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Symfoware Server V11.1.0 RDB運用ガイド
FUJITSU Software

12.2 メッセージ監視

システム運用中に何らかの異常が発生した場合、Symfoware/RDBシステムはRDBREPORTで指定したメッセージログファイル、およびシステムログに対してエラーメッセージを出力します。これらのメッセージから、原因を調査し対処してください。

なお、システムログに出力するメッセージのfacilityはdaemonです。

参照

RDBREPORTおよびメッセージの対処方法については、“セットアップガイド”を参照してください。

メッセージIDの下1桁は、メッセージタイプの分類コードになっていて、以下のような意味を持っています。

qdgXXXXXi:

エラーではなく、システムからの通知メッセージです。

qdgXXXXXw:

エラーではありませんが、利用者が誤って使用している可能性があることを表します。

qdgXXXXXe:

エラーですが、処理の継続が可能であることを表します。

qdgXXXXXu:

エラーで、処理の継続が不可能であることを表します。

資源の枯渇などが発生した際に、Symfoware/RDBのメッセージに続けて、OSおよび関連パッケージのメッセージが表示される場合があります。これらのメッセージについても監視するようにしてください。

メッセージIDとシステムログのpriorityとの対応関係は以下のとおりです。

メッセージID

priority

qdgXXXXXuまたはqdgXXXXXe

err

qdgXXXXXw

warning

qdgXXXXXi

noticeまたはinfo