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Interstage List Works V10.3.0 帳票印刷配信手引書
FUJITSU Software

3.8.2 配信操作画面のワークユニットの作成手順

以下の手順で配信操作画面のワークユニットの作成を行います。

手順1:web.xmlファイルの修正

以下のファイルを修正します。

  List Worksのインストール先フォルダ\Distribute\manager\gui\app\WEB-INF\web.xml

<param-name> app.pathの<param-value>に、List Worksのインストール先フォルダ\Distribute\manager\guiを絶対パスで指定します。

記述例
・
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<param-name>app.path</param-name>
<param-value>C:¥ListWORKS¥Distribute¥manager¥gui</param-value>
・
・

注意

web.xmlはUTF-8で記述されていることを確認してください。web.xmlがUTF-8で記述されていない場合、ワークユニットの起動でエラーになります。

特に、タグの内容やコメントに日本語の文字列を使用する場合は注意が必要です。


手順2:WAR(Web Archive)ファイルの作成

jarコマンドを使用し、配信操作画面用のWARファイルを作成します。

  アーカイブファイル名         :List Worksインストール先フォルダ\Distribute\manager\gui\listdistributor.war
  アーカイブ対象のフォルダパス :List Worksインストール先フォルダ\Distribute\manager\gui\app .

List Worksのインストール先フォルダが「C:\ListWORKS」で、配信操作画面用のWARファイルを「C:\ListWORKS\Distribute\manager\gui」に作成する場合の例を以下に示します。

jar -cvf C:\ListWORKS\Distribute\manager\gui\listdistributor.war -C C:\ListWORKS\Distribute\manager\gui\app .

手順3:Interstage管理コンソールの起動

以下の手順で、Interstage管理コンソールを起動します。

  1. Web ブラウザで、以下に示すURL を指定し、Interstage管理コンソールのログイン画面を表示します。

    https://hostname:port/IsAdmin
    hostname

    List Worksサーバ(配信管理サーバがインストールされているサーバ)のホスト名を指定します。

    port

    Interstage管理コンソールのポート番号を指定します。デフォルトは12000です。

    注意

    SSL暗号化通信を使用しない設定を行った場合は、「https」の部分を「http」に置き換えて指定してください。

    Interstage管理コンソールを使用するうえでの留意事項については、“付録I Interstage管理コンソールを使用するうえでの留意事項”を参照してください。
  2. 管理者権限を持つユーザIDとパスワードを指定し、【ログイン】ボタンをクリックします。

    →Interstage管理コンソールの画面が表示されます。


手順4:ワークユニットの作成

Interstage 管理コンソールで、配信操作画面のWebアプリケーションを配備するIJServerのワークユニットを作成します。以下の手順でワークユニットを作成します。

