ここでは、672XX系のメッセージについて説明します。
[説明]
処理が中断されました。詳細は、同時に表示されているイベントを参照してください。
[対処]
同時に表示されているイベントを参照してください。
[説明]
クローニングイメージobjの削除に失敗しました。
[対処]
同時に表示されているメッセージを参照してください。
[説明]
objのIPアドレスまたはMACアドレスがほかで使用されているため、指定できません。
[対処]
指定したオプション引数を見直したあと、再操作してください。
本メッセージが出力された場合、登録済みの以下の機器で同じIPアドレスまたはMACアドレスが使用されている可能性があります。
シャーシ
LANスイッチ
管理サーバ
管理対象サーバ
電力監視デバイス
[説明]
objはほかの処理を実行中の状態のため、要求された処理を実行できません。
以下の場合、指定したリソース以外のリソース名がobjに表示されます。
シャーシ内に搭載されているリソースがほかの処理を実行中に、シャーシの電源操作を行った場合
予備サーバに切り替わって運用しているサーバに対して継続処理を行う場合、そのサーバを予備サーバとして設定している別の物理OSまたはVMホストが存在し、かつ、その物理OSまたはVMホストがほかの処理を実行中のとき
[対処]
objがManager task"の場合
管理サーバの動作状態を確認し、実行中の操作終了後に、再操作してください。
管理サーバが停止中に本メッセージが表示された場合、管理サーバで実行中の操作がデータベースに残っている可能性があります。管理サーバを起動し管理サーバで実行中の操作を完了させるか、採取済みの構成定義情報をリストアしたあと、再操作してください。
objがManager task"以外の場合
objの動作状態を確認し、処理終了後に、再操作してください。
なお、同じシャーシ内では、管理対象サーバまたはLANスイッチの登録と削除は、一度に1つのリソースに対してだけ行えます。複数のリソースに対して同時に行った場合、このメッセージが表示されます。
[説明]
imageはすでに設定済みです。
[対処]
操作対象を確認し、誤っていた場合は操作対象を変更したあと、再操作してください。
[説明]
クローニングイメージが設定されていません。
[対処]
クローニングイメージに対して操作する際に表示された場合、クローニングイメージを採取したあと、再実行してください。
[説明]
管理対象サーバのシステムイメージが存在しないか、指定したバージョンのシステムイメージが存在しません。
[対処]
該当する管理対象サーバのシステムイメージを確認してください。
バージョンの指定が誤っていた場合、正しいバージョンを指定して、再操作してください。
また、イメージファイルが同期されていない場合があります。「導入ガイド VE」の「7.2 マネージャーの起動と停止」を参照して、マネージャーのサービスを再起動してください。
[説明]
管理対象サーバserver_nameにクローニングイメージはすでに配付済みです。
[対処]
該当する管理対象サーバを確認し、誤っていた場合は操作対象を変更したあと、再操作してください。
[説明]
指定されたサーバに設定が異なるサーバが含まれています。
[対処]
対象サーバの以下の設定を確認してください。
HBA address renameの設定の有無
サーバ管理ソフトウェア使用の有無
設定が同一のサーバを対象にして再実行してください。
設定が異なるサーバに対しては個別に処理を行ってください。
[説明]
以下の条件に一致する予備サーバが存在しません。または、指定した予備サーバが以下の条件に一致していません。
電源制御が可能
状態が"normal"、"warning"または"stop"になっている
予備サーバがVMホストの場合、以下のすべての条件に一致している必要があります。
HBA address rename設定がされていて、エージェントが登録されている
状態が"normal"または"warning"になっている
VMホスト上にVMゲストが存在していない(VMゲストが存在する予備サーバに切り替える設定になっていない場合)
【Xen】
プールマスタとして設定されていない(VMホストがCitrix XenServerの場合)
別のサーバ切替え事象で切替え先として使用されていない
運用サーバと同一サブネットに属している
[対処]
以下のどれかの対処を行ってください。
上記の条件に一致する予備サーバが存在することを確認したうえで、再操作してください。
上記の条件に一致する予備サーバを指定して、再操作してください。
上記の条件に一致した管理対象サーバをサーバ切替え先の予備サーバとして設定したあと、再操作してください。
一括設定のインポートを行って、VMホストを予備サーバに設定する場合、HBA address rename設定や、VMホストのエージェント登録のインポートを事前に行ってください。
詳細は、「操作ガイド VE」の「6.2 構成定義ファイルの読込み(インポート)」を参照してください。
