同期型高速バックアップは、「12.2.2.8 swststartsync(バックアップ同期処理開始コマンド)」で同期処理を開始します。
同期処理開始時に、サスペンド中のバックアップボリュームが存在する場合は、以下のデバイスを優先的に選択して、ECを再開(差分コピーを開始、Resume)します。
世代溢れ。または、
履歴のないサスペンド状態のバックアップボリューム。
サスペンド中のバックアップボリュームが存在しない場合は、ECが開始(全面コピーを開始)されます。
同期処理開始時のバックアップボリューム選択を以下に示します。
注意
デバイスマップ指定で同期処理を開始する場合は、ほかの業務ボリュームとサスペンド中のバックアップボリュームをバックアップ先として使用できません。バックアップボリュームがどの業務ボリュームとサスペンド中かは、「12.2.2.10 swstsyncstat(バックアップ同期処理実行状況表示コマンド)」で確認できます。