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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 15.2 運用ガイド
ETERNUS

11.2.2 保守資料の採取方法

11.2.2.1 障害調査資料の採取方法

運用管理サーバの障害調査資料の採取

運用管理サーバ(Storage管理サーバ)の障害調査資料は、コマンドおよびWebコンソールで採取できます。

コマンドを使って採取する場合は、運用管理サーバ(Storage管理サーバ)にログインし、「12.9.1 esfsnap(AdvancedCopy Managerマネージャーの調査資料採取コマンド)」を実行します。

Webコンソールで実施する場合は、『ETERNUS SF Webコンソール説明書』の「調査資料の採取」を参照してください。

採取した調査資料は、当社技術員に渡してください。

管理対象サーバの障害調査資料の採取

管理対象サーバ(Storageサーバ)の障害調査資料を採取するには、管理対象サーバにログインし、サーバごとに「12.9.2 acmcapture(AdvancedCopy Managerエージェントの調査資料採取コマンド)」を実行します。

採取した調査資料は、当社技術員に渡してください。

参照

ExchangeデータベースのバックアップにVSSHP(ETERNUS VSS Hardware Provider)を使用している場合

VSSHPの保守資料採取方法は、『ETERNUS VSS Hardware Provider ユーザーズガイド』の「障害調査資料の採取方法」を参照してください。

注意

  • SQL Serverデータベースのバックアップ、レプリケーションを行っている場合、以下のディレクトリ配下のファイルを取得してください。

    • <SQL Serverインストール先ディレクトリ>\Log

      SQL Serverインストール先ディレクトリは、通常、「\Program Files\Microsoft SQL Server\Mssql」(規定のインスタンスの場合)または「Program Files\Microsoft SQL Server\Mssql$(インスタンス名)」(名前付きインスタンスの場合)となっています。

  • ETERNUS SFのインストール時にエラーが発生した場合、「12.9.1 esfsnap(AdvancedCopy Managerマネージャーの調査資料採取コマンド)」が存在しないことがあります。その際は、以下の資料を採取してください。

    • イベントログ

      アプリケーションログ、セキュリティログ、システムログをテキスト形式またはCSV形式で採取してください。

      イベントログの採取方法は以下のとおりです。

      1. イベントビューアで対象のイベントログを選択する。

      2. [操作]から[ログファイルの名前を付けて保存]を実行する。

      3. 保存ダイアログの[ファイルの種類]を、[テキスト(タブ区切り)(*.txt)]または[CSV(コンマ区切り)(*.csv)]に変更して保存する。

    • 以下のディレクトリ配下のファイルを取得してください。

      • <インストール時のプログラムディレクトリ>\ACM\var

      • <インストール時の環境設定ディレクトリ>\ACM\env

      • <インストール時の作業用ディレクトリ>\ACM\etc