[説明]
objはリカバリされていません。
自動リカバリまたは手動切替えが行われていない管理対象サーバに対して継続処理が実行されました。
[対処]
指定した管理対象サーバは、自動リカバリまたは手動切替えが行われていないため、対処は必要ありません。
[説明]
業務IPアドレスが割り当てられていないため、要求を実行できません。
[対処]
ソフトウェアのインストール作業が正しく完了しているか確認してください。
ソフトウェアのインストールについては、「操作ガイド VE」の「第4章 管理対象サーバの動作環境設定」を参照してください。
[説明]
指定したIPアドレスが不正です。
[対処]
管理対象サーバを登録する際に発生した場合
指定した管理対象サーバの管理LANのIPアドレスが、管理LANのサブネットに含まれているかを確認し、再操作してください。
管理対象サーバの管理IPアドレスを変更する際に発生した場合
以下について確認し、再操作してください。
指定した管理対象サーバの管理LANのIPアドレスが、管理LANのサブネットに含まれているか
運用サーバまたは予備サーバの管理IPアドレスを変更する場合、変更前と変更後のIPアドレスが同一サブネットであるか
管理サーバの管理IPアドレスを変更する際に発生した場合
指定したIPアドレスが、管理サーバの管理LANのIPアドレスかを確認し、再操作してください。
[説明]
管理サーバで定義されているIPアドレス範囲はすでに使用されています。
[対処]
管理サーバで定義されているIPアドレス範囲(DHCP範囲)を確認してください。
[説明]
管理サーバでエラーが発生しました。
[対処]
以下について確認してください。
管理サーバのセットアップが正しく完了しているか
セットアップについては、「インストールガイド VE」の「2.1 マネージャーのインストール」を参照してください。
サーバ管理装置と通信可能か
pingコマンドなどを使用して、管理サーバとサーバ管理装置間のネットワーク環境に問題がないか確認してください。
LANのコネクターからケーブルが外れている場合、接続してください。
マネジメントブレードのSNMPの設定にWrite(参照更新権)があるか
RORコンソールで設定したSNMPコミュニティー名を確認してください。
SNMPコミュニティー名を省略した場合、"public"になります。
該当する管理対象サーバのマネジメントブレードで、指定したSNMPコミュニティー名にWrite(参照更新権)があるか確認してください。
SNMPコミュニティー名にWrite(参照更新権)がない場合、Write(参照更新権)を設定してください。
リモートマネジメントコントローラーのIPアドレス、ユーザー名、パスワードが、管理対象サーバの登録時に指定した値から変更されていないか確認してください。
確認方法と設定方法については、利用しているサーバのマニュアルを参照してください。
「導入ガイド VE」の「7.2 マネージャーの起動と停止」の「関連サービス」の管理サーバのサービスが起動しているか確認し、停止しているサービスがあれば起動してください。
サービスの確認と起動の方法については、「導入ガイド VE」の「7.2 マネージャーの起動と停止」を参照してください。
停止しているサービスを起動したあと、エラーになった操作を再実行してください。
上記の対処を行っても問題が解決しない場合、本メッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
[説明]
管理対象サーバまたはサーバ管理装置と通信ができないため、管理対象サーバの情報が正しく取得できませんでした。
[対処]
管理対象サーバとサーバ管理装置の状態、以下の設定とオペランドに指定した値を確認してください。
管理対象サーバのサーバ管理装置のIPアドレスが正しく設定され、動作していること
管理対象サーバのサーバ管理装置の、SNMPコミュニティーの設定
RORコンソールで設定したSNMPコミュニティー名に、Read(参照権)またはWrite(参照更新権)があるか確認してください。
管理対象サーバのSNMPコミュニティーの設定
管理対象サーバのSNMPコミュニティー名に、Read(参照権)があるか確認してください。
管理対象サーバと、その管理対象サーバのサーバ管理装置は、同じSNMPコミュニティー名にしてください。
リモートマネジメントコントローラーのIPアドレス、ユーザー名、パスワードが、管理対象サーバの登録時に指定した値から変更されていないこと
指定した管理対象サーバのIPアドレスに誤りがないこと
指定した管理対象サーバのエージェントのセットアップが正常に完了していること
管理サーバのネットワーク設定(DNSなど)が適切であり、OSのネットワーク関連コマンドの処理が秒単位で終了すること
メッセージが表示された状況によって、以下の対処を行ってください。
交換後のハードウェア情報の再設定時に本メッセージが表示された場合、かつ、管理対象サーバとサーバ管理装置の状態に問題がない場合
