Interstage Studio J Business Kit GUIライブラリ ユーザーズガイド

3.16 イメージボタン Bean

イメージボタン Beanは以下の情報とカスタマイザ機能を持ちます。

• イベント情報

• イベント情報

• メソッド情報

参照

“GUIライブラリ  パッケージ説明書”- JFImageButton

プロパティ情報

名前	型	参照	設定	説明
alignmentHorizontal	int	○	○	イメージの水平表示位置
alignmentVertical	int	○	○	イメージの垂直表示位置
autoTurn	boolean	○	○	自動折り返しする／しない
background	java.awt Color	○	○	背景色
borderColor	java.awt Color	○	○	枠線の色
borderType	int	○	○	枠線の種類
borderWidth	int	○	○	枠線の幅
buttonDisplay	int	○	○	ボタンの表示モード(イメージ、ラベル、イメージとラベル)
buttonType	int	○	○	ボタンのタイプ(プッシュボタン、スイッチボタン)
characterCodeMapped	boolean	○	○	非互換文字コードを変換するかどうか
componentOrientation	java.awt ComponentOrientation	○	○	言語に依存する方向
enableMenu	boolean	○	○	ポップアップメニューを表示するかどうか
enableToolTip	boolean	○	○	ツールチップを表示するかどうか
enabled	boolean	○	○	使用可能かどうか
enableDoubleClick	boolean	○	○	ダブルクリックを有効にするかどうか
focusTraversalKeysEnabled	boolean	○	○	フォーカストラバーサルキーが使用できるかどうか
focusable	boolean	○	○	フォーカスが設定可能かどうか
font	java.awt Font	○	○	フォント
foreground	java.awt Color	○	○	前景色
ignoreRepaint	boolean	○	○	オペレーティングシステムのペイントメッセージを無視するかどうか
imageRegion	java.awt Rectangle	○	○	イメージの描画矩形
imageURL	java.net URL	○	○	イメージのURL
inactiveBackground	java.awt Color	○	○	使用不可時の背景色
inactiveForeground	java.awt Color	○	○	使用不可時の前景色
label	java.lang String	○	○	ボタンのラベル
labelPosition	java.awt Point	○	○	ラベルの描画位置
locale	java.util Locale	○	○	ロケール情報
name	java.lang String	○	○	名前
remoteFont	boolean	○		登録されているフォントがリモートフォントかどうか
state	boolean	○	○	スイッチボタン時の値
toolTipText	java.lang String	○	○	ツールチップのテキスト
visible	boolean	○	○	可視かどうか

イベント情報

名前	リスナ	追加・削除	メソッド	説明
action	java.awt.event ActionListener	addActionListener removeActionListener	actionPerformed	ボタンをマウス、キーで押したときに発行されます。
component	java.awt.event ComponentListener	addComponentListener removeComponentListener	componentResized	コンポーネントの状態が変わったとき発行されます。
			componentMoved
			componentShown
			componentHidden
focus	java.awt.event FocusListener	addFocusListener removeFocusListener	focusGained	フォーカス移動で発行されます。
			focusLost
inputMethod	java.awt.event InputMethodListener	addInputMethodListener removeInputMethodListener	caretPositionChanged	インプットメソッドの状態が変わったとき発行されます。
			inputMethodTextChanged
key	java.awt.event KeyListener	addKeyListener removeKeyListener	keyTyped	キー操作で発行されます。
			keyPressed
			keyReleased
mouse	java.awt.event MouseListener	addMouseListener removeMouseListener	mouseClicked	マウス操作で発行されます。
			mousePressed
			mouseReleased
			mouseEntered
			mouseExited
mouseMotion	java.awt.event MouseMotionListener	addMouseMotionListener removeMouseMotionListener	mouseDragged	マウス移動で発行されます。
			mouseMoved
mouseWheel	java.awt.event MouseWheelListener	addMouseWheelListener removeMouseWheelListener	mouseWheelMoved	マウスホイール操作で発行されます。
propertyChange	java.beans PropertyChangeListener	addPropertyChangeListener removePropertyChangeListener	propertyChange	バウンドプロパティの変更で発行されます。

メソッド情報

名前	パラメータ	説明
hideToolTip		ツールチップを消去します。
requestFocus		入力フォーカスを要求します。
showToolTip	java.lang String	ツールチップを表示します。
	java.awt Point
	java.awt Dimension
	long
transferFocus		次のコンポーネントにフォーカスを移動します。

カスタマイザ

• コンポーネント共通プロパティ

• JBK GUI共通プロパティ

• 描画

  イメージボタンの表示に関する情報を設定します。

  

  水平表示位置

  イメージボタンの水平表示位置を、左詰め／中央揃え／右詰めから選択します。この指定は、イメージとラベルを同時に表示する場合に有効です。

  垂直表示位置

  イメージボタンの垂直表示位置を、上詰め／中央揃え／下詰めから選択します。この指定は、イメージとラベルを同時に表示する場合に有効です。

  表示モード

  イメージボタンの表示モードを、イメージ／ラベル／イメージとラベルから選択します。

  ラベル

  イメージボタンの「表示モード」が“ラベル”または“イメージとラベル”の場合、表示するラベルを設定します。

  非互換文字コードの変換

  YEN SIGN(\)に対して変換するかどうかを設定します。チェックすると、文字コード変換を行います。

  変換する文字コードについては、次の表を参照してください。

  文字	SJIS	Unicode	Microsoft
  ￥	0x818F	0x005C[REVERSE SOLIDUS]	[Unicode]U+00A5[YEN SIGN]

  イメージのURL

  イメージボタンに表示するイメージが格納されているURLを設定します。

  使用不可時の前景色／背景色

  使用不可時の前景色・背景色を設定します。ボタンを押下すると[前景色/背景色]設定ダイアログが表示されます。

  矩形の指定

  イメージの描画矩形を、指定する／指定しないを設定します。

  X座標

  描画矩形のX座標を設定します。矩形は部品上での相対座標で指定します。X座標には、-2147483648から2147483647まで指定できます。

  Y座標

  描画矩形のY座標を設定します。矩形は部品上での相対座標で指定します。Y座標には、-2147483648から2147483647まで指定できます。

  幅

  描画矩形の幅を設定します。矩形は部品上での相対座標で指定します。幅には、-2147483648から2147483647まで指定できます。

  高さ

  描画矩形の高さを設定します。矩形は部品上での相対座標で指定します。高さには、-2147483648から2147483647まで指定できます。

  注意

  矩形を指定する「X座標」、「Y座標」、「幅」、「高さ」に、非常に大きな値を設定した場合、システムが不安定になることがあります。

  位置の指定

  ラベルの描画位置を、指定する／指定しないを設定します。

  X座標

  ラベルの描画位置のX座標を設定します。位置は部品上での相対座標で指定します。X座標には、-2147483648から2147483647まで指定できます。

  Y座標

  ラベルの描画位置のY座標を設定します。位置は部品上での相対座標で指定します。Y座標には、-2147483648から2147483647まで指定できます。

• ボタンタイプ

  イメージボタンのボタンタイプを設定します。

  

  ボタンのタイプ

  イメージボタンのタイプを、プッシュボタン／スイッチボタンから選択します。

  スイッチボタンのときの値

  イメージボタンがスイッチボタンタイプのとき、スイッチボタンのON/OFFの状態を設定します。チェックするとONの状態で、チェックをはずすとOFFの状態です。

  ダブルクリックを有効

  ダブルクリックを有効にするかどうかを設定します。チェックすると、ダブルクリックを有効にします。