ポートゾーニングでも運用可能ですが、「4.2.1 SN200(Brocade)ファイバーチャネルスイッチ」で記述しているように完全なゾーニングセキュリティ管理を実現するため、本製品では1対1の WWPN ゾーニング設定を推奨します。1対1の WWPN ゾーニングへの変更方法は、以下のとおりです。
すべてのスイッチポートに監視対象の装置がすべて接続されていることを確認してください。
sanma.conf ファイルを変更します。「A.2 sanma.conf パラメーター説明」を参照して SET_SW_ZONING_ALWAYS を、1 に設定してください。
Webコンソールで設定ファイルの更新を実施するか、マネージャーを再起動して、当ファイルの内容を反映します。
Webコンソールでポートゾーニングに対応するアクセスパスを追加します。
アクセスパスの追加が完了した後、Webコンソールでポートゾーニングと同じ内容を示す WWPN ゾーニングが表示されていることを確認し、指定のポートゾーニングを削除します。
注意
複数ポートゾーニング設定の場合は、それぞれに対応する WWPN ゾーニングを設定するまで複数ポートゾーニングを削除しないように注意してください。
手順 3 から手順 4 を繰り返してください。
必要に応じて、手順 2 で設定した設定を元に戻してください。
ゾーニングの設定変更は、ファイバーチャネルスイッチの WEBTOOLS のゾーンアドミニストレーション画面や Telnet 機能でも実施できます。
ポイント
ゾーニングの設定変更は、本プロパティ画面を開くときに選択したファイバーチャネルスイッチが属するファブリック内(カスケード接続しているすべてのファイバーチャネルスイッチ)で、最新ファームウェアを搭載するファイバーチャネルスイッチに対して実施されます。