ハードウェア情報の再設定時に、最新のハードウェア情報を一時的に取得できなかった可能性があります。
ハードウェア情報を再設定してください。
クローニングイメージの配付時に本メッセージが表示された場合
配付後のエージェントの登録に失敗しています。クローニングイメージ配付を再実行するか、または「メッセージ番号 67328」の対処にある手順2.以降について確認し、配付した管理対象サーバを復旧してください。
複数台の管理対象サーバに同じクローニングイメージを配付した場合、すべての管理対象サーバに対して対処を行ってください。
管理対象サーバがVMwareESXiの場合
必須ソフトウェアからの情報取得に失敗しています。
「導入ガイド VE」の「1.4.2.2 必須ソフトウェア」のServerView Operations Managerを参照し、ServerView Operations Managerで対象のサーバを管理できるようにしてください。
管理対象サーバがVMwareESXiかつ他社サーバの場合
定義ファイルが存在しない、または定義ファイルに対象の管理対象サーバの定義が記載されていない可能性があります。
「導入ガイド CE」の「E.1.1 定義ファイル」の「他社サーバ上のVMware ESXiを利用して仮想L-Serverを作成する場合の設定」を参照し、定義ファイルのファイル名や定義内容に誤りがないか確認してください。
上記の対処を行っても問題が解決しない場合、本メッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
[説明]
管理対象サーバの電源制御でエラーが発生しました。
[対処]
以下について確認し、対処を行ってください。
RORコンソールで設定したSNMPコミュニティー名
SNMPコミュニティー名を省略した場合、"public"になります。
該当する管理対象サーバのマネジメントブレードで、指定したSNMPコミュニティー名にWrite(参照更新権)があるか
SNMPコミュニティー名にWrite(参照更新権)がない場合、Write(参照更新権)を設定してください。
リモートマネジメントコントローラーのIPアドレス、ユーザー名、パスワードが、管理対象サーバの登録時に指定した値から変更されていないか
確認方法と設定方法については、利用しているサーバのマニュアルを参照してください。
[説明]
シャーシが登録されていません。
登録対象のサーバを含むシャーシの管理LANが正しく設定されていないことが考えられます。
[対処]
シャーシの登録をしたあと、再操作してください。
シャーシが登録されている場合、登録対象サーバの管理LANの設定を確認してください。
[説明]
指定した管理対象サーバは、自動リカバリまたは手動切替えの実行条件を満たしていません。
objには、指定した管理対象サーバ名が表示されます。
detailには、以下の詳細原因が表示されます。
no image
指定したサーバではシステムイメージのバックアップが行われていません。
[対処]
詳細原因に応じて、対処を行ってください。
no image
指定したサーバでシステムイメージのバックアップを行ったあと、手動切替えを再実行してください。
[説明]
管理対象サーバに本製品のエージェントがインストールされていません。
objには、管理対象サーバ名が表示されます。
[対処]
管理対象サーバに本製品のエージェントをインストールしたあと、再実行してください。
[説明]
LANスイッチの制御で異常が発生しました。
commandには、ネットワーク管理コマンドが表示されます。
rcxerrnoには、ネットワーク管理で異常になった処理を示す文字列が表示されます。
mipには、以下のどちらかが表示されます。
管理対象LANスイッチの管理IPアドレス
管理対象サーバの管理IPアドレスまたはサーバ名
以下のような場合に発生する可能性があります。
LANスイッチと異なるIPアドレスを指定した場合
LANスイッチに設定されていないSNMPコミュニティー名を指定した場合
LANスイッチが正しく動作していない場合
登録時とは異なる機種のLANスイッチに交換し、LANスイッチのリストア操作を行った場合
[対処]
以下の確認を行ったあと、再実行してください。
LANスイッチがサポート対象機種である
登録時のLANスイッチと同一機種である
LANスイッチの以下の設定内容が本製品の設定内容と一致しているか
異なる場合、LANスイッチと本製品の設定内容が一致するように修正してください。
LANスイッチの管理IPアドレス
LANスイッチの管理IPアドレスに適用するサブネットマスク
LANスイッチの管理IPアドレスが属するVLAN ID
LANスイッチの管理IPアドレスの接続ポート
SNMPコミュニティー名
リモートログイン用ユーザー名
リモートログイン用パスワード
リモートログイン用特権パスワード
管理LANとLANスイッチとの通信経路に異常がないか
LANケーブル抜けやLANスイッチの電源断が発生していないかなどを確認してください。
