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ETERNUS SF Express 15.3/ Storage Cruiser 15.3/ AdvancedCopy Manager 15.3 導入ガイド
ETERNUS

3.1.8 IPアドレスの確認

運用管理サーバの運用で使用するIPアドレス、およびインストール時に指定するIPアドレスを確認します。ETERNUS SFシステムの運用環境によって、運用管理サーバの運用で使用するIPアドレスのバージョンが異なります。

すべての管理対象サーバがIPv4アドレスだけを使用する場合

運用管理サーバで使用するIPアドレスのバージョンはIPv4です。ETERNUS SF ManagerをインストールするサーバにIPv4アドレスが設定されていることを確認してください。

ETERNUS SF Managerのインストール時は、運用管理サーバのIPアドレスとして、確認したIPv4アドレスを指定してください。

Solaris/Linux環境の場合

必要に応じて、インストールパラメーターファイルを編集して、運用管理サーバのIPアドレスを設定してください。

すべての管理対象サーバがIPv6アドレスだけを使用する場合

運用管理サーバで使用するIPアドレスのバージョンはIPv6です。ETERNUS SF Managerをインストールするサーバに、IPv6アドレスが設定されていることを確認してください。

ETERNUS SF Managerのインストールでは、一時的にIPv4アドレスの指定が必要です。このため、ETERNUS SF Managerのインストール時は、運用管理サーバのIPアドレスとして、仮のIPv4アドレス(例えば、127.0.0.1)を指定してください。
インストール完了後、「4.4.5 運用管理サーバのIPアドレス情報の更新」を参照して、適切なIPv6アドレスに変更してください。

Solaris/Linux環境の場合

インストールパラメーターファイルを編集して、運用管理サーバのIPアドレスに仮のIPv4アドレスを設定してください。

IPv4アドレスを使用する管理対象サーバとIPv6アドレスを使用する管理対象サーバが混在する場合

運用管理サーバで使用するIPアドレスのバージョンは、IPv4とIPv6です。ETERNUS SF Managerをインストールするサーバに、IPv4およびIPv6アドレスの両方が設定されていることを確認してください。

ETERNUS SF Managerのインストール時は、運用管理サーバのIPアドレスとして、確認したIPアドレスのうち、IPv4アドレスを指定してください。
インストール完了後、「4.4.5 運用管理サーバのIPアドレス情報の更新」を参照して、IPv6アドレスを追加してください。

Solaris/Linux環境の場合

インストールパラメーターファイルを編集して、運用管理サーバのIPアドレスにIPv4アドレスを設定してください。

参照

インストールパラメーターファイルの詳細は、「D.1 インストールパラメーターファイル(ETERNUS SF Manager用)」を参照してください。

注意

Expressの場合、運用管理サーバで使用できるIPアドレスのバージョンはIPv4だけです。IPv6は使用できません。