業務ボリュームに設定するバックアップポリシーを決めます。バックアップポリシーには以下の項目があります。
保存世代数は、バックアップしたデータを何世代残しておくかを意味します。
スナップショット型高速バックアップは、最初に、最古の世代を世代管理より解放します。そのため、バックアップ起動中にシステムダウンなどの障害が発生した場合は、最古の世代が削除された状態で、バックアップしたデータが必要世代数分存在しない可能性があります。直ちにバックアップを再実行して、必要世代数分のバックアップデータを作成することをお勧めします。
スナップショット型高速バックアップで、保存世代数を1として運用する場合は、バックアップデータをテープなどに退避する運用を併用することをお勧めします。
同期型高速バックアップは、最古の世代を世代管理より解放するのは、最新世代のバックアップを完了してからです。そのため、履歴情報を常に保持しておくには、(保存世代数+1)本のバックアップボリュームが必要です。
バックアップを行う間隔を意味します。
最後にバックアップした日より間隔日数を超えた場合に遅れが出ていることを表示します。
間隔日数を設定しても、定期的にバックアップされません。
バックアップポリシーの設定方法は、「3.4.7 バックアップポリシーの設定」を参照してください。