JDKで提供されるグラフィカルユーザインタフェース(GUI)機能を拡張したり、JDKにない機能を追加したりして、アプリケーションフォーム画面を作成する際の表現力/生産性を向上させるためのクラスライブラリです。
基本GUIライブラリは、Windows用JBK V1.0に対して以下の機能追加があります。
新規クラスライブラリの追加
チェックリスト、描画機能、埋め込み文字列フィールド、複数行ラベル、タブパネル、キーカスタマイズ機能、タイマ、ツールチップ、複数の列情報(マルチカラム)に対応したツリー表示などを追加しました。
Windows用JBK V1.0の大幅な機能強化
カレンダ、入出力フィールド、リスト表示、テーブル表示などを大幅に機能強化しました。
JavaBeansコンポーネントに対応
主要な基本GUIライブラリをJavaBeansコンポーネントに対応しました。JavaBeansコンポーネントについては、“第3章 基本GUIBeansライブラリ”を参照してください。
基本GUIライブラリは、Windows用JBK V1.1に対して以下の機能追加があります。
カスタマイザ対応
主要なJavaBeansコンポーネントにカスタマイザを実装しました。
コンポーネントのライトウェイト化
主要な基本GUIライブラリをライトウェイト化しました。
基本GUIライブラリは、Windows用JBK V1.2に対して以下の変更、機能追加があります。
Java2対応
基本GUIライブラリはJava2で動作するように実装されています。
新規クラスライブラリの追加
複数行に対応した入出力フィールドを追加しました。
機能強化
入出力フィールド、テーブル表示、リスト表示などを機能強化しました。
参考
以前の基本GUIライブラリを利用している場合
基本GUIライブラリは、以前のバージョンの基本GUIライブラリに対して大幅な機能強化をしています。そのため、当機能の基本GUIライブラリのご利用をお勧めします。
以前のバージョンの基本GUIライブラリとの対応関係や移行手順については、“付録A 以前のWindows用JBKからのGUIライブラリ移行について”を参照してください。