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 Teamware Collaboration Suite V2.0グループウェア機能管理者ガイド

12.11 シングルサインオン

TeamWARE Webサービスのような、認証が必要なネットワーク上のWebサービスを複数利用する場合、通常では利用するサービスごとに、ログイン名やパスワードを入力するといった認証操作が必要です。サービスごとに認証画面(ログイン名やパスワード入力する画面)が異なるだけでなく、サービスごとに異なるログイン名やパスワードを覚えておく必要があります。そのため、以下のような利用者の行為により、セキュリティが低下する恐れもあります。

シングルサインオンとは、認証(サインオン、ログイン)を必要とする複数のアプリケーションを一回の認証(シングルサインオン)で利用可能にするものです。

以下の図に、シングルサインオンの利用イメージを示します。

図12.9 シングルサインオンの利点

TeamWARE Office は、以下の方式のシングルサインオンを提供します。

注意

  • シングルサインオンを行う場合は、シングルサインオンに参加するアプリケーションが動作するサーバの時刻を正確に合わせてください。時刻にずれがあると、シングルサインオンで使用するクッキーで受け渡される認証情報が有効期限を持つ場合、有効期限切れの検査が正常に動作しない場合があります。

  • Web拡張機能、各携帯連携機能では、InterstageSSOは利用できません。