LANスイッチが正しく動作しているか
以下を調査して正しく動作しているかを確認し、必要があればLANスイッチの保守手順に従って問題を取り除いてください。
LANスイッチの電源が入っていること
SNMPエージェントが正常に動作していること
LANスイッチにtelnetで接続できること
参考
telnet接続が無効になっている場合、telnet接続を有効にしてください。
設定方法については、各機種のマニュアルを参照してください。
また、機種によっては、telnetの同時接続数が制限されていることがあります。この場合、ほかのtelnet接続をログアウトしてください。
[説明]
ほかの処理でサーバ情報を取得する内部コマンドが動作している可能性があります。
[対処]
しばらく待ってから、再操作してください。
[説明]
管理対象サーバへのコマンド実行が失敗しました。
mipには、管理対象サーバの管理IPアドレスまたはサーバ名が表示されます。
[対処]
mipに示す管理対象サーバで、以下の確認と対処を行ってください。
管理対象サーバがシステムダウンしていないか
システムダウンしている場合は正しいOSでシステムを起動してください。
管理対象サーバが正しいOSで起動されているか
誤ったOSで起動されている場合、各機種のマニュアルを参照してBIOSの設定を変更してください。
【Linux】
使用するLANカードがシステムに正しく組み込まれているかを/sbin/ifconfig -aコマンドを実行して確認
組み込まれていない場合、Linuxのインストールガイドを参照してLANカードの組込みを行ってください。
上記の対処を行っても問題が解決しない場合、該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
[説明]
LANスイッチへのVLAN設定で異常が発生しました。
[対処]
本エラーが発生した操作(サーバの登録やサーバの削除など)の対象である管理対象サーバが接続されている、各LANスイッチに対して以下を調査し、正しく動作しているか確認してください。
LANスイッチの電源が入っていること
SNMPエージェントが正常に動作していること
LANスイッチにtelnetで接続できること
参考
telnet接続が無効になっている場合、telnet接続を有効にしてください。
設定方法については、各機種のマニュアルを参照してください。
また、機種によっては、telnetの同時接続数が制限されていることがあります。この場合、ほかのtelnet接続をログアウトしてください。
エンドホストモードを使用している場合、Selected Portとして選択されているかつ、活性化している外部ポートのVLAN IDは削除できません。
対象のポートを非活性にするか、対象の外部ポートと同一のVLAN IDをもつ内部ポートのVLAN IDを全て変更してから、再実行してください。
Selected Portとして選択されている外部ポートは、対象のLANスイッチにログインし、show pin-interface allコマンドを実行することで確認できます。
確認後、必要があればLANスイッチの保守手順に従って問題を取り除いてください。
そのあと、「運用ガイド VE」の「9.6 サーバ以外のハードウェアの交換」の「LANスイッチブレードの交換」を参照し、VLAN情報を反映後、再度本エラーが原因で失敗した操作をしてください。
[説明]
管理対象サーバにPRIMECLUSTER GLSがインストールされていません。
[対処]
管理対象サーバにPRIMECLUSTER GLSをインストールしてください。
PRIMECLUSTER GLSのインストール方法については、製品のマニュアルを参照してください。
[説明]
コマンドの処理中に強制終了されました。
[対処]
再操作してください。
[説明]
パスワードの復号化に失敗しました。
[対処]
構成定義ファイルの読込み(インポート)時に出力された場合、"encrypted"(暗号化されているパスワード)を指定しているリソース定義行について、パスワードが暗号化された文字列で設定されているか確認してください。
構成定義ファイルについては、「操作ガイド VE」の「付録A 一括設定用の構成定義ファイル(CSV形式)」を参照してください。
上記の対処を行っても問題が解決しない場合、該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
[説明]
IPアドレス範囲の指定に誤りがあります。
codeには、以下のどれかが表示されます。
9:
指定IPアドレス範囲に指定できないIPアドレスが含まれている
10:
開始IPアドレスと終了IPアドレスの範囲が不正
13:
開始IPアドレスと終了IPアドレスが同一サブネットではない
14:
開始IPアドレスがサブネット番号と同じ
15:
終了IPアドレスがブロードキャストアドレスと同じ
102:
冗長化方式で指定された開始IPアドレスのホスト部が同じではない
