ここでは、671XX系のメッセージについて説明します。
[説明]
実行ユーザーがOSの管理者ではありません。
[対処]
OSの管理者権限で操作を行ってください。
Windows Server 2008の場合、ユーザー名がAdministratorではない管理者権限を持つユーザーアカウントでは、メニューからコマンド プロンプトを起動しても、管理者権限でコマンドを実行できません。
メニューのコマンド プロンプトを右クリックし、表示されたメニューで[管理者として実行(A)]を選択してコマンド プロンプトを起動したあと、操作を行ってください。
[説明]
オプションが不正です。"usage"が表示されます。
[対処]
コマンドの書式を見直したあと、再操作してください。
[説明]
名前objは不当な文字を含んでいます。
[対処]
名前に使用できる文字は、半角英数字、アンダースコア("_")です。名前を見直したあと、再操作してください。
[説明]
objに一致するリソースが見つかりません。
[対処]
指定した条件を見直してください。
[説明]
ファイルfilename1をファイルfilename2にコピーできません。
[対処]
以下について確認し、エラーの原因を取り除いたあと、再操作してください。
ファイルやディレクトリのアクセス権
ディスク領域が枯渇していないか
[説明]
objファイルまたはディレクトリが作成できません。
[対処]
以下について確認し、エラーの原因を取り除いたあと、再操作してください。
ディレクトリのアクセス権
ディスク領域が枯渇していないか
[説明]
objコマンドの実行でエラーが発生しました。
[対処]
本メッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
[説明]
メモリ不足のため動作できません。
[対処]
不要なプログラムを終了したあと、再操作してください。
再操作しても問題が解決しない場合、「導入ガイド VE」の「1.4.2.6 メモリ容量」を参照し、メモリ容量が十分かを確認してください。
[説明]
指定されたディレクトリが存在しません。
[対処]
存在するディレクトリを指定してください。
[説明]
指定された日時は無効です。
[対処]
"YYYY/MM/DD hh:mm:ss"の形式で、存在する日時を指定してください。
[説明]
コマンドの書式に誤りがあります。"usage"が表示されます。
[対処]
コマンドの書式を見直したあと、再操作してください。
[説明]
オプションに引数が指定されていません。"usage"が表示されます。
[対処]
コマンドの書式を見直したあと、再操作してください。
[説明]
指定したオプション引数が長すぎます。
optionは表示されない場合があります。
[対処]
指定したオプション引数を見直したあと、再操作してください。
[説明]
指定したオプション引数に不正な文字が含まれています。
[対処]
指定したオプション引数を見直してください。
改行文字が禁止されている操作の場合、コピー&ペーストなどで文末などに改行が挿入されていないか確認してください。
確認後、再操作してください。
[説明]
指定した値が許容範囲外です。
[対処]
指定した値を見直したあと、再操作してください。
[説明]
指定した値の書式が不正です。
[対処]
指定した値を見直したあと、再操作してください。
[説明]
オプションの引数に指定できない値が指定されました。"usage"が表示されます。
[対処]
正しい引数を指定したあと、再操作してください。
[説明]
filenameで指定したファイルの書式に誤りがあります。
[対処]
指定したファイルの書式を確認してください。
filenameに"activation.dat"が表示された場合、「操作ガイド VE」の「7.2 採取」を参照し、ライセンス情報定義ファイルの書式を確認してください。
[説明]
コマンドはすでに起動されています。
[対処]
しばらく待ってから再実行してください。
[説明]
指定したオプション引数が短すぎます。
optionは表示されない場合があります。
[対処]
指定したオプション引数を見直したあと、再操作してください。
[説明]
filenameで指定したファイルは存在しません。
[対処]
指定したファイル名を確認してください。
[説明]
filenameで指定したファイルのアクセス権がありません。
[対処]
指定したファイルの所有者、所有グループおよびアクセス権を確認してください。
[説明]
filenameで指定したファイルへの書込みに失敗しました。
[対処]
システムログを確認し、エラーの原因を取り除いたあと、再操作してください。
ディスクまたはファイルシステムのエラーメッセージが表示されていないか
quota制限、ファイルシステム枯渇のメッセージが表示されていないか
[説明]
filenameで指定したファイルの読込みに失敗しました。
[対処]
システムログを確認し、エラーの原因を取り除いたあと、再操作してください。
ディスクまたはファイルシステムのエラーメッセージが表示されていないか
[説明]
filenameで指定したファイルのオープンに失敗しました。
[対処]
システムログを確認し、エラーの原因を取り除いたあと、再操作してください。
ディスクまたはファイルシステムのエラーメッセージが表示されていないか
quota制限、ファイルシステム枯渇のメッセージが表示されていないか
[説明]
filenameで指定したファイルの削除に失敗しました。
[対処]
システムログを確認し、エラーの原因を取り除いたあと、再操作してください。
