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Symfoware Server V11.1.0 アプリケーション開発ガイド(.NET Data Provider編)
FUJITSU Software

3.2.2 TableAdapterの作成

データソース構成ウィザードでは、アプリケーションで使用するデータソースの登録とデータベースへの接続情報を作成します。また、データソース構成ウィザード内で選択したデータベースオブジェクトについてのTableAdapterを作成できます。

以下に、データソース構成ウィザードを使用したTableAdapter作成までの手順を説明します。

データソースの登録前に、データベースが構築されている必要があります。


  1. Visual Studioの[データ]メニューの[新しいデータソースの追加]を選択し、[データソースの種類を選択]画面を表示します。
    [データソースの種類を選択]画面の[データベース]を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。

  2. [データベースモデルの選択]画面の[データセット]を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。

  3. [データ接続の選択]画面の[新しい接続]ボタンをクリックします。

  4. [接続の追加]画面で、以下の順に接続先情報を指定します。

    1. [変更]ボタンをクリックし、データソースを変更します。
      [データソースの変更]画面の[データソース]から“Symfoware Server”を選択し、[データプロバイダ]プルダウンメニューから“Symfoware .NET Data Provider”を選択し、[OK]ボタンをクリックします。

    2. サーバ名などの接続先情報を指定します。

    3. [テスト接続]ボタンをクリックし、接続先情報が正しいことを確認します。

    4. [OK]ボタンをクリックします。


    なお、[接続の追加]画面の[詳細設定]ボタンをクリックして、より詳細な接続先情報を[詳細プロパティ]画面で指定することもできます。

    接続先情報の詳細は、“付録B 接続文字列に指定可能なキーワード”を参照してください。

    注意

    データベース名とスキーマ名に英字を指定した場合、指定された値は、大文字と小文字を区別して扱われます。データベース名やスキーマ名を小文字で定義している場合、データソース構成ウィザードで識別子名を指定する際には、二重引用符(")で囲んで指定する必要はありません。

  5. [データ接続の選択]画面で接続文字列を確認し、[いいえ。重要情報を接続文字列に含めません。]または[はい。重要情報を接続文字列に含めます。]を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。

    注意

    • 接続文字列部分の内容は、手順5.の[接続の追加]の内容を参照してください。

    • [いいえ、重要情報を接続文字列に含めません。]を選択した場合、Symfoware Serverに接続する際に下記のダイアログボックスが表示されますので、接続時のパスワードを再度入力してください。

  6. [接続文字列をアプリケーション構成ファイルに保存する]画面で、接続文字列を保存します。表示されている名前で保存する場合は、[次へ]ボタンをクリックします。変更したい場合は、名前を入力し、[次へ]ボタンをクリックします。

  7. [データベースオブジェクトの選択]画面で、TableAdapterを作成するテーブル、ビュー、またはストアドプロシージャを選択し、データセットの名前を確認して、[完了]ボタンをクリックします。
    [データセット名]に表示された名前で、データセットオブジェクトが生成されます。

    注意

    関数は使用できません。選択しても、関数名はリストアップされません。

  8. データセットとTableAdapterの作成が完了しました。