運用管理サーバの障害調査資料の採取
運用管理サーバ(Storage管理サーバ)の障害調査資料は、コマンドおよびWebコンソールで採取できます。
コマンドを使って採取する場合は、運用管理サーバ(Storage管理サーバ)にログインし、「12.9.1 esfsnap(AdvancedCopy Managerマネージャーの調査資料採取コマンド)」を実行します。
Webコンソールで実施する場合は、『ETERNUS SF Webコンソール説明書』の「調査資料の採取」を参照してください。
採取した調査資料は、当社技術員に渡してください。
管理対象サーバの障害調査資料の採取
管理対象サーバ(Storageサーバ)の障害調査資料を採取するには、管理対象サーバにログインし、サーバごとに「12.9.2 acmcapture(AdvancedCopy Managerエージェントの調査資料採取コマンド)」を実行します。
採取した調査資料は、当社技術員に渡してください。
参照
ExchangeデータベースのバックアップにVSSHP(ETERNUS VSS Hardware Provider)を使用している場合
VSSHPの保守資料採取方法は、『ETERNUS VSS Hardware Provider ユーザーズガイド』の「障害調査資料の採取方法」を参照してください。
注意
SQL Serverデータベースのバックアップ、レプリケーションを行っている場合、以下のディレクトリ配下のファイルを取得してください。
<SQL Serverインストール先ディレクトリ>\Log
SQL Serverインストール先ディレクトリは、通常、「\Program Files\Microsoft SQL Server\Mssql」(規定のインスタンスの場合)または「Program Files\Microsoft SQL Server\Mssql$(インスタンス名)」(名前付きインスタンスの場合)となっています。
ETERNUS SFのインストール時にエラーが発生した場合、「12.9.1 esfsnap(AdvancedCopy Managerマネージャーの調査資料採取コマンド)」が存在しないことがあります。その際は、以下の資料を採取してください。
イベントログ
アプリケーションログ、セキュリティログ、システムログをテキスト形式またはCSV形式で採取してください。
イベントログの採取方法は以下のとおりです。
イベントビューアで対象のイベントログを選択する。
[操作]から[ログファイルの名前を付けて保存]を実行する。
保存ダイアログの[ファイルの種類]を、[テキスト(タブ区切り)(*.txt)]または[CSV(コンマ区切り)(*.csv)]に変更して保存する。
以下のディレクトリ配下のファイルを取得してください。
<インストール時のプログラムディレクトリ>\ACM\var
<インストール時の環境設定ディレクトリ>\ACM\env
<インストール時の作業用ディレクトリ>\ACM\etc