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Systemwalker Live Help V13.6.1 Clientガイド
Systemwalker

4.1.2 セキュリティオプション

[Live Help Client]プログラムは、その動作中、クライアントのコンピュータを不正なアクセスから保護するための幾つかのセキュリティ機能を備えています。

以降では、それぞれのセキュリティ機能について説明します。


4.1.2.1 Live Helpパスワード認証方式

エキスパートがクライアントへ接続する際に、クライアントに設定されているパスワードを入力して、クライアント側で接続を認証する方法です。

4.1.2.2 OS認証方式

エキスパートがクライアントへ接続する際に、クライアント側のOSに登録されているユーザ名とパスワードを指定して、接続を認証する方法です。
接続を許可するグループに属するユーザを指定したエキスパートだけが、クライアントに接続できます。

OS認証方式を使用するには、以下の項目を設定します。

注意

以下の場合、[OS認証方式を使用する]はグレー表示され、選択できません。

  • 起動方式で[通常アプリケーションとして起動する]が選択されている場合

  • 通信方式で[モデム]が選択されている場合


接続許可グループの設定

エキスパートからの接続を許可するグループを指定します。

なお、表示されるグループは、ログオン状態により異なります。

ログオン状態

表示されるグループ種別

ドメインユーザでログオン

ビルトイングループ
ローカルグループ
ドメイングローバルグループ

ローカルユーザでログオン
(ドメインに同一ユーザが登録されており、かつ、パスワードが一致している場合)

ローカルユーザでログオン

ビルトイングループ
ローカルグループ

実際にグループを追加/削除する方法は、以下の通りです。

4.1.2.3 接続の承認処理をする

このオプションが選択されると、エキスパートがクライアントのコンピュータに接続しようとした際に、通知メッセージが表示されます。クライアントのコンピュータには接続しようとするエキスパートの名前が表示されますので、接続を承認したり、拒否したりすることができます。

注意

  • [Live Help Client]プログラムの起動方式が「サービスとして起動・Windows起動時に自動起動」に設定されている場合は、クライアントが5秒以内に承認しないと、クライアントが離席しているものと見なし、自動的に接続拒否の応答をします。

  • [Live Help Client]プログラムの起動方式が「サービスとして起動・自動起動しない」または「通常アプリケーションとして起動」に設定されている場合は、クライアントが30秒以内に承認しないとクライアントが離席しているものと見なし、自動的に接続拒否の応答をします。


4.1.2.4 リモート操作

あなたのコンピュータのリモート操作をエキスパートに許可するかどうかを選択します。