VxVMボリュームをレプリケーション対象とする場合、VxVMボリュームを構成する物理ディスク単位にレプリケーションします。
レプリケーション運用は、ディスクグループとしての整合性を保つ必要があるため、ディスクグループ内のすべての物理ディスクで同期をとって操作する必要があります。
ポイント
同期を取る必要のある物理ボリュームは、Webコンソールおよび「8.3.9 stgxfwcmdispdev(デバイス情報表示コマンド)」で確認できます。
注意
通常ボリュームの基本的運用を理解したうえで利用してください。
物理ディスク単位の運用では、スナップショット型での運用を推奨します。同期型での運用の場合、全面コピー中および差分コピー中は、複写先に対してアクセスするVxVMのコマンドなどを実行できません。
クラスタ構成で運用する場合、クラスタを構成するすべてのサーバにおいて、ディスクグループを構成する物理ディスクのデバイス名(/dev/(r)hdisk#)が同じであり、デバイス名が指すETERNUS ディスクアレイのディスクも同じである必要があります。