AdvancedCopy Managerのバックアップ運用では、バックアップボリュームとして登録されているデバイス群から、業務ボリュームの容量と同一のデバイスを、AdvancedCopy Managerが自動的に選択し、バックアップ先として利用します。
同期処理開始に伴うバックアップ先の選択時に、サスペンド中のバックアップボリュームが存在する場合は、そのデバイスを優先的に選択しバックアップ先として使用します。
運用の都合上、バックアップ先デバイスを意識したい場合は、あらかじめ「デバイスマップファイル」という業務ボリュームとバックアップボリュームの対応ファイルを作成しておく必要があります。デバイスマップファイルの詳細は、「3.4.9 デバイスマップファイルの準備」を参照してください。このファイルを同期処理開始時またはバックアップ実行時に指定することで、バックアップ先を指定した運用が可能です。
ポイント
複数世代を管理する場合は、複数のデバイスマップファイルが必要です。