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Interstage Web Server Express インストールガイド
FUJITSU Software

4.4.1 インストールパラメーターCSVファイルの作成

システムの運用で必要となるサーバタイプまたは機能を検討してから、以下の書式にしたがってインストールパラメーターCSVファイルを作成します。


ポイント

インストールパラメーターCSVファイルのサンプルは以下のフォルダに格納しています。

<サーバパッケージDVD>\ISTAGE\citool\sample

4.4.1.1 記述形式

  インストールパラメーターCSVファイルは、各行3列のCSV形式で記述します

セクション名,パラメーター名,設定値
セクション名,パラメーター名,設定値
              :


各列には以下の設定をします。

項目

設定内容

セクション名

セクション名を設定します。なお、セクション名には、以下の2種類あります。
“installinfo”:製品情報を設定します。
“parameters” :本製品の設定パラメーターの情報を設定します。

パラメーター名

パラメーター名を設定します。セクションごとに有効なパラメーターがあります。

設定値

設定値を設定します。


注意

  • 空行を含めることはできません。

  • セクション名、およびパラメーター名は省略できません。

  • セクション名が"installInfo"の行では定義されてないパラメーターを設定することができません。また、同じパラメーターを複数回設定することもできません。

  • セクション名が"parameters"の行で定義されてないパラメーターを設定した場合、実行時に無視されます。また、同じパラメーターを複数回定義した場合、下の行の設定が有効になります。



4.4.1.2 パラメーター一覧

セクションごとに設定可能なパラメーターについて説明します。


installInfoセクション

パラメーター名

設定内容

Name

インストーラ名を設定します。このパラメーターの設定は必須です。
なお、本製品においては、以下の固定値を設定してください。

"isasinst"


ポイント

installInfoセクションで使用できるパラメーターには、"softwareName","OS","Version","Edition"があります。このパラメータの設定値は、サイレントインストールには影響を与えません。
なお、上記のパラメーターの設定値は、1文字以上の半角英数字またはダブルクォート(")とコンマ(,)を除く半角の記号で構成される文字列が有効です。


