インデックスのDSIに対してリカバリを行う場合には、表のDSIとインデックスのDSIの一致性を保証する必要があります。一致性を保証する方法には、以下の機能があります。
なお、同期復元機能は、表のDSIをリカバリする場合には必ず選択されます。
ダンプレス機能および同期復元機能の選択条件を以下に示します。
機能 | 破壊媒体 | 退避データ |
---|---|---|
ダンプレス機能 | インデックスのDSI | 不要 |
同期復元機能 | 表のDSI | 表のDSIの退避データが必要 |
ダンプレス機能および同期復元機能実行時の、表のDSIおよびインデックスのDSIの実行条件を以下に示します。
機能 | 表のDSI | インデックスのDSI |
---|---|---|
ダンプレス機能 | 参照更新抑止 | アクセス禁止 |
同期復元機能 | アクセス禁止 | 不要 |
表のDSIの内容からインデックスのDSIをリカバリします。ダンプレス機能を利用する場合は、インデックスのDSIに対してアクセス禁止が設定されている必要があります。また、アプリケーションなどによる表のDSIに対しての更新を抑止する目的で、参照更新抑止の設定を行う必要があります。ダンプレス機能は、rdbrcvコマンドのf baseオプションで行います。
参照
rdbrcvコマンドの指定方法の詳細については、“コマンドリファレンス”を参照してください。
ダンプレス機能の概要を以下に示します。
退避データを使用して表のDSIをリカバリしたあと、リカバリした表のDSIの内容から表のDSIに対して定義されているすべてのインデックスのDSIを自動的にリカバリします。ただしXML格納構造のインデックスのDSIは対象外になります。また、表のDSIに対してアクセス禁止が設定されている必要があります。
参照
rdbrcvコマンドの指定方法の詳細については、“コマンドリファレンス”を参照してください。
同期復元機能の概要を以下に示します。