JFImageButton、JFListViewなどImageオブジェクトを扱うクラスでは、起動した直後にイメージが正しく表示されない場合があります。
イメージのロードが完全に終わっていないにもかかわらず、ImageオブジェクトをGUIライブラリに設定しているためです。以下の例のように、java.awt.MediaTrackerクラスを使用し、イメージを完全にロードしてからGUIライブラリに設定するようにしてください。
例
image = getImage(getDocumentBase(),"image.gif"); MediaTracker tracker = new MediaTracker(component); tracker.addImage(image ,0); try{ tracker.waitForID(0); }catch(InterruptedException e){ // 失敗 } |
GUIコンポーネントは、以下のクラス、または、以下の派生クラスであるコンテナと連携し、リソースを効率的に利用します。なお、これらの部品を使用しない場合には、コンポーネントの操作を行なうことでリソース不足となる場合があります。
GUI部品を使用する場合には、コンテナに以下のクラス、または、以下の派生クラスを使用する事をお勧めします。
JFPanel
JFWindow
JFApplet
JFDialog
JFFrame
GUI部品に対して、JDKで提供されるドラッグ&ドロップ操作を行う場合は、以下の方法で処理を定義してください。
ドラッグ&ドロップ操作を行いたい部品の継承クラスを作成
JDKで提供されるドラッグ&ドロップのインタフェースを継承クラスに実装し、アプリケーション/アプレットに必要な動作を定義
ドラッグ&ドロップの詳細については、Javaドキュメンテーションを参照してください。