ディスクまたはファイルシステムのエラーメッセージが表示されていないか
[説明]
filenameで指定したファイルのリネームに失敗しました。
[対処]
システムログを確認し、エラーの原因を取り除いたあと、再操作してください。
ディスクまたはファイルシステムのエラーメッセージが表示されていないか
quota制限、ファイルシステム枯渇のメッセージが表示されていないか
[説明]
本製品のファイルfilenameが存在しません。
[対処]
以下について確認し、エラーの原因を取り除いたあと、再操作してください。
filenameが"activation.dat"の場合
管理対象サーバにライセンス情報定義ファイル"activation.dat"を作成してください。
ライセンス情報定義ファイルについては、「操作ガイド VE」の「7.2 採取」を参照してください。
上記以外の場合
以下のどちらかに該当する場合、システム全体をリストア、または本製品を再インストールしてください。
該当するファイルを削除した場合
システムダウン、ディスク異常またはファイルシステム異常が原因で、該当するファイルが削除された場合
マネージャーをクラスタ運用している場合
filenameに表示されたファイルのリンク先がマネージャー用共有ディスク上のファイルである可能性があります。
操作を実行したノードでマネージャー用共有ディスクをマウントしてください。
上記に該当しない場合、本メッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
[説明]
本製品のファイルfilenameにアクセスできません。
[対処]
本メッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
[説明]
本製品のファイルfilenameへの書込みに失敗しました。
[対処]
システムログを確認し、エラーの原因を取り除いたあと、再操作してください。
ディスクまたはファイルシステムのエラーメッセージが表示されていないか
quota制限、ファイルシステム枯渇のメッセージが表示されていないか
管理サーバの以下のフォルダーに存在するファイルまたはフォルダーを参照しているプログラムがないか
イメージファイル格納フォルダー
イメージファイル格納フォルダーは、「インストールガイド VE」の「2.1.2 インストール【Windows】」で指定したフォルダーです。
【Windows】
インストールフォルダー\Manager\var\control
【Linux】
/var/opt/FJSVrcvmr/control
filenameが"activation.dat"の場合、以下についても確認してください。
管理対象サーバのライセンス情報定義ファイル"activation.dat"の書込み権限を確認してください。
ライセンス情報定義ファイルの書込み権限がない場合、書込み権限を追加してください。
ライセンス情報定義ファイルについては、「操作ガイド VE」の「7.2 採取」を参照してください。
上記の対処を行っても問題が解決しない場合、該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
[説明]
本製品のファイルfilenameの読込みに失敗しました。
[対処]
システムログを確認し、エラーの原因を取り除いたあと、再操作してください。
ディスクまたはファイルシステムのエラーメッセージが表示されていないか
[説明]
本製品のファイルfilenameのオープンに失敗しました。
[対処]
以下について確認し、エラーの原因を取り除いたあと、再操作してください。
管理サーバのマネージャー資産イメージファイル情報に対するバックアップコマンド実行中に発生した場合、システムイメージまたはクローニングイメージが変更、削除されていないか
変更、削除されている場合、システムイメージまたはクローニングイメージの変更、削除が行われていないときに再実行してください。
ディスクまたはファイルシステムのエラーメッセージが表示されていないかシステムログを確認
quota制限、ファイルシステム枯渇のメッセージが表示されていないかシステムログを確認
上記の対処を行っても問題が解決しない場合、該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
[説明]
本製品のファイルfilenameの削除に失敗しました。
[対処]
以下について確認し、エラーの原因を取り除いたあと、再操作してください。
ディスクまたはファイルシステムのエラーメッセージが表示されていないかシステムログを確認
管理サーバの以下のフォルダーに存在するファイルまたはフォルダーを参照しているプログラムがないか
イメージファイル格納フォルダー
【Windows】
インストールフォルダー\Manager\var\control
【Linux】
/var/opt/FJSVrcvmr/control
[説明]
本製品のファイルfilenameのリネームに失敗しました。
[対処]
以下について確認し、エラーの原因を取り除いたあと、再操作してください。
ディスクまたはファイルシステムのエラーメッセージが表示されていないかシステムログを確認
quota制限、ファイルシステム枯渇のメッセージが表示されていないかシステムログを確認
管理サーバの以下のフォルダーに存在するファイルまたはフォルダーを参照しているプログラムがないか
イメージファイル格納フォルダー
【Windows】
インストールフォルダー\Manager\var\control
【Linux】
/var/opt/FJSVrcvmr/control
[説明]
