracle

0

db.systemname

db.typeで0(Symfoware)を指定した場合

配信データベースの作成時に指定したRDBシステム名を8バイト以内の半角英数字で指定します。

db.typeで1(Oracle)を指定した場合

配信データベースの作成時に指定したOracleデータベースのネットサービス名を8バイト以内の英字で始まる半角英数字で指定します。

通常は設定値を変更する必要はありません。

LWLDSTDB

db.hostname

データベースサーバのIPアドレスまたはホスト名を指定します。

db.typeで0(Symfoware)を指定した場合

15バイト以内の半角文字で指定します。
配信データベースと配信管理サーバが同じ筐体にある場合、「localhost」または「127.0.0.1」を指定します。

db.typeで1(Oracle)を指定した場合

255バイト以内の半角文字で指定します。
「localhost」または「127.0.0.1」を指定しないでください。

localhost

db.port

配信データベースの作成時に指定したポート番号を指定します。

db.typeで0(Symfoware)を指定した場合

配信データベースと配信管理サーバが異なる筐体にある場合に指定する必要があります。

db.typeで1(Oracle)を指定した場合

必ず指定してください。

2056

db.datasourcename

配信データベースに接続するための資源名(データソース名)を27バイト以内の半角英数字で指定します。

通常は設定値を変更する必要はありません。

手順1で同じデータソース名を利用していることが確認された場合に、別のデータソース名を指定します。

LWLDSTDS

db.userid

配信データベースに接続するユーザIDを指定します。

db.typeで0(Symfoware)を指定した場合

18バイト以内の半角英数字で指定します。データベースサーバの管理者権限を持つユーザIDを指定します。

注意

セキュリティの面から、パスワードがあるユーザIDを指定することを推奨します。

db.typeで1(Oracle)を指定した場合

「LWLDST」を指定します。

db.password

ユーザのパスワードを指定します。

db.typeで0(Symfoware)を指定した場合

db.useridで指定したユーザのパスワードを14バイト以内の半角文字で指定します。

db.typeで1(Oracle)を指定した場合

「LWLDST」のパスワードに指定した文字列を指定します。

db.naming.port

db.typeで0(Symoware)を指定した場合は、必須項目です。

Symfowareのネーミングサービス(サービス「Symfoware JDBC Naming Service」)と通信するポート番号を指定します。“3.6.1 Symfowareのネーミングサービスの登録と起動”で指定したものと、同じポート番号を指定します。

○(Symfowareのみ)

10326

classpath.jdbc

JDBCアーカイブファイルを255バイト以内の絶対パスで指定します。

db.typeで0(Symfoware)を指定した場合

Symfowareデータベースのインストール先フォルダ\SFWCLNT\JDBC\fjjdbc\lib\fjsymjdbc2.jar

db.typeで1(Oracle)を指定した場合

Oracleホーム・ディレクトリ(注)\jdbc\lib\JDBCアーカイブファイル名

指定するJDBCアーカイブファイルについての詳細は、“Oracleの場合に使用するJDK/JDBCアーカイブファイルについて”を参照してください。
注:
64bit版 Oracle Serverを利用する場合は、「32bit版 Oracle ClientのOracleホーム・ディレクトリ」を指定してください。

C:\SFW\SFWCLNT\JDBC\fjjdbc\lib\fjsymjdbc2.jar

classpath.nls

db.typeで1(Oracle)を指定した場合は、必須項目です。

JDK5またはJDK6用のNLSクラスを含むjarファイル(orai18n.jar)を255バイト以内の絶対パスで指定します。

以下のパスを指定します。

Oracleホーム・ディレクトリ(注)\jlib\orai18n.jar
注:
64bit版 Oracle Serverを使用する場合は、「32bit版 Oracle ClientのOracleホーム・ディレクトリ」を指定してください。

○(Oracleのみ)

path.oci

db.typeで1(Oracle)を指定した場合は、必須項目です。

OCIのライブラリが格納されているフォルダを255バイト以内の絶対パスで指定します。

以下のパスを指定します。

Oracleホーム・ディレクトリ(注)\bin
注:
64bit版 Oracle Serverを使用する場合は、「32bit版 Oracle ClientのOracleホーム・ディレクトリ」を指定してください。

