管理対象サーバ(Storageサーバ)に接続されているデバイスに対して、ボリュームの種別を設定します。設定する種別は以下のとおりです。
バックアップしたいボリュームを、業務ボリュームとして定義します。
バックアップボリュームを用意します。業務ボリュームと同じサイズのパーティションを運用に応じて以下の本数を用意し、バックアップボリュームとして定義します。
運用形態 | 必要なバックアップボリュームの本数 |
---|---|
スナップショット型高速バックアップ | (保存世代数)本 |
同期型高速バックアップ | (保存世代数+1)本 |
この作業は、Webコンソールおよび「12.2.1.3 swstdevinfoset(デバイス情報設定コマンド)」で実施できます。
注意
ボリュームを業務ボリュームとして設定するには、考慮すべき点がいくつかあります。詳細は、「13.1.1 全般的な注意事項」を参照してください。
業務ボリュームやバックアップボリュームとして登録したパーティションの構成などを変更する場合は、構成を変更する前に業務ボリューム/バックアップボリュームの登録から削除し、構成変更後に再度「3.4.4 管理対象サーバ配下のデバイス情報の取込み」を行ってから、「12.2.1.3 swstdevinfoset(デバイス情報設定コマンド)」で登録する必要があります。
バックアップボリュームは、業務ボリュームとバイト単位まで同じサイズである必要があります。
システムが格納されているパーティションや、AdvancedCopy Managerがインストールされているパーティションは、バックアップ対象またはバックアップボリュームとしないでください。
ドライブ文字またはマウントポイントの割り当てられているデバイスはバックアップボリュームに設定できません。
Logical Unit(ディスク)は、業務ボリューム/バックアップボリュームに設定できません。
ポイント
登録した内容は、Webコンソールおよび「12.2.1.4 swstdevdisp(デバイス使用状況表示コマンド)」で確認できます。