objはすでに存在しています。
objが"AuthManager"の場合、すでにディレクトリサービスが存在する可能性があります。
予備サーバの設定を行った際に本メッセージが表示された場合、サーバ切替え方式がバックアップ・リストアである運用サーバに対して、エージェントを登録しているサーバを予備サーバに指定した可能性があります。
ライセンスキーの登録時に本メッセージが表示された場合、すでにobjを登録済みです。
[対処]
作成するオブジェクトの名前を変更するか、既存のobjを削除後、再操作してください。
objが"AuthManager"の場合、登録されているディレクトリサービスを削除してください。
詳細は、「コマンドリファレンス」の「5.10 rcxadm authctl」を参照してください。
予備サーバの設定を行った際に本メッセージが表示された場合、エージェント登録されたサーバを予備サーバの設定対象から除外してください。
ライセンスキーの登録時に本メッセージが表示された場合、指定したライセンスキーはすでに登録されているため、対処は必要ありません。
[説明]
指定したオブジェクト名objが存在しないか、処理中に削除されました。
コマンドを実行して表示された場合
指定したオブジェクト名のリソースの型がコマンドの引数に指定できるリソースの型と異なっている可能性があります。
objには、指定したオブジェクト名、または指定したオブジェクト名のリソースの型が表示されます。
処理中に削除された場合、リソースの型が表示されます。
コマンドを実行した場合、オブジェクト名のリソースの型は以下が表示されます。
物理OS、VMホストの場合
server OS
システムイメージまたはクローニングイメージの場合、以下のどちらかが表示されます。
image
obj(image)
ディレクトリサービスの場合
AuthManager
サーバ切替えを実行して表示された場合、指定した物理サーバにエージェントを登録していない可能性があります。
[対処]
表示されたオブジェクトの存在を確認したあと、再操作してください。
コマンドを実行して表示された場合
指定するオブジェクトのリソースの型を確認したあと、再操作してください。
サーバ切替えを実行して表示された場合
指定した物理サーバにエージェントを登録したあと、再操作してください。
[説明]
typeのobjはすでに存在しています。
typeには、以下のどれかが表示されます。
"MAC address"の場合
すでに登録されているサーバを別のスロットに挿入した可能性があります。
"WWPN"の場合
すでに登録されているサーバが持っているHBAと同じWWPN値を指定しています。
"chassis"の場合
シャーシ名に、すでに登録されているサーバと同じ名前を指定した可能性があります。
"server"の場合
以下の可能性があります。
サーバの登録、または基本情報の変更をした場合
サーバ名に、すでに登録されているシャーシと同じ名前が指定されています。
サブネット情報を登録または変更した場合
指定したサブネットに属する管理対象サーバがすでに存在します。
管理サーバの管理IPアドレスを変更した場合
指定した管理IPアドレスのサブネットに属する管理対象サーバがすでに存在します。
[対処]
typeに表示された内容に従って、対処を行ってください。
"MAC address"の場合
登録されているサーバを削除するか、元のスロットに戻してください。
"WWPN"の場合
別のWWPN値に変更したあと、再操作してください。
"chassis"または"server"の場合
別の名前に変更したあと、再操作してください。
"server"の場合
表示されたobjを削除するか、objの管理IPアドレスを変更してください。
上記の対処を行っても問題が解決しない場合、本メッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
[説明]
typeが存在しません。
[対処]
サーバ切替えまたは切戻しの実行中に、typeが"physical server"で本メッセージが表示された場合
サーバ切替えまたは切戻しが完了したあとに、再操作してください。
上記以外の場合
typeのリソースの存在を確認したあと、再操作してください。
[説明]
objに対する権限がありません。処理を続行できません。
[対処]
実行権限を確認してください。本製品は以下の権限が必要な操作があります。
本製品の特権管理の権限
OSの管理者権限
正しい権限を持ったユーザーアカウントでログインしたあと、再操作してください。
[説明]
ユーザー認証に失敗しました。以下の可能性があります。
ユーザーIDまたはパスワードが不正であるためログインに失敗した
ほかのユーザーによりログインしていたユーザーが削除された、または権限が変更された
シングルサインオンの設定が行われているため本製品のrcxloginコマンドでログインに失敗した
高負荷のためログインに失敗した
シングルサインオンを利用していて、本製品にユーザーが登録されていない
[対処]
正しいユーザーIDとパスワードを入力し、ログインしてください。
操作できません。本製品の特権管理者に対処を依頼してください。
なお、ログインしていたユーザーの権限が変更された場合、一度ログアウトしたあと再ログインすることで、実施できない操作のメニューは非活性になります。
シングルサインオンの設定を解除し、再ログインしてください。
詳細は、「導入ガイド VE」の「4.6 シングルサインオンの導入と設定」を参照してください。
ユーザーIDとパスワードを再入力し、ログインしてください。
