ここでは、プロキシサーバの設定方法について説明します。プロキシサーバは、ポータルがhttpまたはhttpsを利用してコンテンツを取得する際に利用します。
プロキシサーバの設定は、以下の手順で行います。
ポータル機能の停止
ポータル、管理コンソールをまとめて停止します。
詳細は、「5.5 ポータル機能の起動と停止」の「ポータル、管理コンソールをまとめて起動/停止する」を参照してください。
Interstage Java EE管理コンソールへのログイン
Interstage Application ServerのInterstage Java EE管理コンソールにログインします。
詳細は、「5.5 ポータル機能の起動と停止」の「Interstage Java EE管理コンソールにログインする」を参照してください。
IJServerクラスタのJVMオプションの設定
各コンポーネントのIJServerクラスタのJVMオプションにプロキシサーバの情報を設定します。
以下の作業を、各コンポーネントのIJServerクラスタすべてに実施してください。
[設定]を選択します。
設定一覧からIJServerクラスタの設定名を選択します。
IJServerクラスタの設定名:[IJServerクラスタ名]-config
構成から[JVM設定]を選択します。
[JVMオプション]タグを選択し、プロキシサーバの情報をJVMオプションに追加、または変更します。
設定項目 | 説明 |
---|---|
http.proxyHost | HTTP利用時のプロキシサーバのアドレスを指定します。 例) -Dhttp.proxyHost=proxy.xxx.com |
http.proxyPort | HTTP利用時のプロキシサーバのポート番号を指定します。 例) -Dhttps.proxyPort=80 |
https.proxyHost | HTTPS利用時のプロキシサーバのアドレスを指定します。 例) -Dhttps.proxyHost=proxy.xxx.com |
https.proxyPort | HTTPS利用時のプロキシサーバのポート番号を指定します。 例) -Dhttps.proxyPort=80 |
http.nonProxyHosts | プロキシの対象外としたいアドレスを以下の形式で指定します。
複数指定する場合、アドレスをパイプ(|)で区切って指定します。 例) -Dhttp.nonProxyHosts=*.fujitsu.com|*.AAA.com|*.BBB.com |
[保存]ボタンをクリックします。
ポータル機能の起動
ポータル、管理コンソールをまとめて起動します。
詳細は、「5.5 ポータル機能の起動と停止」の「ポータル、管理コンソールをまとめて起動/停止する」を参照してください。
ポイント
各コンポーネントのIJServerクラスタ名は、セットアップ時にIJServerクラスタに指定した値です。
デフォルトタイプの場合
ポータル: [セットアップ時に入力したテナントID]_pc
管理コンソール: [セットアップ時に入力したテナントID]_mc
Autopilot機能: [セットアップ時に入力したテナントID]_ac
カスタマイズタイプの場合:対話式で入力した値
サイレントタイプの場合:テナント定義入力ファイルで定義した値