[名称]
[形式]
表単位レプリケーションの場合で、抽出定義の定義ファイルを作成する場合
lxrepmkdef -k CRE -r 抽出定義名 -d データベース名.スキーマ名.表名 [ -f 出力先ディレクトリパス名 ]
グループ単位レプリケーションの場合で、抽出定義の定義ファイルを作成する場合
lxrepmkdef -k CRE -g レプリケーショングループ名 -d データベース名 -t 情報ファイル名 [ -f 出力先ディレクトリパス名 ]
表単位レプリケーションの場合で、DBサービス定義の定義ファイルを作成する場合
lxrepmkdef -k GEN -D SYMFO -r INTABLE識別名 -d データベース名.スキーマ名.表名 [ -f 出力先ディレクトリパス名 ]
グループ単位レプリケーションの場合で、DBサービス定義の定義ファイルを作成する場合
lxrepmkdef -k GEN -D SYMFO -g REPLICAGROUP識別名 -d データベース名 -t 情報ファイル名 [ -f 出力先ディレクトリパス名 ]
レプリケーション用に業務定義の定義ファイルを作成する場合
lxrepmkdef -k WRK -n 業務名 -m { DIFF | ALL } -p { PUSH | PULL } [ -t 情報ファイル名 ] [ -f 出力先ディレクトリパス名 ]
[機能説明]
本コマンドは、以下に示す定義ファイルを作成します。
複写元データベースの定義情報から、抽出定義の定義ファイルの雛型を自動作成します。Symfoware抽出レプリケーションの場合に使用できます。
利用者は、出力されたファイルを必要に応じてカスタマイズし、抽出定義コマンド(lxrepcreコマンド)の入力ファイルとして使用できます。
複写先データベースの定義情報から、DBサービス定義ファイルの雛型を自動作成します。Symfoware抽出レプリケーションの場合で、複写先データベースがSymfoware/RDBの場合に使用できます。
利用者は、出力されたファイルを必要に応じてカスタマイズし、DBサービス定義の定義ファイルとして使用できます。
[オプションの意味]
作成する定義ファイルの種類を指定します。
CRE:抽出定義の定義ファイルを作成する場合に指定します。
GEN:DBサービス定義の定義ファイルを作成する場合に指定します。
WRK:業務定義の定義ファイルを作成する場合に指定します。
複写先データベースの種類を指定します。
SYMFO:定義ファイルの対象とするデータベースがSymfoware/RDBであることを意味します。
表単位のレプリケーションの抽出定義およびDBサービス定義の定義ファイルを作成する場合に指定します。
抽出定義名:抽出定義の定義ファイルを作成する場合に指定します。
INTABLE識別名:DBサービス定義の定義ファイルを作成する場合に指定します。
グループ単位のレプリケーションの抽出定義およびDBサービス定義の定義ファイルを作成する場合に指定します。
レプリケーショングループ名:抽出定義の定義ファイルを作成する場合に指定します。
REPLICAGROUP識別名:DBサービス定義の定義ファイルを作成する場合に指定します。
-rオプションを指定した場合は、データベース名、スキーマ名、表名をピリオド“.”で区切って指定します。
-gオプションを指定した場合は、データベース名だけを指定します。
情報ファイル名を214バイト以内の絶対パスで指定します。
-gオプションまたは-kオプションを指定した場合に指定します。
情報ファイルの記述形式は、“6.17.1 情報ファイルの記述形式”を参照してください。
本コマンドで作成する定義ファイルの出力先パス名を214バイト以内の絶対パス名で指定します。
空白を含むディレクトリパス名は指定できません。
本オプションを省略した場合、本コマンドを実行したディレクトリに定義ファイルを作成します。
作成したファイルのファイル名は以下のようになります。
-kオプションにCREを指定し、-rオプションを指定した場合
抽出定義名.def
-kオプションにCREを指定し、-gオプションを指定した場合
レプリケーショングループ名.def
-kオプションにGENを指定し、-rオプションを指定した場合
INTABLE識別名.def
-kオプションにGENを指定し、-gオプションを指定した場合
REPLICAGROUP識別名.def
-kオプションにWRKを指定した場合
業務定義名.def
作成するレプリケーション業務の業務名を指定します。
レプリケーションの運用形態を指定します。
DIFF:一括差分複写業務
ALL :全複写業務
レプリケーション業務の業務形態を指定します。
PUSH:押出型業務
PULL:取込み型業務
[注意事項]
本コマンドで作成する抽出定義の定義ファイルの雛型、DBサービス定義ファイルの雛型は、複写元データベースと複写先データベースの各列構成が対応していることを前提としています。
対応していない場合は、出力されたファイルを必要に応じてカスタマイズしてください。
本コマンド実行時には、レプリケーション対象となるデータベースが作成されている必要があります。
本コマンド実行時には、Symfoware/RDBが起動されている必要があります。
抽出定義名の規約については、“6.1.2 定義項目”を参照してください。
レプリケーショングループ名の規約については、“6.1.2 定義項目”を参照してください。
INTABLE識別名の規約については、“Linkexpress 運用ガイド”を参照してください。
REPLICAGROUP識別名の規約については、“6.34.1.3 REPLICAGROUP定義文”のNAMEオペランドを参照してください。
-fオプションに指定した出力先ディレクトリパスは、事前に作成しておく必要があります。
本コマンドの実行者は、-fオプションに指定した出力先ディレクトリパス対してファイルを作成する権限が必要です。
業務定義名の規約については、“Linkexpress 運用ガイド”を参照してください。
-dオプションに指定できるデータベース名、スキーマ名および表名は、半角英数字および日本語が18文字まで指定できます。なお、組み合わせる製品のバージョンによっては、半角英数字を最大36文字まで指定できます。詳細は、“1.7 リリース情報”を参照してください。
[復帰値]
0:正常終了
1:異常終了