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Interstage List Works V10.3.0 帳票印刷配信手引書
FUJITSU Software

3.8 ワークユニットの作成

配信管理サーバに、以下のワークユニットを作成します。

配信フォルダの共有運用の場合は、ワークユニットのDBコネクションの設定を変更します。

ワークユニットのDBコネクションの設定変更については、“3.10 ワークユニットの設定変更(配信フォルダの共有運用の場合)”を参照してください。


参考

上記3種類のワークユニットは、サンプルスクリプト(createWU.bat)を利用して作成することができます。


サンプルスクリプトの格納場所

  List Worksのインストール先フォルダ\Distribute\manager\setup\samples


サンプルスクリプトを利用したワークユニット作成手順を以下に示します。

  1. 以下の場合、ワークユニット作成用のサンプルスクリプト(createWU.bat)を開き、内容を変更して保存します。

    • List Worksに同梱されているSymfowareを使用し、Symfowareのインストール先を変更している場合

    • 製品版のSymfowareを利用する場合

    • Oracleを利用する場合


    Symfowareの場合

    JDBCドライバの絶対パスを変更します。

    項目

    編集内容

    編集箇所(太字下線の部分)

    JDBCドライバのパス

    接続する配信データベースに対応するJDBCアーカイブファイルを絶対パスで指定します。

    set JDBCCLASSPATH=C:\SFW\SFWCLNT\JDBC\fjjdbc\lib\fjsymjdbc2.jar


    Oracleの場合

    JDBCドライバのパスおよび、OCIのライブラリの格納先を変更します。

    項目

    編集内容

    編集箇所(太字下線の部分)

    JDBCドライバのパス

    接続する配信データベースに対応するJDK5またはJDK6用のクラスおよびNLSクラスのJDBCアーカイブファイルを絶対パスで指定します。64bit版 Oracle Serverを使用する場合は、32bit版 Oracle Clientのパスを指定してください。

    指定するJDBCアーカイブファイルについての詳細は、“Oracleの場合に使用するJDK/JDBCアーカイブファイルについて”を参照してください。

    複数のファイルを指定する場合は、半角セミコロン「;」で区切ります。

    set JDBCCLASSPATH=C:¥app¥username¥product¥11.2.0¥dbhome_1¥jdbc¥lib¥ojdbc6.jar;C:¥app¥username¥product¥11.2.0¥dbhome_1¥jlib¥orai18n.jar

    OCIのライブラリの格納先

    OCIのライブラリが格納されている「Oracleホーム・ディレクトリ¥bin」を絶対パスで指定します。

    64bit版 Oracle Serverを使用する場合は、以下を指定してください。

    「32bit版 Oracle ClientのOracleホーム・ディレクトリ¥bin」

    set OCIPATH=C:¥app¥username¥product¥11.2.0¥dbhome_1¥bin


  2. 管理者権限のあるユーザでコマンドプロンプトを起動し、サンプルスクリプトの格納場所にフォルダを移動して、サンプルスクリプトを実行します。

    Windows Server 2008またはWindows Server 2012で実行する場合は、コマンドプロンプトを「管理者として実行」を選択して起動し、管理者権限に昇格させたコマンドプロンプトで実行してください。

    例)
      C:\ListWORKS\Distribute\manager\setup\samples> createWU.bat
  3. コマンドプロンプト上に、「ワークユニットの作成手順が完了しました。」のメッセージが表示されることを確認します。

    「ワークユニットの作成手順が完了しました」のメッセージの前に、エラーメッセージが出力されている場合は、各ワークユニットの作成手順に従って作成してください。


以下に、ワークユニットの種類ごとに作成手順を説明します。