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ETERNUS SF Storage Cruiser 15.3 運用ガイド
ETERNUS

8.2.2 ETERNUS ディスクアレイの交換

ETERNUS ディスクアレイを装置ごと交換する場合は、以下の手順でアクセスパスを再設定してください。

  1. 構成情報の統一

    1. 新装置のハードウェアの構成定義を、交換対象の装置と同じ構成にします。

    2. 新装置に、交換対象装置とは異なるIPアドレスを割り当てます。
      新装置を交換対象装置と異なるIPアドレスで設定できない場合は、本製品で新装置を検出する前に、交換対象装置のアクセスパスをすべて削除して、新たに新装置のアクセスパスを設定してください。

  2. 新装置を本製品へ登録

    1. グローバルナビゲーションタブの[ストレージ]をクリックします。

    2. アクションペインで、[ストレージ]の下にある[追加]をクリックします。

    3. 新装置を登録します。
      ディスクアレイ一覧画面に新装置が表示されることを確認してください。

  3. 新装置にライセンス登録

    1. グローバルナビゲーションタブの[ストレージ]をクリックします。

    2. メインペインで新装置名をクリックします。

    3. カテゴリーペインで、[システム]をクリックします。

    4. メインペインで、ライセンスのチェックボックスをチェックします。

    5. アクションペインで、[ライセンス]の下にある[登録]をクリックします。

    6. ライセンスを登録します。
      ライセンス一覧画面でライセンスの登録状況を確認してください。

  4. アクセスパス削除

    1. グローバルナビゲーションタブの[サーバ]をクリックします。

    2. [サーバ]ペインで、[アクセスパス]をクリックします。

    3. メインペインで、交換対象装置に設定されているアクセスパスのチェックボックスをチェックします。

    4. アクションペインで、[アクセスパス]の下にある[削除]をクリックします。

    5. アクセスパスを削除します。
      アクセスパス一覧画面で、交換対象装置に設定されているアクセスパスが削除されていることを確認してください。

  5. アクセスパス追加

    1. グローバルナビゲーションタブの[サーバ]をクリックします。

    2. [サーバ]ペインで、[アクセスパス]をクリックします。

    3. アクションペインで、[アクセスパス]の下にある[追加(ETERNUS)]をクリックします。

    4. アクセスパスを登録します。アクセスパスの定義は以下を選択してください。

      • HBA: 交換対象装置と論理結線されていたHBA

      • ポート: 新装置に搭載されているポート

      • Affinity Group: 新装置に作成した交換対象装置と同じアフィニティグループ

      アクセスパス一覧画面で、新装置に搭載されているポートを使ったアクセスパスが作成されていることを確認してください。

  6. 交換対象装置のライセンス削除

    1. グローバルナビゲーションタブの[ストレージ]をクリックします。

    2. メインペインで、交換対象の装置名をクリックします。

    3. カテゴリーペインで、[システム]をクリックします。

    4. メインペインで、ライセンスのチェックボックスをチェックします。

    5. アクションペインで、[ライセンス]の下にある[削除]をクリックします。

    6. ライセンスを削除します。
      ライセンス一覧画面でライセンスの登録状況を確認してください。

  7. 交換対象装置を本製品から削除

    1. グローバルナビゲーションタブの[ストレージ]をクリックします。

    2. メインペインで、交換対象の装置のチェックボックスをチェックします。

    3. アクションペインで、[ストレージ]の下にある[削除]をクリックします。

    4. 交換対象の装置を削除します。
      ディスクアレイ一覧画面から交換対象の装置が削除されることを確認してください。

  8. 後作業

    アクセスパス作成後、活性構成変更をサポートしていないサーバノードを再起動してください。

    活性構成変更をサポートしているサーバノードでは、OSやHBAドライバに対して、活性構成変更を指示するコマンドの実行などが必要です。例えば、HBAドライバがFUJITSU PCI Fibre Channelの場合、chgfcctlまたはclchgfcコマンドを実行する必要があります。