103:
冗長化方式で指定された開始IPアドレスのサブネットが重複している
201:
指定した管理IPアドレスの範囲外に登録済みの管理対象サーバのアドレスが存在する、または登録済みの管理対象サーバが存在する状態で、異なったサブネットを指定している
[対処]
codeに表示された内容に従って、対処を行ってください。
"201"の場合
以下のどちらかの対処を行ってください。
変更前の管理IPアドレス範囲と同一サブネットで、登録済みの管理対象サーバのアドレスを含む範囲を指定して、再操作してください。
登録済みの管理対象サーバのアドレスを登録解除したあと、再操作してください。
上記以外の場合
パラメーターを見直したあと、再操作してください。
[説明]
指定されたオプションoptionがサポートされていません。
[対処]
指定したオプションを見直したあと、再操作してください。
[説明]
最も古いクローニングイメージが使用中のため削除に失敗しました。
[対処]
使用されていない世代のクローニングイメージを1つ以上削除したあと、再操作してください。
[説明]
世代versionのクローニングイメージは使用中のため削除できません。
[対処]
指定された世代versionのクローニングイメージを使用されていない状態にしたあと、再操作してください。
[説明]
「操作ガイド VE」の「7.6 クローニングイメージに定義できるネットワークパラメーター自動設定機能」で設定された処理でエラーが発生しました。
typeには、以下のどれかの処理に対応した数値が表示されます。
10: PRE_TGTSVR_IMAGE_CREATE
クローニングイメージ採取前の処理
11: POST_TGTSVR_IMAGE_CREATE
クローニングイメージ採取後の処理
13: POST_TGTSVR_IMAGE_INSTALL
クローニングイメージ配付後の処理
[対処]
イベントログに「メッセージ番号 61501」または「メッセージ番号 61502」が表示されるので、そのメッセージの対処を行ってください。
「メッセージ番号 61501」または「メッセージ番号 61502」が表示されていない場合、該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
[説明]
ログインに失敗しました。
[対処]
正しいユーザーIDとパスワードを入力してログインし直してください。
ユーザーIDとパスワードの入力に誤りがない、かつ、新たに追加した運用管理アカウントである場合、アカウント作成時のパスワード設定が誤っています。
「運用ガイド VE」の「4.2 ユーザーアカウントの設定」を参照し、パスワードを再設定してください。
[説明]
ファイルの種類が適切ではないためfilenameで指定されたファイルまたはディレクトリの書込みに失敗しました。
[対処]
以下のどちらかの対処を行ったあと、再操作してください。
filenameで表示されたファイル、ディレクトリの名前を変更する
filenameで表示されたファイル、ディレクトリを移動または削除する
[説明]
環境変数値variableが不正な値を示しています。
[対処]
variableに設定されている値が適切であるかを確認したあと、再操作してください。
[説明]
起動すべきシェルが見つかりませんでした。
[対処]
環境変数SHELLを正しく設定してください。
[説明]
objに記述されるコマンドの実行に失敗しました。
[対処]
以下について確認し、エラーの原因を取り除いたあと、再操作してください。
コマンド実行環境が適切であること
/opt/FJSVrcvhb/bin/rcxhbactlコマンドは、デスクトップ環境で実行してください。
該当するコマンドに実行権があること
メモリの空き容量が十分あること
[説明]
filenameで指定されたファイルまたはディレクトリが存在しません。
[対処]
存在するファイルまたはディレクトリを指定してください。
[説明]
filenameで指定されたファイルまたはディレクトリが作成できません。
[対処]
ディレクトリのアクセス権を確認してください。
[説明]
実行ユーザーのホームディレクトリがありません。
[対処]
コマンドを実行したOSのユーザーアカウントに対して以下の設定が存在し、かつ、設定されているディレクトリが管理サーバ内に実際に存在しているか確認して適切に修正したあと、再実行してください。
管理サーバの"ローカル ユーザーとグループ"に、コマンドを実行したOSのユーザーアカウントのエントリーがある
上記アカウントの環境変数にAPPDATAまたはUSERPROFILEが存在し、正しいディレクトリが設定されている
[説明]
chassis_nameのシャーシが存在しません。
[対処]
指定したシャーシ名を確認してください。
[説明]
指定されたエイリアス(alias)は存在しません。
[対処]
以下のコマンドを実行し存在するエイリアスを確認後、再実行してください。
【Windows】
