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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 15.2 運用ガイド
ETERNUS

12.9.1 esfsnap(AdvancedCopy Managerマネージャーの調査資料採取コマンド)

名前

esfsnap - AdvancedCopy Managerマネージャーの調査資料の採取


形式

$INS_DIR\Common\bin\esfsnap -dir dirname [-all]

($INS_DIRは、ETERNUS SF Managerのインストール時に指定した「プログラムディレクトリ」です。)


機能説明

AdvancedCopy Managerの調査資料を採取するコマンドです。
AdvancedCopy Managerマネージャーで問題が発生した場合に、運用管理サーバ(Storage管理サーバ)で調査資料を採取するために使用します。

本コマンドを実行するには、Administrator権限が必要です。

採取した資料は、当社技術員に渡してください。


オプション

-dir dirname

dirname に指定したディレクトリに資料を採取します。dirname はドライブ文字から始まるフルパス名で指定してください。
dirname に指定できる長さは、70バイトまでです。

採取された資料は、“esfsnap_”で始まるディレクトリに格納されます。本コマンド実行前に、dirname に以下の空き容量があることを確認してください。

採取する資料

必要な空き容量

初期調査資料

40MB 以上

詳細調査資料

80 + (2 * 装置登録台数) MB 以上

-all

調査に必要なすべての調査資料を採取します。
本オプションを指定すると、採取される資料の容量が大きくなります。トラブルの初期調査(切分け)のために資料を採取する場合、本オプションの指定は不要です。


終了ステータス

=0 : 正常終了
>0 : 異常終了


使用例

初期調査用資料を、“D:\temp”ディレクトリに採取します。

C:¥>C:\ETERNUS_SF\Common\bin\esfsnap -dir D:\temp

注意事項

『ETERNUS SF 運用ガイド Copy Control Module編』の「esfsnap (CCMサーバの調査資料採取コマンド)」にある注意事項を参照してください。