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Interstage Interaction Manager V10 ポータル 運用ガイド
Interstage

2.4.3 ログ

[ログ]メニューを利用して、ポータルおよび管理コンソールのログの出力情報を設定します。

注意

運用中にログの出力情報を変更した場合は、tenantコマンドを利用してポータル機能を再起動する必要があります。
ポータル機能の再起動については、「5.5 ポータル機能の起動と停止」の「ポータル、管理コンソールをまとめて起動/停止する」を参照してください。

ポータルおよび管理コンソールのログの出力情報を設定するには、以下のように操作します。

  1. 管理コンソールのグローバルメニューの[システム]を選択します。

  2. サブメニューの[ログ]を選択します。
    [ログ]画面が表示されます。

  3. [ログ]画面で、ログの出力情報を指定します。

    項目

    説明

    アクセスログ

    アクセスログの出力

    アクセスログの出力の有無を指定します。
    以下のどれかを選択します。

    • する:ログを出力する

    • しない:ログを出力しない

    • 詳細出力する:利用者がアクセスしたサービスもログに記録する

    初期値は「する」です。

    出力先パス名

    アクセスログの出力先パス名が表示されます。出力先パス名は、固定です。


    • /var/opt/FJSVrcfmp/logs/[テナントID]/

      • テナントID:セットアップ時に決まります。


    • [IIMインストール先]/MashupPortal/logs/[テナントID]/

      • IIMインストール先:Interstage Interaction Managerのインストールフォルダです。

      • テナントID:セットアップ時に決まります。

    出力時間

    アクセスログに出力される時刻に、ポータルをインストールしたサーバのローカルタイムを採用するか、タイムゾーンを採用するかを指定します。
    ローカルタイムを採用する場合、リストから「LOCAL」を選択してください。タイムゾーンを選択した場合、出力されるログのフォーマットが変わります。

    ファイル切り替えタイプ

    アクセスログファイルの切り替えの判断基準を指定します。
    以下のどちらかを選択します。

    • サイズ:設定したサイズに達した時点で切り替える

    • 時間:設定した時間に達した時点で切り替える

    ファイル切り替えMaxByte

    アクセスログファイルを切り替える限界値(バイト単位)を100000~1000000000の範囲で指定します。
    ファイルサイズが指定した値になると新規ファイルに切り替わります。
    初期値は、100000 Byteです。
    本項目は、ファイル切り替えタイプに「サイズ」を指定した場合にだけ設定できます。
    本項目で指定した値は、ファイル切り替え処理の際の目安の値として利用されます。そのため、実際のファイルサイズは、この値を1~2割程度超えることがあります。

    ファイルローテーション

    ローテーションして利用するアクセスログファイルの個数を1~100の範囲で指定します。アクセスログは、ログファイルを複数用意しておくことができます。複数のファイルを用意しておくと、1つのファイルがいっぱいになった場合、出力先が自動的に切り替わります。
    初期値は、10です。
    本項目は、ファイル切り替えタイプに「サイズ」を指定した場合にだけ設定できます。

    ファイル切り替え単位

    アクセスログファイルの切り替え単位を指定します。
    以下のどれかを選択します。

    • 1ヶ月

    • 1週間

    • 1日

    • 1時間

    • 1分

    切り替えのタイミングは、その単位の先頭の日/曜日/時間になります。
    例えば、「1週間」を選択すると、日曜になった時点でファイルが切り替わります。この設定を土曜に行ったとしても日曜になった時点でファイルは切り替わります。「1ヶ月」を選択した場合は、各月の1日になった時点でファイルが切り替わります。
    本項目は、ファイル切り替えタイプに「時間」を指定した場合にだけ設定できます。

    実行ログ

    実行ログに出力するエラーレベル

    実行ログに出力するエラーレベルを指定します。
    以下のどれかを選択します。

    • すべて:すべてのメッセージを出力する

    • ワーニングまで:エラーメッセージと警告メッセージを出力する

    • エラーのみ:エラーメッセージだけを出力する

    初期値は「すべて」です。

    ポイント

    ログの出力フォルダおよびファイル名については、「5.2 ログの管理」を参照してください。

    注意

    Autopilot機能については、本画面での設定に関係なく、以下の動作となります。

    • アクセスログは出力されません。

    • 実行ログは、エラーレベルが「エラー」のものだけが出力されます。

  4. [設定]ボタンをクリックします。
    ログの設定が変更されます。