List Creator帳票、NetCOBOL/MeFt帳票を帳票仕分け管理機能で運用するために、仕分け仮想プリンタを作成します。
仕分け仮想プリンタは、帳票出力アプリケーションがあるサーバに作成します。
Windowsサーバの場合
仕分け仮想プリンタの作成では、電子保存装置としてデータ転送コネクタを設定します。
【スタート】メニューの【すべてのプログラム】-【List Works】-【環境設定】-【データ転送コネクタ一覧】をクリックします。
⇒【ユーザアカウント制御】ダイアログボックスが表示されます。
【続行】ボタンをクリックします。
⇒【List Works データ転送コネクタ一覧】ダイアログボックスが表示されます。
【管理】メニューの【追加】をクリックします。
⇒【データ転送コネクタ情報設定-追加】ダイアログボックスが表示されます。
「データ転送コネクタ」にデータ転送コネクタ名、「ホスト名」に「localhost」を入力し、「受信フォルダ」に「<PrintASSORT>」を選択し、【OK】ボタンをクリックします。
受信フォルダに「<PrintASSORT>」を選択した場合に、仕分けできるようになります。
Solarisサーバの場合
lvprtadmコマンドにより、作成します。lvprtadmコマンドの詳細は、“コマンドリファレンス”を参照してください。
注意
Solaris版の場合、仕分けを行うかどうかは、LD_LIBRARY_PATH変数に指定します。仕分け仮想プリンタで切り分けることはできません。
(2) フォント名対応ファイルの作成<Solaris版のみ>
Solaris上の帳票出力アプリケーションが出力した帳票を帳票仕分け管理機能で運用するために、指定された文字フォント名をWindowsの文字フォント名に置き換える必要があります。文字フォント名の置き換えは、フォント名対応ファイルに定義します。
フォント名対応ファイルは、「lwfontmap.ini」という名前のファイルです。フォント名対応ファイルの格納ディレクトリは、以下のとおりです。
/opt/FJSVpast/etc
フォント名対応ファイルの書式は、以下のとおりです。
文字フォント名および文字セット名「tab」 Windowsフォント名
文字フォント名および文字セット名とWindowsフォント名と文字配列テーブルのタイプの間は、1つ以上のTabで区切ってください。
先頭の#は、コメント行を表します。
文字フォント名および文字セット名がフォント名対応ファイルに定義されていない場合、文字フォント名および文字セット名の置き換えは行われません。帳票出力アプリケーションで指定したフォント名がそのまま使用されます。
文字フォント名および文字セット名の指定には、ワイルドカード「*」の指定が可能です。
フォント名および文字セット名 WINDOWS-FONT : 完全一致の置き換え フォント名および文字セット名* WINDOWS-FONT : 先頭一致の置き換え *フォント名および文字セット名* WINDOWS-FONT : 部分一致の置き換え *フォント名および文字セット名 WINDOWS-FONT : 末尾一致の置き換え
先頭が「SC」で始まる文字セット名を「MS 明朝」に置き換える場合の設定例
SC* MS 明朝
(注)
注:「MS」は全角で記述
すべての文字フォント名を「MS ゴシック」に置き換える場合の設定例
* MS ゴシック
(注)
注:「MS」は全角で記述
製品インストール時のフォント名対応ファイルの初期値は、以下のとおりです。
# 1) “Gothic”という文字列がどこかに含まれる場合 : # Windowsフォント名は MS ゴシック(注) # 文字配列テーブルのタイプは省略 # 2) その他の場合 : # Windowsフォント名は MS 明朝(注) # 文字配列テーブルのタイプは省略 *Gothic* MS ゴシック(注) * MS 明朝(注)
注:「MS」は全角で記述
Solaris版では、帳票出力アプリケーションを実行する場合、次の環境変数を設定してください。
(4) アプリケーションの実行
帳票の出力先をList Worksに設定して、帳票出力アプリケーションを実行します。