○(Oracleのみ)

certificate.mode

帳票印刷配信機能を使用するユーザの認証方法を指定します。

0:オペレーティングシステムによる認証

Windowsシステムの認証処理によって認証する場合に選択します。

5:ユーザ作成ライブラリによる認証

List Worksの認証処理用の出口ルーチンを利用して、LDAPやユーザ独自の認証システムを組み込んだユーザ作成のアプリケーションによって認証する場合に選択します。

0

certificate.type

帳票印刷配信機能を使用するユーザの認証先を指定します。

certificate.modeで0(オペレーティングシステムによる認証)を指定した場合は必須項目です。

クラスタシステム運用の場合は、2(このコンピュータが所属するドメイン)を指定します。

1:このコンピュータ

List WorksサーバのOSのユーザアカウントによって認証する場合に選択します。

2:このコンピュータが所属するドメイン

List Worksサーバが所属するドメインのユーザアカウントによって認証する場合に選択します。

3:他のドメイン

List Worksサーバが所属するドメイン以外のドメインによって認証する場合に選択します。

○(注1)

1

certificate.domainname

認証先のドメイン名を15バイト以内の半角文字で指定します。

certificate.modeに0(オペレーティングシステムによる認証)を指定して、certificate.typeに3(他のドメイン)を指定した場合は必須項目です。

○(注2)

system.usercreatedlib.version

ユーザ作成ライブラリのバージョンを指定します。

1:List Works V10.1以前で作成したライブラリ

List Works V10.1以前で作成したユーザ作成ライブラリを使用する場合に指定します。

2:List Works V10.2以降で作成したライブラリ

List Works V10.2以降で作成したユーザ作成ライブラリを使用する場合に指定します。

2

server.hostname

List Worksサーバのホスト名またはIPアドレスを255バイト以内の半角文字(注4)で指定します。配信出力サーバから配信管理サーバに通信するときに利用します。配信管理サーバと配信出力サーバが別筐体の場合は、「localhost」または「127.0.0.1」を指定しないでください。

配信フォルダの共有運用を行う場合は、負荷分散装置のIPアドレスまたはホスト名を指定します。

クラスタシステム運用の場合は、クラスタシステムのグループの登録時に、クライアント アクセス ポイントで指定したネットワーク名を指定します。

クライアント アクセス ポイントの設定については、“環境構築手引書”の“2.3.7 クラスタシステム運用の準備 <EEのみ>”を参照してください。

delivery.writer.web.port

配信出力サーバを運用するサーバのWebサーバに設定しているポート番号を1~65535の範囲で指定します。すでに「80」を使用している場合は、別の値に変更します。帳票の印刷時に利用します。

ポート番号を変更する場合は、ポート番号は、以下の範囲で未使用の値を指定してください。

  • Windows Server 2003の場合
    5001~49151

  • Windows Server 2012、Windows Server 2008の場合
    1024~49151

配信出力サーバの環境設定で設定するWebサーバのポート番号は、本項目と合わせてください。

80

delivery.manager.web.port

List WorksサーバのWebサーバに設定しているポート番号を1~65535の範囲で指定します。すでに「80」を使用している場合は、別の値に変更します。印刷管理で配信出力サーバとの通信に利用します。

ポート番号を変更する場合は、ポート番号は、以下の範囲で未使用の値を指定してください。

  • Windows Server 2003の場合
    5001~49151

  • Windows Server 2012、Windows Server 2008の場合
    1024~49151

80

delivery.manager.filetrans.port

3.5 ネットワークの設定”でservicesファイルに指定した、サービス「LW Transfer Service」が使用するポート番号を1~65535の範囲で指定します。配信出力サーバとの通信に利用します。

9564

default.userid

帳票登録時に、作成ユーザIDが指定されなかった場合に、帳票に設定する作成ユーザIDを64バイト以内の半角文字(注3)で指定します。

Administrator

folder.rootpath

手順2で作成した、配信フォルダの帳票を格納するフォルダのパスを、100バイト以内の絶対パスで指定します。(注4)

