Exchange Serverデータベースのバックアップ運用を行っていた環境で、AdvancedCopy Managerのアンインストールを行う場合は、アンインストールを行う前に以下の作業を行う必要があります。
バックアップコピー処理の停止
プロバイダのコピーセット解除
複製元/複製先ボリュームの削除
管理対象サーバの削除
AdvancedCopy Managerのクラスタアンセットアップ
プロバイダの登録解除
AdvancedCopy Managerのアンインストール
Exchangeサーバのプライマリノードで、「12.5.13 eternus_query(状況照会コマンド)」を実行してコピー状況を確認し、実行中のコピー処理がある場合は、「12.5.14 eternus_stopcopy(コピー停止コマンド)」でコピー処理を停止してください。
Exchangeサーバのプライマリノードで、プロバイダのコピーセット情報を削除します。
コピーセットの削除方法は、「12.5.10 eternus_copyset(コピーセット登録/削除/照会コマンド)」を参照してください。
設定されている複製元/複製先ボリュームを削除します。
複製元/複製先ボリュームの削除方法は、「12.4.1.3 swsrpdelvol(複製ボリューム情報削除コマンド)」を参照してください。
アンインストールする管理対象サーバ(Storageサーバ)をAdvancedCopy Managerの管理配下から削除します。
管理対象サーバの削除は、Webコンソールおよび「12.3.5 stgxfwcmdelsrv(サーバ情報削除コマンド)」で実施できます。
stgxfwcmdelsrv(サーバ情報削除コマンド)で管理対象サーバを削除した場合は、削除した管理対象サーバでのエージェント利用形態によって、以下の操作を実施してWebコンソールに反映します。
AdvancedCopy ManagerエージェントとStorage Cruiserエージェントの両方を利用していた場合
Webコンソールで、「設定の再読み込み」操作を実施して最新情報に更新してください。
AdvancedCopy Managerエージェントだけを利用していた場合
Webコンソールで、削除した管理対象サーバの削除操作を実施してください。
Exchangeサーバがクラスタ構成の場合、Exchangeサーバで、管理対象サーバ業務(Storageサーバ業務)または運用管理サーバ業務(Storage管理サーバ業務)の削除を実施します。
クラスタアンセットアップの詳細は、『ETERNUS SF クラスタ適用ガイド』を参照してください。
Exchangeサーバとバックアップサーバで、プロバイダの登録を解除します。
プロバイダの登録解除方法は、「12.5.9 eternus_provider(プロバイダ登録/削除コマンド)」を参照してください。
注意
バックアップサーバ、Exchangeサーバに、運用を継続するほかのストレージグループが存在する場合、プロバイダの登録解除は実施しないでください。
『ETERNUS SF 導入ガイド』の「ETERNUS SF Managerのアンインストール」および「AdvancedCopy Managerエージェントのアンインストール」を参照し、AdvancedCopy Managerをアンインストールします。