ここでは、本製品で管理するリソースをリソースプールに登録する方法について説明します。
リソースプールとはRORコンソールのオーケストレーションツリー上に表示されるリソースフォルダーの一種で、L-Serverの作成や増設の際に選択対象になるリソースが格納されたものです。
リソースプールは作成時にリソースプール種別を指定し、リソースプール種別ごとに特定のリソース種別が格納されます。本製品インストール時に、リソースプール種別ごとに1つのリソースプールが作成されます。複数のリソースプールを用いた運用については、「第12章 リソースプールの操作」を参照してください。
リソースプール種別およびリソースを、リソースプールに登録する方法は以下のとおりです。
リソースプール種別 | リソースプールに格納されるリソースの種別 | リソースプールへの登録方法 | サーバ種別ごとに登録する必要性 | |
---|---|---|---|---|
物理L-Server | 仮想L-Server | |||
VMプール | VMホストリソース | 「7.1 VMホストリソース」を参照してください。 | × | ○ |
サーバプール | 物理サーバリソース | 「7.2 物理サーバリソース」を参照してください。 | ○ | × |
ストレージプール | 仮想ストレージリソースまたはディスクリソース | 「7.5 ストレージリソース」を参照してください。 | ○ | ○ |
ネットワークプール | ネットワークリソースまたはネットワークデバイス | 「7.3 ネットワークリソース」または「7.4 ネットワークデバイス」を参照してください。 | ○ | ○ |
アドレスプール | アドレスセットリソース | 「7.6 アドレスセットリソース」を参照してください。 | ○ | ○(*1) |
イメージプール | イメージリソース
|
| ○(*2) | ○(*3) |
○: 必要
×: 不要
*1: RHEL5-XenまたはRHEL-KVMを利用する場合、MACアドレスの登録が必要です。
*2: L-Serverからクローニングイメージを採取すると、自動的にイメージプールに格納されます。
*3: テンプレートを利用する場合、イメージプールに登録してください。
参考
リソースプールに登録されているリソースの設定変更、登録解除、および削除については、「12.3 リソースの操作」を参照してください。