>rcxadm certctl list <RETURN> |
【Linux】
# rcxadm certctl list <RETURN> |
例
以下ではclient2、client1、server5、server4、server3、server2、server1がエイリアスになります。
Truststore: |
[説明]
キーストアファイルが見つかりません。
[対処]
以下の場所にキーストアファイルが存在するか確認してください。
マネージャーをクラスタ運用している場合、マネージャー用共有ディスクがマウントされているか確認し、再実行してください。
存在しない場合、本メッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
マネージャーの場合
【Windows】
インストールフォルダー\Manager\etc\opt\FJSVssmgr\current\certificate\common_truststore
【Linux】
/etc/opt/FJSVrcvmr/opt/FJSVssmgr/current/certificate/common_truststore
エージェントの場合
【Windows/Hyper-V】
インストールフォルダー\Agent\StorageRM\Agent\etc\certificate\agent_truststore
【Linux/VMware/Xen/KVM】
/etc/opt/FJSVssagt/certificate/agent_truststore
【Solaris】
/etc/opt/FJSVrcvat/certificate/agent_truststore
[説明]
キーストアファイルが壊れているか、正規のファイルではありません。
[対処]
本メッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
[説明]
内部矛盾が発生しました。
[対処]
本メッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
[説明]
コマンドの書式に誤りがあります。"usage"が表示されます。
[対処]
コマンドの書式を見直したあと、再操作してください。
[説明]
objはfunctionをサポートしていません。
functionには、サポートしていない機能名が表示されます。
objに対して常にfunctionが利用できない場合、detailは表示されません。
条件によってfunctionが利用できない場合、detailには、以下の詳細情報が括弧付きで表示されます。
"Out of DHCP range"の場合
objで表示された操作対象のIPアドレスはシステムイメージのバックアップ・リストアを利用できる範囲にありません。
"invalid switchover method"の場合
objで表示されたサーバはバックアップ・リストアによるサーバ切替え方式では使用できません。
objで表示されたサーバ上でVMホストが動作している場合に表示されます。
"invalid model"の場合
objで表示された操作対象は、functionをサポートしていない機種です。
"invalid destination"の場合
objで表示されたVMゲストは、移動先に指定したVMホストへの移動をサポートしていません。
"VM type"の場合
objで表示された操作対象は、functionをサポートしていないサーバ仮想化ソフトウェアです。
【Xen】
プールマスタのCitrix XenServerに対するVMメンテナンスモードの設定/解除はサポートしていません。
"OS type"の場合
objで表示された操作対象は、functionをサポートしていないサーバOSです。
"incompatible network devices"の場合
objで表示された操作対象のNIC構成が、functionの予備サーバの条件と一致しません。
"incompatible IBP group configuration between switch-1 and switch-2"の場合
切替え元サーバ側のスイッチswitch-1と、objで表示された切替え先サーバ側のスイッチswitch-2のIBPグループ設定が、functionの運用条件に一致しません。
"incompatible mode between switches switch-1 (mode-1) and switch-2 (mode-2)"の場合
切替え元サーバ側のスイッチswitch-1と、objで表示された切替え先サーバ側のスイッチswitch-2のモードが一致しません。
mode-1、mode-2には、各スイッチのモードとして"IBP mode"、"switch mode"または"End Host mode"が表示されます。
"VIOM"の場合
objで表示されたサーバには、すでにVIOM連携による仮想化方式が設定されているため、HBA address renameの設定はできません。