本製品にユーザーが登録されているかを確認してください。
シングルサインオンを利用している場合は、ディレクトリサービスだけではなく、本製品にもユーザーアカウントを登録する必要があります。
[説明]
指定したobjが存在しません。
[対処]
表示されたobjの存在、およびパラメーターを確認したあと、再操作してください。
[説明]
optionの指定はできません。
[対処]
パラメーターを確認したあと、再操作してください。
[説明]
optionの指定が必要です。
[対処]
パラメーターを確認したあと、再操作してください。
[説明]
値が重複指定されています。
[対処]
指定した値を変更したあと、再操作してください。
[説明]
objはtypeオブジェクトを保持しているため、要求を実行できません。
objには、オブジェクト名が表示されます。
typeには、以下のどれかが表示されます。
物理サーバの場合
physical server
LANスイッチの場合
LAN switch
VMホストの場合
VMHost
[対処]
objからtypeオブジェクトを削除したあと、再操作してください。
[説明]
操作に必要なライセンスが足りません。
[対処]
操作を行うために必要なライセンスがマネージャーに登録されていません。
ライセンスを登録してください。
[説明]
操作対象が存在しません。
[対処]
指定したobjの状態を確認してください。
[説明]
指定したobj(type)が存在しません。
objには、存在しないオブジェクト名が表示されます。
typeには、objのオブジェクト型が表示されます。
[対処]
パラメーターを確認したあと、再操作してください。
[説明]
指定したobjには、functionの設定がされていないため、要求を実行できません。
functionには、"spare server"が表示されます。
[対処]
objに対してサーバ切替えの設定を行っていない状態で、サーバ切替えを行った場合に表示されます。
サーバ切替えの設定が行われている管理対象サーバを指定するか、またはサーバ切替えの設定をしたあと、再操作してください。
サーバ切替えの設定については、「操作ガイド VE」の「第8章 サーバ切替えの設定」を参照してください。
[説明]
objがstatus状態のため、要求を実行できません。
statusには、以下のどれかが表示されます。
normal
warning
unknown
stop
error
fatal
[対処]
objの操作に必要な条件について確認し、適切な状態に変更してください。
状態を変更したあと、再操作してください。
各状態の内容については、「運用ガイド VE」の「5.2 リソース状態」を参照してください。
[説明]
objがmodeモードのため、要求を実行できません。
modeには、以下のどちらかが表示されます。
active(運用モード)
maintenance(保守モード)
[対処]
objの状態を確認したあと、再操作してください。
[説明]
指定したサーバobjがmodeモードではないため、要求を実行できません。
modeには、以下のどちらかが表示されます。
active(運用モード)
maintenance(保守モード)
[対処]
objのモードを確認したあと、再操作してください。
指定したサーバobjが保守モード以外の状態で、以下の処理を行った場合に表示されます。
システムイメージのバックアップ
システムイメージのリストア
クローニングイメージの採取
クローニングイメージの配付
これらの操作は、保守モードのサーバに対してだけ行えます。保守モードに設定したあと、再操作してください。
参照
システムイメージに関する操作については、「運用ガイド VE」の「第8章 バックアップ・リストア」を参照してください。
クローニングイメージに関する操作については、「操作ガイド VE」の「第7章 クローニング【Windows/Linux】」を参照してください。
[説明]
obj1とobj2はtypeが異なっています。
typeには、以下のどちらかが表示されます。
boot device(ブートデバイス)
server type(サーバ種別)
[対処]
typeの内容に従って、対処を行ってください。
"boot device"の場合
obj1とobj2のブートデバイスを確認し、ブートデバイスが同じ管理対象サーバを指定して、再操作してください。
"server type"の場合
obj1とobj2には、PRIMERGY BXシリーズの管理対象サーバと、それ以外の管理対象サーバを同時に指定できません。obj1とobj2に同じ種類のサーバを指定して、再操作してください。
[説明]
chassis_name内に、slot_numberの管理対象サーバが見つかりませんでした。
[対処]
以下について確認してください。
表示されたシャーシ内の該当するスロットに、サーバが存在しているか
以下の操作を行い、リソース詳細でサーバの情報が変化するか
シャーシ内のサーバブレードの情報が最新の情報に更新されていない可能性があります。RORコンソールを最新の情報に更新後、再実行してください。最新の情報への更新は、RORコンソールのサーバリソースツリーからシャーシを右クリックし、表示されたメニューで[更新]を選択してください。情報の更新には数十秒かかります。
[説明]
typeが指定されていません。
[対処]
typeオブジェクトを指定したあと、再操作してください。
[説明]
targetへの通信でエラーが発生しました。
[対処]
以下の各項目について順番に確認し、エラーの原因を取り除いたあと、再操作してください。
