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Systemwalker Live Help V13.6.1 Clientガイド
Systemwalker

4.1.3 通信方式

[Live Help Clientセットアップ]画面で選択されている項目が、現在使われている通信方式です。サポートされている通信方式は、次の通りです。

複数の通信方式を同時に選択することはできません。

設定を変更するには次の操作を行ってください。

注意

[通信方式]で[モデム]を選択した場合、[セキュリティ]の[OS認証方式を使用する]はグレー表示され、選択できなくなります。


4.1.3.1 ネットワークの設定

Live Helpでローカルエリアネットワーク(LAN)や広域ネットワーク(WAN)を利用するには、ネットワークに関連した項目を選択してください。ネットワークに関連した選択項目には、以下があります。

利用する方式を選択したら、[OK]ボタンをクリックしてください。

[Live Help Client]プログラムは、TCP/IPセッションを実行するにあたって、Windows(R)のダイヤルアップネットワークを活用できます。[Live Help Client]プログラムの設定を変更する必要はありません。ダイヤルアップネットワークの設定が正しく、またTCP/IP接続が必要になったとき、Windows(R)がダイヤルアップネットワークを使うように設定されていれば、[Live Help Client]プログラムはセッションを開いたり、セッションに参加したりするとき自動的にダイヤルアップネットワークを起動します。(設定方法については、ご利用のWindows(R)の資料を参照してください。)


注意

IPv6ネットワークへのダイヤルアップ接続はできません。


4.1.3.2 TCP/IPの設定

[Live Help Clientセットアップ]画面の[TCP/IPの設定]ボタンをクリックすると、[TCP/IPの設定]画面が表示されます。

ここでは、以下の2つの設定を行うことができます。

接続制限リストは、クライアントが開催しているセッションへのアクセスを許可するコンピュータのIPアドレスとホスト名で構成されます。左の欄には、IPアドレス、IPアドレスの範囲、あるいはホスト名が表示されます。右の欄には、リストの各エントリに関するコメントが表示されます。リスト中の項目を区別するため、IPアドレス指定とIPアドレスの範囲指定の場合は先頭に"#"アイコンが、ホスト名の場合は顔のアイコンが表示されます。

リストは、アルファベット順にソートされ、まずIPアドレスが、次にホスト名が表示されます。リストボックスの各欄の幅は変更可能で、エントリが表示しきれない場合は、スクロールバーが表示されます。


4.1.3.3 接続制限リストの編集

接続制限リストのエントリを編集するには、[TCP/IPの設定]画面の[追加]、[変更]、または[削除]ボタンをクリックしてください。

エントリの追加

接続制限リストにエントリを追加するには、[追加]ボタンをクリックしてください。[追加]画面が表示されます。この画面には、リストに追加するエントリの形式を選択する3つのオプションボタンがあります。

注意

  • 接続許可リストには、hostsファイル、"NSLOOKUP"、または"NBTSTAT"で取得できるホスト名と完全に一致するホスト名を登録する必要があります。ドメイン名付きのホスト名(例: "yamamoto.fujitsu.com")に対し、接続許可リストに単独のホスト名(例: "yamamoto")を登録しても接続できません。

  • NAT環境でLive Help ExpertのIPアドレスが変換される場合、指定するIPアドレスは、Live Help Expertの物理IPアドレスを指定してください。

ワイルドカード文字を使うこともできます。例えば、セッションへのアクセスを"fujitsu.com"ドメインのすべてのコンピュータに許可する場合、ホスト名として"*.fujitsu.com"を追加することができます。

[コメント]テキストボックスは、各エントリに関するコメントを表示するために使ってください。

IPアドレス、IPアドレスの範囲、またはホスト名を指定したら、[OK]ボタンをクリックしてエントリを追加してください。[キャンセル]ボタンをクリックして、エントリの追加をやめることもできます。


エントリの変更

接続制限リストのエントリを変更するには、[変更]ボタンをクリックしてください。[変更]画面が表示されます。この画面は基本的に[追加]画面と同一ですが、選択したエントリの情報(IPアドレス、IPアドレスの範囲、またはホスト名)が入力されています。

必要な変更を加えたら、[OK]ボタンをクリックして変更を保存してください。[キャンセル]ボタンをクリックして、エントリの変更をやめることもできます。


エントリの削除

接続制限リストのエントリを削除するには、[削除]ボタンをクリックしてください。削除を確認するメッセージボックスが表示されます


4.1.3.4 モデムの設定

モデム接続を選択すると、[Live Help Client]プログラムはモデムを使用してエキスパートコンピュータと接続します。

モデム接続では、接続方法として、[着信待ち]と[ダイヤル発信]のいずれかを選択できます。

このダイアログボックスには、モデムを選択するドロップダウンリストボックスもあります。あなたのコンピュータに複数のモデムがインストールされている場合、セッションに使うモデムを選択できます。

注意

モデムを選択した場合、[セキュリティ]の[OS認証方式を使用する]はグレー表示され、選択できなくなります。