"invalid deployment configuration"の場合
functionで表示された機能は、現在の環境でサポートされません。バックアップ・リストアとクローニングについては、ServerView Deployment Managerを使用してください。I/O仮想化(HBA address rename)については、ServerView Virtual-IO Managerを使用してください。
その他の操作でこのメッセージが表示された場合、その操作を実行する必要はありません。
"difference of NIC setting for Admin LAN"の場合
管理LANのNICの設定がobjで表示されたサーバと異なるサーバは、予備サーバに設定できません。
"Manager is Linux"の場合
Linuxマネージャーでは使用できません。
[対処]
objで利用できない機能を利用しようとしているために表示されています。対処は必要ありません。
[説明]
サポートしていないコマンドまたはサブコマンド、オプションです。
objには、管理対象サーバ名またはポート名が表示されます。
detailには、以下の詳細情報が表示されます。
"Manager"の場合
objで表示されるサーバが、管理サーバです。
"Port name"の場合
objで表示されるポート名が、本製品で使用しないポート名です。
[対処]
詳細情報ごとの確認作業を行い、リソースの組合せが間違っている、または設定値が異なる場合、指定値や設定を変更後、再操作してください。
"Manager"の場合
管理対象サーバを登録する際に表示された場合、管理サーバを操作対象にしていないか確認してください。
ハードウェア情報の再設定を実行する際に表示された場合、該当するスロットに管理サーバが搭載されていないか確認してください。
"Port name"の場合
ポート番号を変更する際、ポート名に誤りがないか確認してください。
ポート番号の変更については、「操作ガイド VE」の「3.1.2 ポート番号の変更」、「コマンドリファレンス」の「5.7 rcxadm mgrctl」を参照してください。
[説明]
指定した管理対象サーバはtargetに対して操作できません。
serverには、管理対象サーバ名が表示されます。
targetには、serverの操作対象が表示されます。
[対処]
指定したtargetを見直してください。
[説明]
PostgreSQLログインユーザーのパスワード変更でエラーが発生しました。
[対処]
設定したユーザーパスワードが正しくありません。
OSのパスワード設定規約を確認し、適切なパスワードを再設定してください。
上記の対処を行っても問題が解決しない場合、本メッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
[説明]
obj1はobj2のtypeとして定義されているため、要求を実行できません。
[対処]
エラーの原因を取り除いたあと、再操作してください。
[説明]
VMホストまたはVMゲストをサポートしていません。
objには、指定したサーバ名が表示されます。
[対処]
物理OS名を指定して、再操作してください。
[説明]
指定されたIPアドレスが間違っているか、指定されたシャーシの情報が管理サーバに登録されていません。
[対処]
以下の内容を確認してください。
入力したシャーシ、サーバ管理装置のIPアドレスまたはサーバの情報(IPアドレスなど)が正しいことを確認してください。
誤りがあった場合、正しい情報で、再登録してください。
シャーシの電源がONになっているか確認してください。ONになっていない場合、シャーシの電源をONにしたあと、再登録してください。
[説明]
登録対象になる管理対象サーバのネットワークインターフェースに接続されるLANスイッチが登録されていません。
[対処]
登録対象になる管理対象サーバのネットワークインターフェースに接続されるLANスイッチを登録したあと、再操作してください。
接続先のLANスイッチの確認と登録方法
「導入ガイド VE」の「C.1 サーバ搭載NICとLANスイッチの接続関係」を参照し、指定した管理対象サーバのNICに接続される、対象のLANスイッチを確認してください。
「操作ガイド VE」の「A.3 リソース定義」を参照し、対象のLANスイッチの定義を構成定義ファイルに追加したあと、再度インポートを行ってください。
[説明]
指定したLANスイッチのスロット番号またはIPアドレスに誤りがあります。
[対処]
LANスイッチブレードの実装位置とIPアドレスを確認し、正しいスロット番号、IPアドレスを指定し再操作してください。
[説明]
objで指定された名前のリソースが複数存在します。
名前が重複するリソースは、コマンドから操作できません。
[対処]
重複しないようにリソースの名前を変更してからコマンドを実行してください。
重複しているリソースの名前を変更できない場合、GUIから操作を行ってください。
