Live Helpは、以降に記述された各条件を満たすPC-AT互換機上で動作します。
ただし、タブレットPCについては、サポートしていません。
注意
以下の環境の場合、一部動作保証していないケースがあります。
クラスタ環境
Live Helpはクラスタ環境でも使用できますが、クラスタのフェールオーバーには対応していません。この場合のリモート操作機能の動作保証は、通常のWindows Server 2008 STD / Windows Server 2008 EE / Windows Server 2008 R2 / Windows Server 2008 Foundation / Windows2012サーバ上での動作範囲となります。
PRIMERGY FTモデル
Live HelpはPRIMERGY FTモデルでも使用できますが、CoServer上での動作が保証されているのはLive Help Clientのみです。またその他にも制限があります。詳細は“PRIMERGY FTモデルを利用するには”を参照してください。
周辺機器
ディスプレイモニタ、キーボード、マウスが接続されている必要があります。
上記周辺機器が接続されていないコンピュータには対応していません。
CPU
以下のプロセッサを推奨しています。
500MHz以上の32 ビット (x86) プロセッサまたは 64 ビット (x64) プロセッサ
RAM
ご利用のOSが正常に動作する容量のRAMを搭載してください。(各OSでの推奨RAMサイズについては、お使いのWindows(R)のマニュアルを参照してください)
Live Helpを使用するためのRAMを別途考慮する必要はありません。
ハードディスクの空き領域
[Live Help Expert]および[Live Help CM]プログラムのインストールには以下の空き領域が必要です。
[Windows(32bit)版のインストールディスクからインストールする場合]
プログラム | 使用領域 |
---|---|
Live Help Expert | 25 MB |
Live Help CM | 5 MB |
Live Help CM管理 | 5 MB |
[Windows(64bit)版のインストールディスクからインストールする場合]
プログラム | 使用領域 |
---|---|
Live Help Expert | 35 MB |
通信環境
LANカード
[Live Help CM]プログラムは、LANカードが1枚だけ搭載されたコンピュータでのみ動作します。(2枚以上搭載された環境で利用することはできません)
TCP/IP
TCP/IPを利用してLive Helpセッションを行うためには、[Live Help Expert]プログラムはWinsock 2.2互換、[Live Help CM]プログラムはWinsock 1.1互換で、下記のポート番号が使用できる環境が必要です。なお、[Live Help CM]プログラムは、IPv4通信のみサポートしています。
プログラム | ポート番号 |
---|---|
Live Help Expert | 1513 |
Live Help CM | 1514 |
注意
お使いのオペレーティングシステムによっては、システムがTCPポート番号 1024~5000を一時ポートとして使用する場合があります。それにより、Live Helpが使用するTCPポートとシステムが使用するTCPポートに競合が発生すると、Live Helpが正常に動作しなくなります。
この競合を回避するためには、Live Helpが使用するTCPポート番号をシステムが一時ポートとして使用しないようにする対処が必要です。詳細は“ポート番号重複の回避”を参照してください。
また、TCP/IPセッションの通信には次の数のTCPソケットを使います。
プログラム | 使用するTCPソケット |
---|---|
Live Help Expert | セッションのメンバー数(自分を含む) |
Live Help CM | 管理しているサポートセッション数 (最大63) |
ネットワーク間接続:
ダイアルアップによりTCP/IP接続を利用する場合、高速モデム(56kbps以上推奨)経由のブリッジ/ルータおよびダイアルアップネットワーク接続が必要です。
モデム:
モデムを利用してLive Helpセッションを行う場合、56kbps以上のモデムの利用を推奨しています。