クラスタシステム運用の場合は、共有ディスクのフォルダ名をドライブ指定で指定します。

配信フォルダの共有運用を行う場合は、共有運用を行うすべてのサーバで同じ共有ディスクをUNC名(\\サーバ名\~)で指定してください。

C:\ListWORKS\Distribute\manager\managefolder

access.mode

アクセス権を有効にするかどうかを指定します。

本キーの記載を省略した場合は、0が設定されているものとみなします。

0:無効

アクセス権を無効にします。アクセス権のチェックを行わず、性能を重視する場合に指定します。

1:有効

アクセス権を有効にします。各配信フォルダ・配信出力先に設定されたアクセス権にしたがって動作します。

1

direct.print

ダイレクト印刷機能を利用する場合に指定します。

0:ダイレクト印刷機能を利用しない
1:ダイレクト印刷機能を利用する

本キーの記載を省略した場合は「0:ダイレクト印刷機能を利用しない」が指定されたものとして動作します。

注1:certificate.modeで5(ユーザ作成ライブラリによる認証)を指定した場合は省略できます。
注2:certificate.typeで1(このコンピュータ)または2(このコンピュータが所属するドメイン)を指定した場合は省略できます。

注3:指定できる半角記号は、以下のとおりです。

指定項目

空白

!

"

#

$

%

&

'

(

)

*

+

,

-

`

.

server.hostname

default.userid


指定項目

/

:

;

<

=

>

?

@

[

\

]

^

_

{

|

}

~

server.hostname

default.userid

○:指定できる文字


注4:配信管理サーバの環境設定後や運用中に、「folder.rootpath」キーの値を変更する場合は、サービスの停止などの操作が必要です。

「folder.rootpath」キーの値を変更する場合の手順については、“8.1 配信フォルダの帳票を格納するフォルダの変更”を参照してください。

注意

  • 配信管理サーバで指定するユーザの認証方法および認証先は、リスト管理サーバと同じ方法を指定してください。
    certificate.modeに0(オペレーティングシステムによる認証)を指定して、certificate.typeに3(他のドメイン)を指定した場合は、リスト管理サーバの環境設定で指定する「認証先ドメイン名」には、15文字以内のドメイン名を指定してください。

  • 配信フォルダの共有運用を行う場合は、certificate.typeに2(このコンピュータが所属するドメイン)を指定してください。また、ユーザ認証先のユーザIDで共有ディスクにアクセスするように設定してください。

    設定方法については、“3.4.4 配信フォルダの共有運用の準備<EEのみ>”を参照してください。

記述例

印刷配信の動作環境定義ファイルの記述例(Symfowareの場合)を以下に示します。

#データベースの設定
db.type=0
db.systemname=LWLDSTDB
db.hostname=localhost
db.port=2056
db.datasourcename=LWLDSTDS
db.userid=Administrator
db.password=ListWorks
db.naming.port=10326
classpath.jdbc=C:\SFW\SFWCLNT\JDBC\fjjdbc\lib\fjsymjdbc2.jar
classpath.nls=
path.oci=

#認証
certificate.mode=0
certificate.type=1
#certificate.domainname=ドメイン名
system.usercreatedlib.version=2

#配信管理サーバホスト名
server.hostname=SYS1

#ポート番号
delivery.writer.web.port=80
delivery.manager.web.port=80
delivery.manager.filetrans.port=9564

#帳票作成ユーザ
default.userid=Administrator

#格納場所
folder.rootpath=C:\ListWORKS\Distribute\manager\managefolder

#アクセス権モード
access.mode=1

#ダイレクト印刷
direct.print=0

手順4lwdstmgrenvコマンドの実行

印刷配信の動作環境定義ファイルに指定した値を有効にするため、lwdstmgrenvコマンドを実行します。

lwdstmgrenvコマンドについては、“16.1.3 lwdstmgrenvコマンド”を参照してください。

注意

  • 印刷配信の動作環境定義ファイルには、配信データベースに接続するためのユーザIDやパスワードが記述されています。配信データベースへの不当なアクセスを防止する目的で、印刷配信の環境設定後、印刷配信の動作環境定義ファイルをList Worksサーバ上から削除し、別の場所で大切に管理することを推奨します。

