L-Server作成時にネットワークリソースと接続すると、L-Serverが動作するブレードサーバに対して、LANスイッチブレードが自動設定されます。
イメージを指定した場合、IPアドレスが設定されます。
管理LANと異なるサブネットのIPアドレスを指定してください。
ラックマウント型サーバまたはタワー型サーバに対しては、ネットワークリソースの接続だけ行います。
ただし、物理L-Server作成時にRed Hat Enterprise Linuxのイメージを指定する場合、IPアドレスの自動設定は対応していません。
L-Serverへのイメージ配付後に、IPアドレスを手動で設定してください。
本製品でネットワーク設定の自動化をサポートする物理サーバ(ブレードサーバ)の構成
本製品でネットワーク設定の自動化をサポートする物理サーバ(ブレードサーバ)の構成(サーバブレード、ネットワークリソースの外部接続ポート指定、LANスイッチブレード、物理ネットワークアダプター番号の対応関係)を、以下の表に示します。この表では、サーバブレード機種、外部接続ポートの指定、使用するLANスイッチブレードの組合せによって、物理ネットワークアダプター番号の指定できる範囲を示します。
サーバブレード | 外部接続ポートの指定 | 使用するLANスイッチブレード | 物理ネットワークアダプター番号 |
---|---|---|---|
BX920 S1 | CB1およびCB2または外部接続ポート指定なし | PG-SW111 | 1~4 |
PG-SW109 (*1) | 1,2 | ||
CB3およびCB4 | PG-SW111 | 5~8 | |
PG-SW109 | 5,6 | ||
BX924 S2 | CB1およびCB2または外部接続ポート指定なし | PG-SW111 | 1,2 |
CB3およびCB4 | PG-SW111 | 3~6 | |
PG-SW109 | 3,4 | ||
BX960 S1 | CB1およびCB2または外部接続ポート指定なし | PG-SW111 | 1,2,11,12 |
CB3およびCB4 (*2) | PG-SW111 | 3~6 | |
PG-SW109 | 3,4 |
*1: PG-SW109をCB1およびCB2に搭載する場合、PG-SW109のダウンリンクポートの通信速度を1Gbpsに設定してください。設定方法については、該当するハードウェアのマニュアルを参照してください。
*2: LAN拡張カードを拡張スロット1に搭載する構成だけサポートします。
サーバブレード | 外部接続ポートの指定 | 使用するLANスイッチブレード | 物理ネットワークアダプター番号 |
---|---|---|---|
BX920 S2 | CB1およびCB2(*1)または外部接続ポート指定なし | PG-SW111 | 1~8 |
PG-SW109 (*2) | 1,2,5,6 | ||
BX924 S2 | CB1およびCB2(*1)または外部接続ポート指定なし | PG-SW111 | 1~6 |
PG-SW109 | 1~4 |
*1: CB1およびCB2には、同一機種のLANスイッチブレードを搭載してください。
*2: PG-SW109をCB1およびCB2に搭載する場合、PG-SW109のダウンリンクポートの通信速度を1Gbpsに設定してください。設定方法については、該当するハードウェアのマニュアルを参照してください。
上記のネットワークリソースを割り当てるL-ServerのNIC番号が、物理サーバの物理ネットワークアダプターの番号に対応します。
物理ネットワークアダプターの番号は、LANスイッチブレードの詳細画面で確認できます。
LANスイッチブレードがIBPモードの場合、ネットワークリソースを割り当てるL-ServerのNICは、外部接続ポートを指定しない場合(内部ネットワーク)と同様に指定してください。
PRIMERGY BX900 S1シャーシで、以下の構成例に対する物理サーバ(ブレードサーバ)の構成を図に示します。
サーバブレード | BX920 S2 |
外部接続ポートの指定 | CB1およびCB2 |
使用するLANスイッチブレード | PG-SW112 |
図D.6 物理サーバ(ブレードサーバ)の構成(PRIMERGY BX900 S1シャーシの場合)