Symfoware/RDB停止中にロググループ管理ファイルをリカバリする場合のリカバリ操作の手順とリカバリ操作例を以下に示します。
(1) 業務中にロググループ管理ファイルのアクセスエラーが発生した場合、 システムメッセージを出力して、ロググループ管理ファイルを閉塞します。 (2) Symfoware/RDBを停止または強制停止します。 ――― rdbstopコマンド (オプションなし または eオプション) (3) 障害ボリュームを取り換えます。 ――― CE作業 (4) ボリュームの構成情報をリカバリします。 ――― partedコマンド (5) ロググループ管理ファイルを作成します。 ――― rdblogコマンド (Mオプション) (6) 同一ボリューム以外のすべてのユーザロググループの ――― rdblogコマンド ログ管理ファイルを再登録します。 (Aオプションかつ Iオプション) 同一ボリュームにログ管理ファイルを配置している場合は、そのログ管理ファイル のリカバリを行います → “11.4 ログ管理ファイルのリカバリ”を参照してください。 (7) すべてのロググループのログ管理ファイルが正常に登録 ――― rdblogコマンド されたことを確認します。 (Vオプションかつ Iオプション) (8) Symfoware/RDBを起動します。 ――― rdbstartコマンド
rdb: ERROR: qdg13132u: ロググループ管理ファイルの入出力障害が発生しました errno=5 (システム名=rdbsys1) rdb: ERROR: qdg13299e: ロググループ管理ファイルを閉塞しました(システム名=rdbsys1) $ rdbstop CE作業 … 障害ボリュームの交換およびボリューム構成情報のリカバリ $ rdblog -M $ rdblog -A -I /dev_symfoware/raw21 $ rdblog -A -I /dev_symfoware/raw26 $ rdblog -V -I $ rdbstart