parametersセクション

パラメーター名

設定内容

ServerType

サーバタイプを設定します。

InstallType

インストールタイプを設定します。

InstallPath

インストール先のフォルダを設定します。

JavaSEKind

Java SEのJDK/JRE種別を設定します。

JavaSE6InstallPath

Java SE 6のインストール先のフォルダを設定します。

JavaSE7InstallPath

Java SE 7のインストール先のフォルダを設定します。

JavaEE5HttpListenerPort

Java EE 5で使用する"HTTPリスナーポート"を設定します。

JavaEE5AdminListenerPort

Java EE 5で使用する"運用管理用HTTPリスナーポート"を設定します。

JavaEE5IiopPort

Java EE 5で使用する"IIOPポート"を設定します。

JavaEE5IiopSSLPort

Java EE 5で使用する"IIOP_SSLポート"を設定します。

JavaEE5IiopMutualauthPort

Java EE 5で使用する"IIOP_MUTUALAUTHポート"を設定します。

JavaEE5JmxAdminPort

Java EE 5で使用する"JMX_ADMINポート"を設定します。

JavaEE5CommonDirectory

Java EE 5で使用する"Java EE共通ディレクトリ"を設定します。

JavaEE5AdminSSL

Java EE 5で使用するInterstage Java EE管理コンソールの運用形態を設定します。

JavaEE6JdkVersion

Java EE 6で使用するJDKのバージョンを設定します。

JavaEE6AdminUser

Java EE 6の管理ユーザーIDを設定します。

JavaEE6AdminPassword

Java EE 6の管理者パスワードを設定します。

JavaEE6DomainAdminPort

Java EE 6で使用する"運用管理用HTTPリスナーポート"を設定します。

JavaEE6HttpListenerPort

Java EE 6で使用する"HTTPリスナーポート"を設定します。

JavaEE6HttpsListenerPort

Java EE 6で使用する"HTTPSリスナーポート"を設定します。

JavaEE6IiopPort

Java EE 6で使用する"IIOPポート"を設定します。

JavaEE6IiopSSLPort

Java EE 6で使用する"IIOP_SSLポート"を設定します。

JavaEE6IiopMutualauthPort

Java EE 6で使用する"IIOP_MUTUALAUTHポート"を設定します。

JavaEE6JmxAdminPort

Java EE 6で使用する"JMX_ADMINポート"を設定します。

JavaEE6CommonDirectory

Java EE 6で使用する"Java EE 6共通ディレクトリ"を設定します。

MngConsolePort

Interstage管理コンソールのポート番号を設定します。

MngConsoleSSL

Interstage管理コンソールの運用形態を設定します。

MngConsoleMessageManual

Interstage管理コンソールでメッセージマニュアルをインストールするかどうかを設定します。

WebServerPort

Webサーバ(Interstage HTTP Server)のポート番号を設定します。

WebServer22Port

Webサーバ(Interstage HTTP Server 2.2)のポート番号を設定します。

FN_機能名

InstallTypeパラメーターで"custom"を指定した場合、インストールする機能に従って、"FN_機能名"の形式のパラメーターを設定します。


parametersセクション(機能選択用)

InstallTypeで"custom"を選択した場合、インストール機能を割り当てた以下のパラメーターを使用して、インストールする機能を選択してください。

パラメーター名

機能名

FN_JAVAEE5

Java EE 5

FN_WEBSERVER

Webサーバ(Interstage HTTP Server)

FN_WEBSERVER22

Webサーバ(Interstage HTTP Server 2.2)

FN_SECURE_COMMUNICATION

セキュア通信サービス

FN_SSO_BS

Interstageシングル・サインオン(業務サーバ)

FN_MANAGEMENT_CONSOLE

Interstage管理コンソール

FN_WEBSERVER_CONNECTOR

Webサーバコネクタ(Interstage HTTP Server用)

FN_WEBSERVER_CONNECTOR22

Webサーバコネクタ(Interstage HTTP Server 2.2用)

FN_JAVAEE6

Java EE 6

FN_JAVASE6

Java SE 6

FN_JAVASE7

Java SE 7


4.4.1.3 パラメーター詳細

パラメーターごとの設定内容について説明します。


ServerType

設定内容

インストールするサーバタイプを設定します。本エディションで選択可能なサーバタイプは、“application”のみです。

関係する機能

共通

有効な設定値

application

省略値

application

備考

  

InstallType

設定内容

インストールタイプを設定します。このパラメーターは、InstallTypeで"application"を選択した場合に有効になります。標準インストール、カスタムインストール、全機能インストールのいずれかを選択します。

関係する機能

共通

有効な設定値

typical [標準インストール]

custom [カスタムインストール]

full [全機能インストール]

省略値

typical

備考

カスタムインストールを指定した場合、"FN_機能名"パラメーターでインストールする機能を選択します。"FN_機能名"パラメーターが存在しない場合、またはすべての設定値が"N"の場合は、必須機能のみインストールされます。


InstallPath

設定内容

製品のインストール先を設定します。

関係する機能

共通

有効な設定値

パス文字列
・64文字以下のパスをドライブ名から指定してください。
・次の文字を含まない半角英数字または半角スペースを使用してください。
"/"、":"、";"、"*"、"?"、"""、"<"、">"、"("、")"、"|"、"#"、"%"、"^"、"!"
※":"は、ドライブ名の次の文字としては使用できます。

省略値

c:\Interstage

備考

  


JavaSEKind

設定内容

インストールするJava SEの種別(JDKまたはJRE)を設定します。

関係する機能

Java SE 6
Java SE 7

有効な設定値

JDK
JRE

省略値

JDK

備考

Java EE 5機能または、Java EE 6機能が選択されている場合、本パラメーターの設定に関わらずJDKがインストールされます。


JavaSE6InstallPath

設定内容

Java SE 6のインストール先を設定します。

関係する機能

Java SE 6

有効な設定値

パス文字列
・64文字以下のパスをドライブ名から指定してください。
・次の文字を含まない半角英数字または半角スペースを使用してください。
"/"、":"、";"、"*"、"?"、"""、"<"、">"、"("、")"、"|"、"#"、"%"、"^"、"!"
※":"は、ドライブ名の次の文字としては使用できます。
・JavaSE7InstallPathと同じパスは指定できません。

