1台のサーバで業務を行っている場合、システムダウンが発生すると、基本システムの開始や、アプリケーションの開始など、数分から数10分の時間がかかります。オンライン業務のように、業務を即座に開始しなければいけない業務は、もっと信頼性の高いシステムでなければなりません。
システムダウンが発生したとき、業務再開の時間を短縮するための手段として、複数のサーバを使ったシステム運用が考えられます。運用系のRDBシステムと待機系のRDBシステムでシステムをニ重化し、システムのダウン時に待機系のRDBシステムに業務を引き継ぎます。これをフェイルオーバと呼びます。
Symfoware/RDBでは、クラスタシステムでフェイルオーバを利用して、高可用性を実現します。フェイルオーバを実現するための運用を、フェイルオーバ運用と呼びます。
参照
フェイルオーバ運用の詳細については、“クラスタ導入運用ガイド”を参照してください。
フェイルオーバ運用について、以下に示します。