データソース構成ウィザードでは、アプリケーションで使用するデータソースの登録とデータベースへの接続情報を作成します。また、データソース構成ウィザード内で選択したデータベースオブジェクトについてのTableAdapterを作成できます。
以下に、データソース構成ウィザードを使用したTableAdapter作成までの手順を説明します。
データソースの登録前に、データベースが構築されている必要があります。
Visual Studioの[データ]メニューの[新しいデータソースの追加]を選択し、[データソースの種類を選択]画面を表示します。
[データソースの種類を選択]画面の[データベース]を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
[データベースモデルの選択]画面の[データセット]を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
[データ接続の選択]画面の[新しい接続]ボタンをクリックします。
[接続の追加]画面で、以下の順に接続先情報を指定します。
[変更]ボタンをクリックし、データソースを変更します。
[データソースの変更]画面の[データソース]から“Symfoware Server”を選択し、[データプロバイダ]プルダウンメニューから“Symfoware .NET Data Provider”を選択し、[OK]ボタンをクリックします。
サーバ名などの接続先情報を指定します。
[テスト接続]ボタンをクリックし、接続先情報が正しいことを確認します。
[OK]ボタンをクリックします。
なお、[接続の追加]画面の[詳細設定]ボタンをクリックして、より詳細な接続先情報を[詳細プロパティ]画面で指定することもできます。
接続先情報の詳細は、“付録B 接続文字列に指定可能なキーワード”を参照してください。
注意
データベース名とスキーマ名に英字を指定した場合、指定された値は、大文字と小文字を区別して扱われます。データベース名やスキーマ名を小文字で定義している場合、データソース構成ウィザードで識別子名を指定する際には、二重引用符(")で囲んで指定する必要はありません。
[データ接続の選択]画面で接続文字列を確認し、[いいえ。重要情報を接続文字列に含めません。]または[はい。重要情報を接続文字列に含めます。]を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
注意
接続文字列部分の内容は、手順5.の[接続の追加]の内容を参照してください。
[いいえ、重要情報を接続文字列に含めません。]を選択した場合、Symfoware Serverに接続する際に下記のダイアログボックスが表示されますので、接続時のパスワードを再度入力してください。
[接続文字列をアプリケーション構成ファイルに保存する]画面で、接続文字列を保存します。表示されている名前で保存する場合は、[次へ]ボタンをクリックします。変更したい場合は、名前を入力し、[次へ]ボタンをクリックします。
[データベースオブジェクトの選択]画面で、TableAdapterを作成するテーブル、ビュー、またはストアドプロシージャを選択し、データセットの名前を確認して、[完了]ボタンをクリックします。
[データセット名]に表示された名前で、データセットオブジェクトが生成されます。
注意
関数は使用できません。選択しても、関数名はリストアップされません。
データセットとTableAdapterの作成が完了しました。