省略値

%IS_HOME%\JDK6
※%IS_HOME%は、本製品のインストール先です。

備考

省略値は、インストールされるJDK/JREの種別に関わらず固定となっています。


JavaSE7InstallPath

設定内容

Java SE 7のインストール先を設定します。

関係する機能

Java SE 7

有効な設定値

パス文字列
・64文字以下のパスをドライブ名から指定してください。
・次の文字を含まない半角英数字または半角スペースを使用してください。
"/"、":"、";"、"*"、"?"、"""、"<"、">"、"("、")"、"|"、"#"、"%"、"^"、"!"
※":"は、ドライブ名の次の文字としては使用できます。
・JavaSE6InstallPathと同じパスは指定できません。

省略値

%IS_HOME%\JDK7
※%IS_HOME%は、本製品のインストール先です。

備考

省略値は、インストールされるJDK/JREの種別に関わらず固定となっています。


JavaEE5HTTPListenerPort

設定内容

Java EE 5で使用するHTTPリスナポートを設定します。

関係する機能

Java EE 5

有効な設定値

数値 (1~65535)

省略値

28080

備考

Webサーバコネクタをインストールする場合には、5001~65535の範囲で指定してください。


JavaEE5AdminListenerPort

設定内容

Java EE 5で使用する運用管理用HTTPリスナポートを設定します。

関係する機能

Java EE 5

有効な設定値

数値 (1~65535)
※他のポート番号と同じ値は指定できません。

省略値

12001

備考

  


JavaEE5IiopPort

設定内容

Java EE 5で使用するIIOPポートを設定します。

関係する機能

Java EE 5

有効な設定値

数値 (1~65535)
※他のポート番号と同じ値は指定できません。

省略値

23600

備考

  


JavaEE5IiopSSLPort

設定内容

Java EE 5で使用するIIOP_SSLポートを設定します。

関係する機能

Java EE 5

有効な設定値

数値 (1~65535)
※他のポート番号と同じ値は指定できません。

省略値

23601

備考

  


JavaEE5IiopMutualauthPort

設定内容

Java EE 5で使用するIIOP_MUTUALAUTHポートを設定します。

関係する機能

Java EE 5

有効な設定値

数値 (1~65535)
※他のポート番号と同じ値は指定できません。

省略値

23602

備考

  


JavaEE5JmxAdminPort

設定内容

Java EE 5で使用するJMX_ADMINポートを設定します。

関係する機能

Java EE 5

有効な設定値

数値 (1~65535)
※他のポート番号と同じ値は指定できません。

省略値

8686

備考

  


JavaEE5CommonDirectory

設定内容

Java EE 5で使用するJava EE共通ディレクトリのパスを設定します。

関係する機能

Java EE 5

有効な設定値

パス文字列
・50文字以下のパスをドライブ名から指定してください。
・次の文字を含まない半角英数字または半角スペースを使用してください。
"/"、":"、";"、"*"、"?"、"""、"<"、">"、"("、")"、"|"、"#"、"%"、"^"、"!"
※":"は、ドライブ名の次の文字としては使用できます。
・省略値から変更する場合は、存在しないフォルダ、または、配下にファイルやフォルダが存在しない空フォルダを指定してください。ただし、いずれの場合も親フォルダは存在する必要があります。
・省略値から変更する場合は、半角スペースを含むパスを指定することはできません。

省略値

%IS_HOME%\F3FMisjee\var
※%IS_HOME%は、本製品のインストール先です。

備考

  


JavaEE5AdminSSL

設定内容

Java EE管理コンソールの運用形態(SSL暗号化通信の使用)を設定します。SSL暗号化通信を使用する場合は"Y"、使用しない場合は"N"を設定してください。

関係する機能

Java EE 5

有効な設定値

Y
N

省略値

Y

備考

  


JavaEE6JdkVersion

設定内容

Java EE 6で使用するJDKのバージョンを設定します。

関係する機能

Java EE 6

有効な設定値

JDK6
JDK7

省略値

JDK7

備考

本パラメーターは、Java SE 6とJava SE 7の両方をインストールする場合に有効となります。いずれか一方のみインストールする場合は、本パラメーターの設定に関わらず、インストールするJava SEのJDKが自動的に選択されます。