  • lwdstmgrenvコマンドの実行後は、必ず配信データベースの接続確認を行ってください。


手順5配信データベースの接続確認

配信管理サーバと配信データベースの接続確認をします。


配信管理サーバと配信データベースの接続確認をする方法を以下に示します。

  1. Webブラウザで以下に示すURLを指定し、Interstage管理コンソールを起動します。管理者権限を持ったアカウントでログインします。

    https://hostname:port/IsAdmin
    hostname

    List Worksサーバ(配信管理サーバがインストールされているサーバ)のホスト名を指定します。

    port

    Interstage管理コンソールのポート番号を指定します。デフォルトは12000です。

    注意

    SSL暗号化通信を使用しない設定を行った場合は、「https」の部分を「http」に置き換えて指定してください。

    Interstage管理コンソールを使用するうえでの留意事項については、“付録I Interstage管理コンソールを使用するうえでの留意事項”を参照してください。

    →Interstage管理コンソールの画面が表示されます。

  2. 【Interstage管理コンソール】-【Interstage Application Server】-【システム】-【環境設定】をクリックします。

  3. 【クラスパス】エディットボックスに、クラスパスを指定します。

    Symfowareデータベースの場合

    JDBCアーカイブファイル(fjsymjdbc2.jar)の絶対パスを追加します

        Symfowareデータベースのインストール先フォルダ\SFWCLNT\JDBC\fjjdbc\lib\fjsymjdbc2.jar
        例)
          C:\SFW\SFWCLNT\JDBC\fjjdbc\lib\fjsymjdbc2.jar

    Oracleデータベースの場合

    接続する配信データベースに対応するJDK5またはJDK6用のクラスおよびNLSクラスのJDBCアーカイブファイルを絶対パスで指定します。指定するJDBCアーカイブファイルについての詳細は、“Oracleの場合に使用するJDK/JDBCアーカイブファイルについて”を参照してください。

        Oracleホーム・ディレクトリ(注)¥jdbc¥lib¥JDBCアーカイブファイル名
        Oracleホーム・ディレクトリ(注)¥jlib¥orai18n.jar
        注:
        64bit版 Oracle Serverを使用する場合は、「32bit版 Oracle ClientのOracleホーム・ディレクトリ」を指定してください。
        例)
        C:¥app¥username¥product¥11.2.0¥dbhome_1¥jdbc¥lib¥ojdbc6.jar
        C:¥app¥username¥product¥11.2.0¥dbhome_1¥jlib¥orai18n.jar

    参考

    配信データベースの接続確認後、追加したクラスパスを削除しても運用上問題ありません。

  4. Oracleデータベースの場合、OCIライブラリの格納先を指定します。

    【パス】エディットボックスに、「Oracleホーム・ディレクトリ¥bin」を絶対パスで指定します。64bit版 Oracle Serverを使用する場合は、「32bit版 Oracle ClientのOracleホーム・ディレクトリ¥bin」を指定します。

    例)
      C:¥app¥username¥product¥11.2.0¥dbhome_1¥bin
  5. 【適用】ボタンをクリックします。

  6. 【Interstage管理コンソール】-【Interstage Application Server】-【システム】-【リソース】-【JDBC】をクリックします。

    →右の画面にJDBCデータソースの一覧が表示されます。

  7. 一覧からデータソース名「LWLDSTDS」をクリックして、環境設定画面を表示します。

    注意

    印刷配信の環境設定の「db.datasourcename」キーで「LWLDSTDS」以外を指定している場合は、指定したデータソース名をクリックしてください。印刷配信の環境設定はlwdstmgrenvコマンドで確認してください。

  8. 環境設定画面の【DB接続テスト】ボタンをクリックし、配信データベースの接続確認をします。

  9. 接続確認に成功した場合は、以下の内容のメッセージが表示されます。

    IS: 情報: is40303: JDBCデータソース接続テストに成功しました(定義名=LWLDSTDS)

    接続確認に失敗した場合は、以下の内容のメッセージが表示されます。メッセージに表示されるエラー情報を参考にして、“手順3:印刷配信の動作環境定義ファイルの編集”から再度行ってください。

    IS: エラー: is40304: JDBCデータソース接続テストに失敗しました(定義名=LWLDSTDS, エラー情報=[SymfoWARE ODBC Driver][SymfoWARE Server] JYP1011E 利用者の認証ができません.)