Interstage List Works V10.3.0 帳票仕分け手引書

3.6.2 astfdefコマンド(富士通ホスト帳票用の適用コマンド)

記述形式

Windows版

Solaris版

注意

• 分散印刷運用で、-L、-P、-W、-J、-Oオプションを指定した場合は、対象の仕分け定義ファイル名を、必ず指定してください。このとき、仕分け定義ファイルの拡張子「.ast」の指定は不要です。

• ファイル転送運用の場合、仕分け定義ファイル名には拡張子「.ast」を指定してください。

• 複数の仕分け定義ファイルを同時に指定することはできません。

説明(分散印刷運用の場合)

オプション省略時

以下の仕分け定義ファイルに対する修正が有効になります。

  Windows版：List Worksインストールフォルダ\PrintASSORT\Define\common.ast
  Solaris版：/opt/FJSVpast/define/common.ast

-L LU名

以下の仕分け定義ファイルに対する修正が有効になります。

  Windows版：List Worksインストールフォルダ\PrintASSORT\Define\Lu\LU名.ast

-P 帳票パターン名

以下の仕分け定義ファイルに対する修正が有効になります。

  Windows版：List Worksインストールフォルダ\PrintASSORT\Define\Pattern\帳票パターン名.ast

-W ライタ名

以下の仕分け定義ファイルに対する修正が有効になります。

  Windows版：List Worksインストールフォルダ\PrintASSORT\Define\Writer\ライタ名.ast
  Solaris版：/opt/FJSVpast/define/writer/ライタ名.ast

-J ジョブ名

以下の仕分け定義ファイルに対する修正が有効になります。

  Windows版：List Worksインストールフォルダ\PrintASSORT\Define\Jobname\ジョブ名.ast
  Solaris版：/opt/FJSVpast/define/jobname/ジョブ名.ast

-O オーバレイ名

以下の仕分け定義ファイルに対する修正が有効になります。

  Windows版：List Worksインストールフォルダ\PrintASSORT\Define\Overlay\オーバレイ名.ast
  Solaris版：/opt/FJSVpast/define/overlay/オーバレイ名.ast

説明(ファイル転送運用の場合)

-D 仕分け定義ファイル名

仕分け定義ファイルをフルパスで指定します。 仕分け定義ファイル名は任意の名前を指定できます。

使用例(分散印刷運用の場合)

オーバレイABCDを使用している帳票の仕分け定義ファイルを有効にします。

• Windows版

  List Worksインストールフォルダ\PrintASSORT\Define\Overlay\ABCD.astの場合

  List Worksインストールフォルダ\PrintASSORT\Bin\astfdef -O ABCD

• Solaris版

  /opt/FJSVpast/define/overlay/ABCD.astの場合

  /opt/FJSVpast/bin/astfdef -O ABCD

  
  

使用例(ファイル転送運用の場合)

帳票の仕分け定義ファイルを有効にします。

• Windows版

  C:\temp\ABCD.astの場合

  List Worksインストールフォルダ\PrintASSORT\Bin\astfdef -D C:\temp\ABCD.ast

• Solaris版

  /tmp/ABCD.astの場合

  /opt/FJSVpast/bin/astfdef -D /tmp/ABCD.ast

  
  

復帰値

0

正常

0以外

異常