コマンド実行時に本メッセージが表示され、targetが"Resource Coordinator Manager"の場合、マネージャーが停止している可能性があります。以下の項目の「通信先の確認」と「ポート番号の確認」について確認し、エラーの原因を取り除いたあと、再操作してください。
なお、サーバの登録時に本メッセージが表示された場合、エラーの原因を取り除いたあと、エージェントを登録してください。
ネットワークケーブルの確認
確認方法
ネットワークケーブルが管理サーバとtarget先のサーバとで正しく接続されているか確認してください。
対処方法
ネットワークケーブルが破損している場合
交換してください。
ネットワークケーブルが正しく接続されていない場合
正しい接続方法で接続し直してください。
シャーシの電源状態の確認
確認方法
シャーシの電源がONになっているか確認してください。
対処方法
シャーシの電源をONにしてください。
シャーシの電源状態の確認方法や電源をONにする方法については、利用しているサーバのマニュアルを参照してください。
使用しているネットワーク機器(LANスイッチなど)の設定の確認
確認方法
以下の管理サーバと管理対象サーバ間の管理LANにおける、デュプレックスモードの設定が合っているか確認してください。
管理サーバのNICとスイッチのポート間
管理対象サーバのNICとスイッチのポート間
対処方法
デュプレックスモードの設定に誤りがある場合、正しい設定になるように設定を変更してください。
管理サーバと管理対象サーバ間の管理LANの確認方法や設定方法については、利用しているOSやネットワークスイッチのマニュアルを参照してください。
ネットワーク環境の確認
確認方法
マネージャーがインストールされているサーバ上でpingコマンドを実行してネットワークの状態を確認します。
エージェントに通信できるか確認してください。
【Windows】
>ping 管理対象サーバのIPアドレス <RETURN> |
<正常通信時の例>
Pinging ipaddr with 32 bytes of data: |
<異常時の例>
Pinging ipaddr with 32 bytes of data: |
【Linux】
# ping 管理対象サーバのIPアドレス <RETURN> |
<正常通信時の例>
PING host name (ipaddr) 56(84) bytes of data. |
<異常時の例>
PING host name (ipaddr) 56(84) bytes of data. |
対処方法
以下の項目を確認してください。
<正常通信時の例>になった場合
「通信先の確認」
「ファイアーウォールの確認」
「ポート番号の確認」
「証明書の確認」
<異常時の例>になった場合
「ファイアーウォールの確認」
「ネットワークケーブルの確認」
通信先の確認
確認方法
通信先のプログラムが起動しているか確認してください。
確認方法については、「導入ガイド VE」の「第7章 本製品へのログイン」を参照してください。
対処方法
マネージャーまたはエージェントを起動してください。
起動方法については、「導入ガイド VE」の「第7章 本製品へのログイン」を参照してください。
ファイアーウォールの確認
確認方法
管理サーバや管理対象サーバ内に設定しているファイアーウォールソフトウェアの設定を確認してください。
対処方法
ファイアーウォールの設定を適切な設定値に変更してください。
接続許可を設定するポートについては、「導入ガイド VE」の「付録A ポート一覧」を参照してください。
ファイアーウォールの確認方法や設定方法については、利用しているファイアーウォールソフトウェアのマニュアルを参照してください。
ポート番号の確認
確認方法
「導入ガイド VE」の「付録A ポート一覧」を参照し、以下の観点で管理サーバまたは管理対象サーバのポート番号を確認してください。
ポート番号は設定されているか
重複しているポート番号またはサービス名は存在しないか
対処方法
適切なポート番号に変更してください。
ポート番号の変更方法については、「操作ガイド VE」の「3.1.2 ポート番号の変更」または「3.2.6 ポート番号の変更」を参照してください。
注意
システムイメージのリストア、またはクローニングイメージの配付で、「メッセージ番号 67198」のエラーメッセージが出力され、管理対象サーバのポート番号が適切な設定ではない場合、「操作ガイド VE」の「3.1.2 ポート番号の変更」または「3.2.6 ポート番号の変更」で行ったポート番号の変更前に、バックアップされたシステムイメージをリストア、または採取されたクローニングイメージを配付していないか確認してください。
該当する場合、以下に従って復旧してください。
システムイメージをリストアした場合
ポート番号を変更後に、バックアップしたシステムイメージをリストアしてください。
リストアしたシステムイメージは使用できません。削除してください。
クローニングイメージを配付した場合
ポート番号を変更後に、採取したクローニングイメージを配付してください。
配付したクローニングイメージは使用できません。削除してください。
IPアドレスの確認
確認方法
エラーメッセージ内に表示されたIPアドレスに誤りがないか確認してください。
対処方法
IPアドレスに誤りがある場合、正しいIPアドレスを指定して処理を再実行してください。
証明書の確認
確認方法と対処方法については、「運用ガイド VE」の「15.7 マネージャーを再インストールしたあと、クローニングがエラーになる場合」を参照してください。
管理LANのネットワークの、負荷状態の確認
