[名称]
[形式]
表単位のレプリケーションでの業務の確定の場合
lxcmtdb -m { all | diff } -r 抽出定義名 [ -d DB動作環境定義ファイル配置ディレクトリパス名 ]
グループ単位のレプリケーションでの全複写業務の確定の場合
lxcmtdb -m all -g レプリケーショングループ名 -r 抽出定義名 [ -d DB動作環境定義ファイル配置ディレクトリパス名 ]
グループ単位のレプリケーションでの一括差分複写業務の確定、またはグループ単位のレプリケーションでの業務の強制取消しの場合
lxcmtdb -m { diff | force } -g レプリケーショングループ名 [ -d DB動作環境定義ファイル配置ディレクトリパス名 ]
[機能説明]
指定した抽出定義について、抽出データ格納ファイルを削除することにより、業務の確定を行います。
[オプションの意味]
確定方法を指定します。
all :全複写業務の確定を行います。
diff :一括差分複写業務の確定を行います。
force:差分ログ抽出中にシステムダウンなどにより抽出処理が中断された場合、一括差分複写業務を強制的に取り消します。
グループ単位のレプリケーションの場合、確定する全複写業務または一括差分複写業務のレプリケーショングループ名を指定します。
表単位のレプリケーションの場合、確定する全複写業務または一括差分複写業務の抽出定義名を指定します。
グループ単位のレプリケーションの場合、確定する全複写業務の抽出定義名を指定します。
LinkexpressのDB動作環境定義ファイルの配置ディレクトリパス名を120バイト以内の絶対パス名で指定します。
本オプションを指定した場合、以下のDB動作環境定義が採用されます。なお、本オプションを省略した場合、環境変数LXDBENVで指定されたLinkexpressのDB動作環境定義が採用されます。
Windowsの場合
表単位のレプリケーションの全複写または一括差分複写業務を確定する場合、またはグループ単位のレプリケーションの全複写業務を確定する場合
DB動作環境定義ファイル配置ディレクトリパス名\RDBシステム名_抽出定義名.env(注)
グループ単位のレプリケーションの一括差分複写業務を確定する場合、またはグループ単位のレプリケーションの業務を強制取消しする場合
DB動作環境定義ファイル配置ディレクトリパス名\RDBシステム名_レプリケーショングループ名.env(注)
注)マルチRDB運用でない場合、RDBシステム名には“RDBII”を指定してください。
Solaris、Linuxの場合
表単位のレプリケーションの全複写または一括差分複写業務を確定する場合、またはグループ単位のレプリケーションの全複写業務を確定する場合
DB動作環境定義ファイル配置ディレクトリパス名/RDBシステム名_抽出定義名.env(注)
グループ単位のレプリケーションの一括差分複写業務を確定する場合、またはグループ単位のレプリケーションの業務を強制取消しする場合
DB動作環境定義ファイル配置ディレクトリパス名/RDBシステム名_レプリケーショングループ名.env(注)
注)マルチRDB運用でない場合、RDBシステム名には“RDBII”を指定してください。
[注意事項]
確定方法で、直前に実行したデータベース抽出コマンドに指定した抽出方法と同じ確定方法を指定しない場合、本コマンドは異常終了します。
異常完了状態のレプリケーション業務で使用している抽出定義に対して、本コマンドを実行すると、レプリケーション業務が取り消された状態になります。この場合、差分ログを格納した抽出データ格納ファイルが削除されるため、複写先システムに差分ログが複写されません。このため、対象の抽出定義および、対象のレプリケーショングループに属するすべての抽出定義に対して、全複写業務を必ず行うようにしてください。
強制確定で、レプリケーショングループ内に抽出処理実行中の業務が存在すれば、その業務に対しては強制確定対象外となります。
マルチRDB運用のときは、環境変数RDBNAMEで対象のRDBシステム名を設定してください。
[復帰値]
0:正常終了
4:正常終了(警告あり)
8:異常終了(一時エラー)
12:異常終了(永久エラー)
128/134:プログラム障害