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Interstage List Works V10.3.0 帳票印刷配信手引書
FUJITSU Software

3.9.4 配信管理サーバの環境設定ファイルの編集

配信管理サーバの環境設定ファイル(lwdstmgr.ini)を編集します。環境設定ファイルは、以下の場所に格納されています。

List Worksのインストール先フォルダ\Distribute\manager\ini

配信管理サーバの環境設定ファイルの編集規約とキーの説明を以下に示します。

編集規約

キーの説明

配信管理サーバの環境設定ファイルの以下のキーを修正します。

セクション名

キー名

キーの設定内容(設定値)

必須

初期値

oprlog

logfolder

配信管理サーバの操作ログの格納場所を指定します。クラスタシステム運用の場合は、共有ディスクのフォルダを指定します。

存在するフォルダを210バイト以内のフルパスで指定します。省略した場合や存在しないフォルダを指定した場合は、以下のフォルダが指定されたものとして動作します。

  List Worksのインストール先フォルダ\Distribute\oprlog

filetype

操作ログのファイルの作成方法を指定します。

下記以外の値が指定された場合、設定が省略された場合は、0が指定されたものとして動作します。

  0:操作ログをサイクリックで出力します。以下のファイル名で操作ログファイルが作成されます。
      lwdstlog_IPアドレス_nn.csv
      IPアドレス:操作ログを出力したサーバのIPアドレス
      nn:自動で採番される2桁の「00」以上の数値
  1:操作ログを日単位に出力します。以下のファイル名で操作ログファイルが作成されます。
      lwdstlog_YYYYMMDD_IPアドレス_nn.csv
      YYYYMMDD:操作ログを出力した日付
      IPアドレス:操作ログを出力したサーバのIPアドレス
      nn:自動で採番される2桁の「00」以上の数値

0

regist

trkRegPeerPort

List WorksサーバのWebサーバのポート番号を1~65535の範囲で指定します。通常は設定値を変更する必要はありません。配信管理サーバのWebサーバのポート番号を変更した場合に設定してください。1~65535以外の値を指定した場合、または設定が省略された場合は初期値「80」が指定されます。

ポート番号を変更する場合は、ポート番号は、以下の範囲で未使用の値を指定してください。

  • Windows Server 2003の場合
    5001~49151

  • Windows Server 2012、Windows Server 2008の場合
    1024~49151

80


記述例

配信管理サーバの環境設定ファイルの記述例を以下に示します。

[oprlog]
# 配信管理サーバの操作ログの格納場所
logfolder=D:\data\oprlog

# 配信管理サーバの操作ログのファイルの作成方法
# 0:サイクリックで出力、1:日単位で出力
filetype=0

[regist]
# List WorksサーバのWebサーバのポート番号
trkRegPeerPort=80