確認方法
管理LANのネットワーク負荷を確認してください。
登録対象のサーバと同一管理LANに接続されている、ほかの管理対象サーバに対して、システムイメージのバックアップ・リストア、クローニングイメージの採取や配付を行っている場合などに、負荷が高くなることがあります。
対処方法
ネットワーク負荷の原因となっている処理が完了したあとに、再実行してください。
rcxlogin -saveコマンドによって保存されているパスワードを確認
確認方法
rcxlogin -saveコマンドを用いてパスワードを保存した状態で、本製品のマネージャーをアンインストールし、再インストールした環境ではないか確認してください。
パスワードが保存されている場合、古い以下のフォルダーまたはディレクトリが残っており、管理サーバ内にインストールされているマネージャーのインストール日付よりも古い更新日付になっています。
【Windows】
各ユーザーのAPPDATA環境変数に設定されているフォルダー\Systemwalker Resource Coordinator\
【Linux】
/各ユーザーのHOME環境変数に設定されているディレクトリ/.rcx/
対処方法
「インストールガイド VE」の「3.1.2 アンインストール【Windows】」または「3.1.3 アンインストール【Linux】」を参照し、古いマネージャーに対応しているパスワード情報を削除し、再度rcxloginコマンドを用いて、パスワードを保存してください。
上記に該当しない場合、本メッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
[説明]
管理サーバの情報取得に失敗しました。
[対処]
以下について確認し、エラーの原因を取り除いたあと、再操作してください。
指定したIPアドレスが誤っている可能性があります。
指定したIPアドレスが管理サーバのIPアドレスであるか確認してください。
マネージャー用共有ディスクがマウントされていない可能性があります。
マネージャーをクラスタ運用している場合、filenameに表示されたファイルのリンク先がマネージャー用共有ディスク上のファイルである可能性があります。
操作を実行したノードでマネージャー用共有ディスクをマウントしてください。
[説明]
DHCP情報の取得に失敗しました。
[対処]
「導入ガイド VE」の「7.2 マネージャーの起動と停止」を参照して、管理サーバ上で「マネージャー本体」、「関連サービス」のサービスが起動しているか確認してください。
どれかのサービスが停止状態の場合、一度すべてのサービスを停止してから起動し直してください。そのあと、エラーになった操作を再実行してください。
上記の対処を行っても問題が解決しない場合、管理サーバのセットアップ後に設定が変更された可能性があります。本メッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
[説明]
通信処理で内部エラーが発生しました。
[対処]
「メッセージ番号 67192」の対処方法を参照してください。
参考
rcxadm mgrctl snap -allコマンドで本メッセージが表示された場合
メッセージが表示されたサーバの調査資料は採取されません。採取対象の管理サーバまたは管理対象サーバにログインして、rcxadm mgrctl snapコマンドまたはrcxadm agtctl snapコマンドを実行して調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
詳細は、「コマンドリファレンス」の「5.1 rcxadm agtctl」または「5.7 rcxadm mgrctl」を参照してください。
[説明]
マネージャーのコマンドで通信エラーが発生しました。
[対処]
detailに表示された内容に従って、対処を行ってください。
"(rcxfunc=rcxfunc,command=rcxcommand,rcxerrorno=rcxerrno)"形式の場合
「メッセージ番号 67192」の対処方法を参照してください。
複数台の管理対象サーバに同じクローニングイメージを配付した場合、同時に配付したほかのサーバへの配付も中断されています。対処を行ったあとに再操作する場合、もう一度、すべてのサーバを指定してください。
"target=127.0.0.1"の場合
マネージャーが停止している可能性があります。
本メッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
[説明]
DBアクセスエラーが発生しました。
[対処]
本メッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
[説明]
マネージャーのコマンドでエラーが発生しました。
メッセージの詳細がdetailに表示されます。
detailに表示された内容に従って、対処を行ってください。
複数台の管理対象サーバに同じクローニングイメージを配付した場合、同時に配付したほかのサーバへの配付も中断されています。対処を行ったあとに再操作する場合、もう一度、すべてのサーバを指定してください。
"rcxfunc=SoftRM"の場合
"rcxerrorno=4X"の場合
(rcxfunc=SoftRM,command=rcxcommand,rcxerrorno=40) FJSVrcx:ERROR:68040:rcxcommand:rcxsubcommand:the cloning process terminated abnormally |
