運用管理サーバの運用で使用するIPアドレス、およびインストール時に指定するIPアドレスを確認します。ETERNUS SFシステムの運用環境によって、運用管理サーバの運用で使用するIPアドレスのバージョンが異なります。
すべての管理対象サーバがIPv4アドレスだけを使用する場合
運用管理サーバで使用するIPアドレスのバージョンはIPv4です。ETERNUS SF ManagerをインストールするサーバにIPv4アドレスが設定されていることを確認してください。
ETERNUS SF Managerのインストール時は、運用管理サーバのIPアドレスとして、確認したIPv4アドレスを指定してください。
必要に応じて、インストールパラメーターファイルを編集して、運用管理サーバのIPアドレスを設定してください。
すべての管理対象サーバがIPv6アドレスだけを使用する場合
運用管理サーバで使用するIPアドレスのバージョンはIPv6です。ETERNUS SF Managerをインストールするサーバに、IPv6アドレスが設定されていることを確認してください。
ETERNUS SF Managerのインストールでは、一時的にIPv4アドレスの指定が必要です。このため、ETERNUS SF Managerのインストール時は、運用管理サーバのIPアドレスとして、仮のIPv4アドレス(例えば、127.0.0.1)を指定してください。
インストール完了後、「4.4.5 運用管理サーバのIPアドレス情報の更新」を参照して、適切なIPv6アドレスに変更してください。
インストールパラメーターファイルを編集して、運用管理サーバのIPアドレスに仮のIPv4アドレスを設定してください。
IPv4アドレスを使用する管理対象サーバとIPv6アドレスを使用する管理対象サーバが混在する場合
運用管理サーバで使用するIPアドレスのバージョンは、IPv4とIPv6です。ETERNUS SF Managerをインストールするサーバに、IPv4およびIPv6アドレスの両方が設定されていることを確認してください。
ETERNUS SF Managerのインストール時は、運用管理サーバのIPアドレスとして、確認したIPアドレスのうち、IPv4アドレスを指定してください。
インストール完了後、「4.4.5 運用管理サーバのIPアドレス情報の更新」を参照して、IPv6アドレスを追加してください。
インストールパラメーターファイルを編集して、運用管理サーバのIPアドレスにIPv4アドレスを設定してください。
参照
インストールパラメーターファイルの詳細は、「D.1 インストールパラメーターファイル(ETERNUS SF Manager用)」を参照してください。
注意
Expressの場合、運用管理サーバで使用できるIPアドレスのバージョンはIPv4だけです。IPv6は使用できません。