AdvancedCopy Managerでは、以下の単位でVxVM配下のボリュームをバックアップ/レプリケーションできます。
ディスクグループを構成する物理ディスク
VxVM配下のボリュームに関して、バックアップ運用は「3.9 VxVMボリュームの運用」を、レプリケーション運用は「6.9 VxVMボリュームの運用」を参照してください。
論理ボリュームが使用しているサブディスクが存在するVMディスク(物理ディスク)を管理単位とします。
図1.7 VxVMの構成例
AdvancedCopy Managerは、VMディスク全体をコピーするため、サブディスクとなる共有領域だけでなく、VxVMの内部構成情報が格納されている占有領域もコピーされます。したがって、バックアップやレプリケーションを行う際は、VxVMの構成情報の整合性を保ってコピーする必要があります。
AdvancedCopy Managerに指定するデバイス名は、以下の形式です。
/dev/vx/dmp/hdisk# |
注意
VxVMにおけるエンクロージャに基づく命名規則の運用下での動作はサポートしていません。
クラスタ構成で運用する場合、クラスタを構成するすべてのサーバにおいて、ディスクグループを構成する物理ディスクのデバイス名(/dev/(r)hdisk#)が同じであり、デバイス名が指すETERNUS ディスクアレイのディスクも同じである必要があります。