JavaEE6AdminUser

設定内容

Java EE 6の管理ユーザーIDを設定します。

関係する機能

Java EE 6

有効な設定値

文字列(255バイト以内)
※半角英数字に加えて以下の文字が使用可能です。
  ・“_”(半角アンダースコア)
  ・“-”(半角ハイフン)
  ・“.”(半角ピリオド)

省略値

admin

備考

  


JavaEE6AdminPassword

設定内容

Java EE 6の管理者パスワードを設定します。

関係する機能

Java EE 6

有効な設定値

文字列(8バイト以上、20バイト以内)
※半角英数字に加えて以下の文字が使用可能です。
  ・“_”(半角アンダースコア)
  ・“-”(半角ハイフン)
  ・“'”(半角アポストロフィー)
  ・“.”(半角ピリオド)
  ・“@”(半角アットマーク)
  ・“+”(半角プラス記号)

省略値

ありません。

備考

本パラメーターは、Java EE 6をインストールする場合に必ず設定が必要です。
また、セキュリティ情報にあたるため、本パラメーターを設定したインストールパラメーターCSVファイルの取り扱いには注意してください。


JavaEE6DomainAdminPort

設定内容

Java EE 6で使用する"運用管理用HTTPリスナーポート"を設定します。

関係する機能

Java EE 6

有効な設定値

数値 (1~65535)
※他のポート番号と同じ値は指定できません。

省略値

12011

備考

  


JavaEE6HttpListenerPort

設定内容

Java EE 6で使用する"HTTPリスナーポート"を設定します。

関係する機能

Java EE 6

有効な設定値

数値 (1~65535)
※他のポート番号と同じ値は指定できません。

省略値

28282

備考

  


JavaEE6HttpsListenerPort

設定内容

Java EE 6で使用する"HTTPSリスナーポート"を設定します。

関係する機能

Java EE 6

有効な設定値

数値 (1~65535)
※他のポート番号と同じ値は指定できません。

省略値

28383

備考

  


JavaEE6IiopPort

設定内容

Java EE 6で使用するIIOPポートを設定します。

関係する機能

Java EE 6

有効な設定値

数値 (1~65535)
※他のポート番号と同じ値は指定できません。

省略値

23610

備考

  


JavaEE6IiopSSLPort

設定内容

Java EE 6で使用するIIOP_SSLポートを設定します。

関係する機能

Java EE 6

有効な設定値

数値 (1~65535)
※他のポート番号と同じ値は指定できません。

省略値

23611

備考

  


JavaEE6IiopMutualauthPort

設定内容

Java EE 6で使用するIIOP_MUTUALAUTHポートを設定します。

関係する機能

Java EE 6

有効な設定値

数値 (1~65535)
※他のポート番号と同じ値は指定できません。

省略値

23612

備考

  


JavaEE6JmxAdminPort

設定内容

Java EE 6で使用するJMX_ADMINポートを設定します。

関係する機能

Java EE 6

有効な設定値

数値 (1~65535)
※他のポート番号と同じ値は指定できません。

省略値

18686

備考

  


JavaEE6CommonDirectory

設定内容

Java EE 6で使用するJava EE 6共通ディレクトリのパスを設定します。

関係する機能

Java EE 6

有効な設定値

パス文字列
・パス文字列には、半角英数字と以下の文字を使用することができます。
"'"、"+"、"-"、"@"、"."、"_"、"("、")"
※":"は、ドライブ名の次の文字としては使用できます。
・省略値から変更する場合は、存在しないフォルダ、または、配下にファイルやフォルダが存在しない空フォルダを指定してください。ただし、いずれの場合も親フォルダは存在する必要があります。
・省略値から変更する場合は、半角スペースを含むパスを指定することはできません。

省略値

%IS_HOME%\F3FMisje6\var
※%IS_HOME%は、本製品のインストール先です。

備考

  



MngConsolePort

設定内容

Interstage管理コンソールで使用するポート番号を設定します。

関係する機能

Interstage管理コンソール

有効な設定値

数値 (1~65535)
※他のポート番号と同じ値は指定できません。

省略値

12000

備考

  