  1. Interstage 管理コンソールの左側のツリー画面で、【システム】の【ワークユニット】をクリックします。

  2. 【ワークユニット:状態】画面の【新規作成】タブをクリックします。

  3. ワークユニットの名前を指定します。「簡易設定」の「ワークユニット名」エディットボックスに、「LWDST_MGUI」を指定してください。

    注意

    ワークユニット名に「LWDST_MGUI」以外は、指定しないでください。

  4. 「詳細設定[表示]」をクリックします。

  5. 「IJServer設定[表示]」をクリックします。

  6. IJServerタイプを指定します。IJServerタイプは以下のいずれかを選択してください。

    • WebアプリケーションとEJBアプリケーションを同一JavaVMで運用

    • WebアプリケーションとEJBアプリケーションを別JavaVMで運用

    • Webアプリケーションのみ運用

  7. 【作成】ボタンをクリックします。

    →「LWDST_MGUI」ワークユニットが作成されます。


手順5:ワークユニットの設定

Interstage管理コンソールで、作成したワークユニットを設定します。以下の手順で「LWDST_MGUI」ワークユニットを設定します。

  1. Interstage 管理コンソールの左側のツリー画面で、【システム】の【ワークユニット】をクリックします。

  2. 【LWDST_MGUI】をクリックします。

  3. 【LWDST_MGUI:操作】画面の【環境設定】タブをクリックします。

  4. 「ワークユニット設定[表示]」をクリックします。

  5. クラスパスを指定します。「クラスパス」エディットボックスに、以下のパスを絶対パスで指定します。各クラスパスを指定するときは、行の最後で改行してください。

    • JDBCドライバのパス名

      Symfowareの場合

      接続する配信データベースに対応するJDBCアーカイブファイル(fjsymjdbc2.jar)を絶対パスで指定します。

      例)
        C:\SFW\SFWCLNT\JDBC\fjjdbc\lib\fjsymjdbc2.jar

      Oracleの場合

      接続する配信データベースに対応するJDK5またはJDK6用のクラスおよびNLSクラスのJDBCアーカイブファイルを絶対パスで指定します。64bit版Oracle Serverを使用する場合は、32bit版Oracle Clientのパスを指定します。指定するJDBCアーカイブファイルについての詳細は、“Oracleの場合に使用するJDK/JDBCアーカイブファイルについて”を参照してください。

      例)
        C:\app\username\product\11.2.0\dbhome_1\jdbc\lib\ojdbc6.jar
        C:\app\username\product\11.2.0\dbhome_1\jlib\orai18n.jar
    • List Worksのインストール先フォルダ\Distribute\manager\classes\lwdstapi.jar

    • List Worksのインストール先フォルダ\Distribute\manager\classes\lwdstmgr.jar

    • List Worksのインストール先フォルダ\Distribute\manager\classes\lwdstcif.jar

    • List Worksのインストール先フォルダ\Distribute\manager\classes\lwdstgui.jar

    • List Worksのインストール先フォルダ\Distribute\manager\conf

    • List Worksのインストール先フォルダ\Distribute\manager\gui\property

    • List Worksのインストール先フォルダ\classes\framework.jar

    • List Worksのインストール先フォルダ\classes\lwcommon.jar

    • List Worksのインストール先フォルダ\classes\lwgwbase.jar

    • List Worksのインストール先フォルダ\classes\lwtrace.jar

    • List Worksのインストール先フォルダ\classes\lwdstutil.jar

  6. Oracleの場合は、OCIライブラリの格納先を指定します。
    「パス」エディットボックスに、「Oracleホーム・ディレクトリ¥bin」を絶対パスで指定します。64bit版 Oracle Serverを使用する場合は、「32bit版 Oracle ClientのOracleホーム・ディレクトリ¥bin」を指定します。

    例)
      C¥:app¥username¥product¥11.2.0¥dbhome_1¥bin
  7. Java バージョンを指定します。
    List Worksの提供媒体に格納されているInterstage Application ServerまたはInterstage Application Server V11をインストールした場合は、「Javaバージョン」コンボボックスから「6」を選択します。
    Interstage Application Server V9またはV10をインストールした場合は、「5.0」を選択します。

  8. JavaVMオプションに以下を記載します。

    -Xms16m -Xmx256m -DWORK_UNIT_TYPE=GUI -Dcom.fujitsu.interstage.servlet.request.maxContentLength=25600
  9. 【適用】ボタンをクリックします。

    →「LWDST_MGUI」ワークユニットが設定されます。


手順6:Webアプリケーションの配備

Interstage管理コンソールで、Webアプリケーションを配備します。以下の手順でWebアプリケーションを配備します。

  1. Interstage 管理コンソールの左側のツリー画面で、【システム】の【ワークユニット】をクリックします。

  2. 【LWDST_MGUI】をクリックします。

  3. 【LWDST_MGUI:操作】画面の【配備】タブをクリックします。

  4. 配備ファイルに、「ファイルをアップロードして配備する」を選択し、“手順2:WAR(Web Archive)ファイルの作成”で作成したWARファイルのパスを指定します。

  5. 「詳細設定[表示]」をクリックします。

  6. 「Web アプリケーション設定[表示]」をクリックします。

  7. Web アプリケーション名に、「listdistributor」が指定されていることを確認します。

    注意

    Webアプリケーション名は、「listdistributor」以外に変更しないでください。

  8. 【配備】ボタンをクリックします。

    →Web アプリケーションが配備されます。