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Interstage Interaction Manager V10 ポータル 運用ガイド
Interstage

5.2.1 アクセスログ

アクセスログには、利用者のログイン・ログアウトの状態が記録されます。また、外部のサービスへのアクセス状態も記録されます。

アクセスログは、タブ区切り(Windows)、またはタブ・ブランク区切り(Linux/Solarisの場合)のテキストファイルとして出力されます。出力されたアクセスログは、表計算ソフトまたはテキストエディタで参照することができます。

管理コンソールで定義したファイルローテーションの値に従って、複数のログファイルをローテーションして利用できます。

アクセスログのメッセージ言語は、オペレーティングシステムの言語に従って決まります。

アクセスログファイル名

アクセスログファイル名は、以下のように、コンポーネントによって異なります。

また、ファイル切り替え時のファイル名は、以下のようになります。

アクセスログ出力先

アクセスログは、以下に出力されます。

アクセスログ出力形式

アクセスログの出力形式および項目の内容を、以下に示します。

出力形式
  • [出力時間]をローカルタイムに設定している場合

    [Date] [UserID] [SessionID] [接続元IPアドレス] [機能カテゴリ名] [メッセージ]

  • [出力時間]をタイムゾーンに設定している場合

    [Date] [スレッドNO] INFO File [UserID] [SessionID] [接続元IPアドレス] [機能カテゴリ名] [メッセージ]

項目の内容

項目

説明

Date

ログの出力日時

「yyyy-MM-dd-HH:mm:ss.SSS z」の形式で出力されます。

スレッドNO

利用者が使用しているスレッドNO

INFO File

タイムゾーン設定時だけの固定文字列

UserID

ユーザーID

SessionID

セションID

接続元IPアドレス

接続元のIPアドレス

機能カテゴリ名

Interaction Managerの内部機能を表す機能カテゴリ名

メッセージ

メッセージ内容
メッセージ内容の先頭には、メッセージIDが付加されます。
メッセージ内容の形式については、以下のメッセージの形式を参照してください。

メッセージの形式

[メッセージID] [メッセージ本文]

項目

説明

メッセージID

ffflnnn式のメッセージの識別子

  • fff
    機能名を表す英字3文字です。

  • l
    エラーレベルを表す英字1文字です。
    A:アクセス情報メッセージ
    I:経過メッセージ
    W:警告メッセージ
    E:エラーメッセージ

  • nnn
    数字3文字のエラー番号です。

メッセージ本文

メッセージ本文

出力例

アクセスログの出力例を、以下に示します。

2013-4-20-11:36:01.327 JST user001 ABC11111111111111111-DEF22222222222222222222-000000000000000000001 10.10.10.10 controller CTLA001 ユーザーがログインしました。

アクセスログの設定

セットアップ管理者は、アクセスログの出力に関するルールを管理コンソールで設定することができます。詳細は「2.4.3 ログ」を参照してください。