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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 15.2 運用ガイド
ETERNUS

5.5 運用

Suspend/Resume機能を使用して同期型高速バックアップするには、同期処理開始後、等価性維持状態に達したら、「12.2.2.1 swstbackup(バックアップ実行コマンド)」をサスペンド指定で実行し、同期処理を一時停止(Suspend)します。そのあと、世代溢れや履歴情報削除によって履歴が削除されると、バックアップボリュームは履歴のないサスペンド状態になります。このとき、新たに同期処理を開始すると、履歴のないサスペンド状態のバックアップボリュームが優先的に選択され、差分コピーが開始されます。前回サスペンド時からの変更データだけをコピーするため、高速に等価性維持状態に達することができます。

なお、Webコンソールによる操作も可能です。

Suspend/Resume機能を使用した同期型高速バックアップ運用の流れを以下に示します。

図5.3 Suspend/Resume機能を使用した同期型高速バックアップ運用