[説明]
本製品のユーザーとしてログインしていません。
[対処]
本製品のユーザーとしてログインしたあと、再操作してください。
コマンドを実行した際に、本メッセージが表示された場合、本製品の特権ユーザーとしてログインしたあと、またはOSの管理者権限を持つユーザーで、再操作してください。
コマンドの実行に必要な権限については、「コマンドリファレンス」の「第1章 概要」を参照してください。
本製品の特権ユーザーとしてのログインについては、「コマンドリファレンス」の「2.1 rcxlogin」を参照してください。
マネージャーをクラスタ運用している場合、マネージャー用共有ディスクがマウントされていない可能性があります。
操作を実行したノードでマネージャー用共有ディスクをマウントし、再操作してください。
[説明]
コマンド実行時に、マネージャーとの通信でエラーが発生しました。
[対処]
以下について確認し、エラーの原因を取り除いたあと、再操作してください。
ネットワーク環境の確認
確認方法
管理サーバのResource Coordinator Managerサービスが使用するポート番号(サービス名:rcxweb、デフォルト:23461)がほかのサービスで使用されていないか確認してください。
マネージャーがインストールされているサーバ上で、以下のコマンドを実行してポート番号の使用状態を確認します。
ポート番号を使用しているプロセスIDを表示
例
【Windows】
>netstat -oan | find "0.0.0.0:23461" <RETURN> TCP 0.0.0.0:23461 0.0.0.0:0 LISTENING 2632 -> プロセス番号は 2632 |
【Linux】
# netstat -lnp | grep ":23461" <RETURN> tcp 0 0 :::23461 :::* LISTEN 4095/httpd -> プロセス番号は 4095 |
プロセスIDが本製品のhttpdのものか確認
例
【Windows】
>tasklist /svc /FI "PID eq 2632" <RETURN> イメージ名 PID サービス ========================= ====== ====================================== httpd.exe 2632 ResourceCoordinatorWebServer(Apache) |
【Linux】
# ps -fp 4095 <RETURN> UID PID PPID C STIME TTY TIME CMD root 4095 1 0 Jul18 ? 00:00:00 /opt/FJSVrcvmr/sys/apache/bin/httpd -k start |
対処方法
ほかのサービスが使用していた場合、使用するポート番号を変更してください。
ポート番号の変更方法については、「操作ガイド VE」の「3.1.2 ポート番号の変更」または「3.2.6 ポート番号の変更」を参照してください。
Resource Coordinator Managerが使用しているポート番号が正しい場合や、上記の対処を行っても問題が解決しない場合は、該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
[説明]
rcxloginコマンドで、パスワードを非表示にするためのコンソール制御でエラーが発生しました。
[対処]
Windows標準のコマンド プロンプト以外の端末ソフトウェアを利用している場合、ターミナルソフトウェアの端末の種類などの設定を確認してください。
コマンド プロンプトを使用していても発生する場合や、上記の対処を行っても問題が解決しない場合、該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
[説明]
マネージャーのサービスが起動しているため操作が実行できません。
processには、起動しているサービスのうち1つのサービス名が表示されます。
[対処]
「導入ガイド VE」の「7.2 マネージャーの起動と停止」を参照して、管理サーバ上で「マネージャー本体」、「関連サービス」のサービスが停止しているか確認し、起動しているサービスがあれば停止してください。
起動しているサービスを停止したあと、エラーになった操作を再実行してください。
【Windows】
マネージャーをクラスタシステム上で運用している場合、マネージャー用のクラスタサービスとHBA address rename設定サービス用のクラスタサービスが同一ノードでオンラインになっている可能性があります。
[フェールオーバー クラスタ管理]画面で、同一ノードでオンラインになっていないか確認し、同一ノードでオンラインになっている場合、HBA address rename設定サービス用のクラスタサービスをほかのノードに移動してください。
なお、ほかのノードが故障中の場合、回復後に行ってください。