MngConsoleSSL

設定内容

Interstage管理コンソールでSSL暗号化通信を使うかどうかを設定します。SSL暗号化通信を使用する場合は"Y"、使用しない場合は"N"を設定してください。

関係する機能

Interstage管理コンソール

有効な設定値

Y
N

省略値

Y

備考

  


MngConsoleMessageManual

設定内容

Interstage管理コンソールで使用するメッセージマニュアルをインストールするかどうかを設定します。インストールする場合は"Y"、インストールしない場合は"N"を設定してください。

関係する機能

Interstage管理コンソール

有効な設定値

Y
N

省略値

Y

備考

  


WebServerPort

設定内容

Webサーバ(Interstage HTTP Server)で使用するポート番号を設定します。

関係する機能

Webサーバ(Interstage HTTP Server)

有効な設定値

数値 (1~65535)
※他のポート番号と同じ値は指定できません。

省略値

80

備考

アプリケーションサーバ機能(サーバタイプ)のインストール時に、Webサーバ(Interstage HTTP Server)とWebサーバ(Interstage HTTP Server 2.2)を同時にインストールする場合、省略値が同じため、いずれかのポート番号を変更する必要があります。


WebServer22Port

設定内容

Webサーバ(Interstage HTTP Server 2.2)で使用するポート番号を設定します。

関係する機能

Webサーバ(Interstage HTTP Server 2.2)

有効な設定値

数値 (1~65535)
※他のポート番号と同じ値は指定できません。

省略値

アプリケーションサーバの場合:80

WebPackageの場合:8180

備考

アプリケーションサーバ機能(サーバタイプ)のインストール時に、Webサーバ(Interstage HTTP Server)とWebサーバ(Interstage HTTP Server 2.2)を同時にインストールする場合、省略値が同じため、いずれかのポート番号を変更する必要があります。


FN_機能名

設定内容

該当する機能をインストールするかどうかを設定します。このパラメーターは、InstallTypeパラメーターで”custom”を設定した場合に有効になります。

関係する機能

共通

有効な設定値

Y
N

省略値

N

備考

具体的なパラメーター名は、“parametersセクション(機能選択用)”を参照してください。


4.4.1.4 設定上の注意

インストールパラメーターCSVファイルを作成する上で注意が必要な設定について説明します。
インストールパラメーターCSVファイルでは、個々のパラメーターとしては、有効な値を設定している場合でも、機能の組み合わせや実行環境によっては、設定値が有効にならない場合や、サイレントインストールまたは、その後の環境構築、運用に失敗してしまう場合がありますので注意してください。


パラメーター

実際にインストールする機能に関係ないパラメーターを設定する場合、入力可能文字列や数値の範囲など基本的なチェックを実施するために、適切な値を設定する必要があります。ただし、インストール時には影響がありません。


“XXXPath”または“XXXDirectory”形式のパラメーター

次の場合には、サイレントインストールに失敗しますので、あらかじめインストール環境を確認してください。

“XXXPort”形式のパラメーター

有効範囲および他のポート番号の設定値との重複についてはチェックしますが、指定したポート番号が使用中の場合にはサイレントインストールに失敗します。あらかじめインストール環境を確認してください。


WebServerPort/WebServer22Port

アプリケーションサーバ機能(サーバタイプ)で、Webサーバ(Interstage HTTP Server)とWebサーバ(Interstage HTTP Server 2.2)を同時にインストールする場合、ポート番号の省略値が同じため、省略値のままではサイレントインストールに失敗します。必ずWebServerPort、またはWebServer22Portのいずれかのパラメーターを明示的に設定(省略値から変更)してからインストールを実行してください。


JavaSEKind

Java EEをインストールする場合にJREを指定しても無効となり、JDKがインストールされます。


JavaEE5HttpListenerPort

Webサーバコネクタを同時にインストールする場合の有効範囲は5001~65535(通常は1~65535)となりますが、当該条件でインストールする場合において5001未満を設定した場合、サイレントインストールに成功しますが、Java EE 5機能の環境構築または運用に失敗します。