または
(rcxfunc=SoftRM,command=rcxcommand,rcxerrorno=41) FJSVrcx:ERROR:68041:rcxcommand:rcxsubcommand:error occurred during the cloning process |
または
(rcxfunc=SoftRM,command=rcxcommand,rcxerrorno=42) FJSVrcx:ERROR:68042:rcxcommand:rcxsubcommand:the cloning process timed out |
または
(rcxfunc=SoftRM,command=rcxcommand,rcxerrorno=43) FJSVrcx:ERROR:68043:rcxcommand:rcxsubcommand:some cloning processes terminated abnormally |
"rcxerrorno=40"の場合
イベントログの該当するメッセージの直後に、以下のメッセージが表示された場合、「対処 5」を行ってください。
以下のメッセージが表示されない場合、「対処 10」を参照してください。
FJSVrcx:ERROR:68040:rcxcommand:rcxsubcommand:the cloning process terminated abnormally |
"rcxerrorno=41"の場合
エラーが発生した管理対象サーバに対して、電源状態に影響を与える電源操作や、マネージャーとの通信状態に影響を与える操作などを同時に実行していないか確認してください。
同時に実行していた場合、操作が完了するまで待ってから再操作してください。
"rcxerrorno=41"以外の場合
イベントログの該当するメッセージの直後に、以下のメッセージが表示されるので、そのメッセージの対処を行ってください。
以下のメッセージが表示されない場合、「対処 10」を参照してください。
- 「メッセージ番号 61501」
- 「メッセージ番号 61502」
上記以外のメッセージが表示された場合
対処方法については、「対処 10」を参照してください。
コマンド名が表示されます。
rcxcommandに表示されたコマンド名によって、エラーの発生した処理を分類できます。
rcxsoftimage
システムイメージのバックアップ、またはクローニングイメージの採取でエラーが発生
rcxsoftdeploy
システムイメージのリストア、またはクローニングイメージの配付でエラーが発生
rcxsoftrm
クローニングイメージの採取または配付でエラーが発生
サブコマンド名が表示されます。
管理サーバのIPアドレスが表示されます。
"rcxfunc=HBA rename"の場合
"rcxfunc=rcxinitsnmpv3"の場合
"agent command error"の場合
PRIMEQUESTに対して、PRIMEQUEST以外のサーバから採取したクローニングイメージを配付した可能性があります。
配付したクローニングイメージを確認してください。
上記以外のメッセージが表示された場合
該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
"registry access error"の場合
対処方法については、「対処 4」を参照してください。
"syscall="の場合
対処方法については、「対処 10」を参照してください。
"code=, cmd="の場合
【Windows】
"code=1"で、cmdに"netsh.exe dhcp server add scope"が含まれる場合
Windows標準のDHCPサーバで使用できないネットワークアドレスが指定された可能性があります。
対処方法については、「対処 11」を参照してください。
"code=1"で、cmdに"netsh.exe dhcp server scope network_address add reservedip"または"netsh.exe dhcp server scope network_address delete reservedip"が含まれる場合
DHCPサーバのデータベースアクセスに失敗した可能性があるため、失敗した操作を再実行してください。
【Linux】
cmdに"/opt/FJSVrcvmr/sys/netsh/netsh"が含まれる場合
Linux標準のDHCPサーバで使用できないネットワークアドレスが指定された可能性があります。
対処方法については、「対処 11」を参照してください。
または、DHCPサーバのデータベースアクセスに失敗した可能性があるため、失敗した操作を再実行してください。
ETERNUS SF Storage Cruiser連携によるWWN情報の設定、およびサーバ切替え・切戻しを行った場合、ファイバーチャネルスイッチやストレージ装置に対する設定が中断していることがあります。
"FJSVrcx:ERROR:69111:communication error. target=ETERNUS SF Storage Cruiser detail=ERROR:ssmgr8013:Unable to connect to the manager."の場合
対処方法については、「対処 6」を参照してください。
"target=ESC"の場合
対処方法については、「対処 7」を参照してください。
"Failed to access database for backup."の場合
構成定義情報が格納されているデータベースにアクセスできませんでした。コマンドは実行されません。
