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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.0.0 導入ガイド

F.1 導入

ここでは、物理L-ServerにVMホストを導入する方法について説明します。

  1. 物理L-Server作成の事前設定

    物理L-Server作成に必要な事前設定を行います。

    詳細は、以下を参照してください。

  2. リソースフォルダーの作成

    VMホストを導入する物理L-Serverを配置するためのリソースフォルダーを作成します。

    リソースフォルダーの作成は、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「13.2.1 作成」を参照してください。

    注意

    誤って削除されることを防止するために、VMホストを導入する物理L-Serverを配置するリソースフォルダーを作成して、テナント管理者からアクセスできないように設定してください。

    詳細は、「運用ガイド CE」の「付録B ロールによるアクセス制御」を参照してください。

  3. 物理L-Serverの作成

    作成したリソースフォルダー配下にVMホストを導入する物理L-Serverを作成します。

    物理L-Serverの作成は、「D.7 L-Server作成」を参照してください。

    注意

    • VMホストを導入した物理L-Serverに対するクローニングイメージの採取と配付はできません。

    • L-Serverの業務LAN用のNICにはネットワークリソースを接続せず、"not connected"の状態で利用してください。

    ポイント

    Auto Deployを使用してVMホストを構築する場合、以下の手順を行ってください。

    • "イメージの配付"には、"配付しない"を指定してください。

    • "ブートモード"には、"ネットワークブート(PXE)"を指定してください。

  4. VMホストのインストール

    作成した物理L-ServerにVMホストをインストールします。

    Auto Deployを使用してVMホストを構築する場合、Auto Deployで使用するDHCPサーバに物理L-Serverの管理NICのMACアドレスと管理IPアドレスを予約し、L-Serverを起動します。

    このときの管理NICのMACアドレスには、VIOMで設定している仮想MACアドレスを指定してください。

    詳細は、それぞれのサーバ仮想化ソフトウェアのマニュアルを参照してください。

  5. エージェントのインストール

    VMホストに本製品のエージェントおよびServerView Agentsをインストールします。

    Auto Deployを使用してVMホストを構築する場合、本手順は必要ありません。

    エージェントのインストールは、「インストールガイド CE」の「2.2 エージェントのインストール」を参照してください。

    ポイント

    VMware ESXを利用する場合、エージェントとして、本製品のエージェントおよびServerView for VMwareエージェントをインストールしてください。

    VMware ESXiを利用する場合、エージェントとして、ServerView ESXi CIM Providerエージェントをインストールしてください。

  6. VMホストの登録

    VM管理製品にVMホストを登録します。

    詳細は、それぞれのサーバ仮想化ソフトウェアのマニュアルを参照してください。

  7. VM管理製品の登録

    本製品にVM管理製品を登録します。

    詳細は、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「2.2 VM管理製品の登録」を参照してください。

  8. エージェントの登録

    VMホストを導入する物理L-Serverのエージェントを登録します。エージェントの登録は、以下の手順で実行します。

    1. オーケストレーションツリーで対象のL-Serverを右クリックし、表示されたメニューで[登録]-[エージェント]を選択します。

    2. 表示された[エージェントの登録]ダイアログで、<OK>ボタンをクリックします。

  9. VMプールの登録

    VMホストをVMプールに登録します。

    詳細は、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「7.1 VMホストリソース」を参照してください。