ページの先頭行へ戻る
ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.0.0 操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理)

第7章 リソースのリソースプールへの登録

ここでは、本製品で管理するリソースをリソースプールに登録する方法について説明します。

リソースプールとはRORコンソールのオーケストレーションツリー上に表示されるリソースフォルダーの一種で、L-Serverの作成や増設の際に選択対象になるリソースが格納されたものです。

リソースプールは作成時にリソースプール種別を指定し、リソースプール種別ごとに特定のリソース種別が格納されます。本製品インストール時に、リソースプール種別ごとに1つのリソースプールが作成されます。複数のリソースプールを用いた運用については、「第12章 リソースプールの操作」を参照してください。

リソースプール種別およびリソースを、リソースプールに登録する方法は以下のとおりです。

表7.1 リソース種別ごとのリソースプールへの登録方法

リソースプール種別

リソースプールに格納されるリソースの種別

リソースプールへの登録方法

サーバ種別ごとに登録する必要性

物理L-Server

仮想L-Server

VMプール

VMホストリソース

7.1 VMホストリソース」を参照してください。

×

サーバプール

物理サーバリソース

7.2 物理サーバリソース」を参照してください。

×

ストレージプール

仮想ストレージリソースまたはディスクリソース

7.5 ストレージリソース」を参照してください。

ネットワークプール

ネットワークリソースまたはネットワークデバイス

7.3 ネットワークリソース」または「7.4 ネットワークデバイス」を参照してください。

アドレスプール

アドレスセットリソース

7.6 アドレスセットリソース」を参照してください。

○(*1)

イメージプール

イメージリソース
以下の2種類があります。

  • 仮想イメージリソース
    VM管理製品でVMゲスト作成に用いるテンプレートを利用したイメージ、またはL-Serverからクローニングイメージを採取したイメージです。

  • 物理イメージリソース
    ROR VEで物理サーバのクローニングに用いるクローニングイメージを利用したイメージです。

○(*2)

○(*3)

○: 必要
×: 不要
*1: RHEL5-XenまたはRHEL-KVMを利用する場合、MACアドレスの登録が必要です。
*2: L-Serverからクローニングイメージを採取すると、自動的にイメージプールに格納されます。
*3: テンプレートを利用する場合、イメージプールに登録してください。

参考

リソースプールに登録されているリソースの設定変更、登録解除、および削除については、「12.3 リソースの操作」を参照してください。