対処方法については、「対処12」を参照してください。
"Failed to copy files for backup."の場合
ファイルのコピーに失敗してエラーになりました。
対処方法については、「対処13」を参照してください。
"Failed to archive files for backup."の場合
ファイルのアーカイブに失敗してエラーになりました。
対処方法については、「対処14」を参照してください。
[対処]
以下について確認し、対処を行ってください。
ネットワーク環境の確認
「メッセージ番号 67192」の対処方法を参照してください。
マネージャーの起動確認
マネージャーが起動しているか確認し、停止している場合は起動してください。
マネージャーの起動方法については、「導入ガイド VE」の「7.2 マネージャーの起動と停止」を参照してください。
イメージ操作の停止の確認
イメージの採取、更新、配付または復元処理が実行中の可能性があります。管理対象サーバの画面を確認し、イメージ操作の完了を確認してください。イメージ操作の完了は、OSのログイン画面が表示されたことで確認できます。
復旧
手順1.~3.で原因が解決した場合、「メッセージ番号 68295」の手順4.を行ってください。
上記の対処を行っても問題が解決しない場合、「対処 10」を参照してください。
以下について確認し、対処を行ってください。
ネットワーク環境の確認
「メッセージ番号 67192」の対処方法を参照してください。
マネージャーの起動確認
マネージャーが起動しているか確認し、停止している場合は起動してください。
マネージャーの起動方法については、「導入ガイド VE」の「7.2 マネージャーの起動と停止」を参照してください。
ディスク容量の確認
管理サーバのディスク容量が不足している可能性があります。
ディスク容量を確認し、再実行してください。
管理サーバのディスク容量が不足している可能性があります。
ディスク容量を確認し、再実行してください。
管理サーバの状態を確認しエラーの原因を取り除いたあと、再操作してください。セットアップが完了していない可能性があります。
セットアップについては、「インストールガイド VE」の「2.1 マネージャーのインストール」を参照してください。
上記の対処を行っても問題が解決しない場合、「対処 10」を参照してください。
クローニングイメージに定義できるネットワークパラメーター自動設定機能の定義が正しく行われていない場合があります。
「操作ガイド VE」の「7.6 クローニングイメージに定義できるネットワークパラメーター自動設定機能」を確認し、定義を修正したあと、再操作してください。
本機能を利用していない場合、「対処 10」を参照してください。
ESCマネージャーの登録状態を確認してください。
"detail=ERROR:swsagXXXX..."の場合
「ETERNUS SF Storage Cruiser メッセージ説明書」を参照して、エラー原因を確認してください。
エラー原因がHBAの状態異常の場合、ESC上で登録されているHBAのWWPN値が実際のWWPN値と一致しているか確認してください。
上記以外の場合
該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
エラー原因を取り除いたあと、以下の復旧手順を行います。
ESC上でファイバーチャネルスイッチのゾーニングとストレージ装置のホストアフィニティ設定を以下の手順で復旧したあと、失敗した操作を再実行してください。
storageadm zone infoコマンドでゾーニングとホストアフィニティ設定を確認します。
運用サーバのゾーニングとホストアフィニティ設定が操作前の状態であるか確認します。操作前の状態でなければ、手順3.~4.を実行します。操作前の状態の場合、手順4.を実行します。
操作前の状態は、本製品のRORコンソール上で、サーバのリソース詳細の"WWN情報"に表示されたゾーニングとホストアフィニティ情報から確認してください。
storageadm zone add/deleteコマンドを使用して、運用サーバのゾーニングとホストアフィニティ設定を元の状態に戻します。
予備サーバのゾーニングとホストアフィニティ設定が操作前の状態か確認します。操作前の状態でなければ、手順5.を実行します。
操作前の状態は、本製品のRORコンソール上で、サーバのリソース詳細の"WWN情報"に表示されたゾーニングとホストアフィニティ情報から確認してください。
storageadm zone add/deleteコマンドを使用して、予備サーバのゾーニングとホストアフィニティ設定を元の状態に戻します。
storageadm zoneコマンドの使用方法については、「ETERNUS SF Storage Cruiser ユーザーズガイド」を参照してください。
エラー原因を取り除いたあと、失敗した操作を再実行してください。
該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
指定した値を見直したあと、再操作してください。
データベースの状態を確認し、アクセスできない原因を排除したあと、コマンドを再実行してください。
なお、rcxbackupコマンドの-dirオプションに全角を含む文字列が指定された場合、データベースにアクセスできません。
バックアップ先の状態を確認し、コピーできない原因を排除した後、コマンドを再実行してください。
バックアップ先の状態を確認し、アーカイブできない原因を排除した後、コマンドを再実行してください。