eventlogキーワードには、以下のオプションを指定することができます。
EventLogの取得の有無
EventLogの取得レベル
取得したログの出力先
eventlogキーワードの指定形式とオプションの詳細を説明します。
eventlog=(出力モード[,出力レベル][,ログの出力先])
記述例
出力レベルが“Debug”で、ログの出力先が“C:\log”の場合
eventlog=(ON,Debug,C:\log)
オプション
eventlogキーワードのオプションの詳細を以下に示します。
オプション | 初期値 | 説明 |
---|---|---|
出力モード | なし | ログの取得の有無を指定します。 |
出力レベル | Error | ログの出力レベルを指定します。 |
ログの出力先 | Symfoware .NET Data Providerインストールディレクトリ\Log | ログの出力先フォルダのパスを指定します。絶対パスで指定してください。(注) |
注)出力先には、実在するフォルダを指定してください。指定した出力先フォルダが存在しない場合、エラーになります。
出力レベルごとの出力情報は以下のとおりです。
出力情報 | 出力レベル | |
---|---|---|
Error | Debug | |
開始時刻 | ○(注) | ○ |
クラス名 | - | ○ |
メソッド名 | - | ○ |
入力パラメタ名 | - | ○ |
各クラスのプロパティ情報 | - | ○ |
戻り値 | - | ○ |
エラーメッセージ | ○ | ○ |
終了時刻(経過時間) | ○(注) | ○ |
○:出力あり
- :出力なし
注) エラーメッセージが出力された場合のみ、取得します。
以下に、出力情報の出力形式を示します。
出力情報 | 出力形式 |
---|---|
開始時刻 | Begin: YYYY-MM-DD HH:MM:SS.MMS |
クラス名 | Class: クラス名 |
メソッド名 | Method: メソッド名 |
入力パラメタ名 | Input Variables: |
各クラスのプロパティ情報 | 各クラスに指定されているプロパティ情報、およびキーワード情報を以下の形式で出力します。実行するSQL文はプロパティ情報として出力します。 クラス名 Environment: |
戻り値 | Return: 戻り値 (注3) |
エラーメッセージ | Error: エラーメッセージ |
終了時刻(経過時間) | End: YYYY-MM-DD HH:MM:SS.MMS (HH:MM:SS.sss) |
注1) パラメタがない場合は、“void”を出力します。
注2) ConnectionStringプロパティの接続先情報のユーザIDとパスワードは、*(アスタリスク)で出力します。
注3) 戻り値がオブジェクトの場合、オブジェクトのクラス名を返します。また、戻り値がない場合は、“void”を出力します。エラーが発生した場合、戻り値は出力されません。