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Interstage Studio J Business Kit GUIライブラリ ユーザーズガイド
FUJITSU Software

第3章 基本GUIBeansライブラリ

基本GUIBeansライブラリでは、主要な基本GUIライブラリをJavaBeansコンポーネントに対応しました。

JavaBeansコンポーネントに対応したクラスライブラリは以下のとおりです。

JavaBeansコンポーネントとは、JavaBeans仕様に準拠して開発した標準化されたコンポーネントで、JavaBean、または、単にBeanと呼ばれます。多くのBeanはプロパティエディタとカスタマイザと呼ばれる機能を実装していますが、これらの機能はBeanのプロパティ(値)の変更やレイアウトを簡単に行うための機能です。

基本GUIBeansライブラリで提供しているカスタマイザは、表示中のインスタンスのBeanのプロパティ値の変更やそのためのソース生成を行うための機能です。

基本GUIBeansライブラリが統合開発環境に登録され、画面デザイナ(画面を編集する機能)で操作される場合、ソースとして生成される対象は、統合開発環境で基本的にプロパティ値として表示されている範囲が対象です。

そのため、カスタマイザ機能を使って変更した画面デザイナで操作中のインスタンスと生成されたプログラムでは情報が異なる場合があります。カスタマイザ機能を使って変更したインスタンスの情報は、統合開発環境でシリアライズ機能を使って保存できます。保存したオブジェクトをプログラム上でデシリアライズする記述を行うことで、インスタンスを生成することができます。

JavaBeansコンポーネントのカスタマイザに関する共通事項については、“3.35 カスタマイザ(共通部)”を参照してください。

なお、カスタマイザ画面の各項目は、以下の方法で値を確定します。