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 Teamware Collaboration Suite V2.0グループウェア機能管理者ガイド

8.7.3 MIMEメッセージ保存オプションの設定

MIMEメッセージ保存オプションを使用するには、MIMEゲートウェイのオプション設定、およびメッセージルータのオプション設定が必要です。

MIMEゲートウェイのオプション設定

オプションの設定方法を、以下に示します。

操作方法
  1. TeamWARE Officeサーバを停止します。

  2. MIMEゲートウェイがインストールされているサーバのインストールディレクトリ配下にあるto.iniファイルをテキストエディタで開きます。

  3. to.iniファイルに、以下の行を追加します。

    [MIME]
      add_mime_message = 1

    ※ [MIME]セクションがすでに存在する場合は、[MIME]セクションの下に"add_mime_message = 1"を追加してください。

  4. to.iniファイルを保存し、テキストエディタを終了します。

  5. TeamWARE Officeサーバを起動します。

メッセージルータのオプション設定

メッセージルータによるサイト間接続を行っており、サイト間メールを交換する両方のサイトでMIMEメッセージ保存オプションを有効にする場合、メッセージルータのオプション設定が必要です。

オプションの設定方法を、以下に示します。

操作方法
  1. TeamWARE Officeサーバを停止します。

  2. メッセージルータがインストールされているサーバのインストールディレクトリ配下にあるtomb.iniファイルをテキストエディタで開きます。

  3. tomb.iniファイルの[LINK]セクションに、"mime_node = 1"を追加します。

    [LINK]
      queue_number = 1
      remote_link_name = site2
      transport_number = 1
      connection_data = 141.192.72.141
      connection_try_time = 30
      segment_size = 1024
      window_size = 4
      high_message_pollrange = (00:00-23:59)
      normal_message_pollrange = (00:00-23:59)
      low_message_pollrange = (00:00-23:59)
      mime_node = 1

  4. tomb.iniファイルを保存し、テキストエディタを終了します。

  5. TeamWARE Officeサーバを起動します。

注意

このオプションに1を設定した状態で、TeamWARE Mailクライアントの[Mailオプション設定]の[MIMEメッセージをサーバから取り出す]チェックボックスをチェックありに設定し「転送」操作をした場合、MIMEメッセージは、新規メールの添付ファイルとして送られます。

エンタープライズシステムでMIMEメッセージ保存オプションを使用する場合、すべてのサイトを同時に設定することをお勧めします。同時に設定できない場合には、マスターサイトからMIMEメッセージ保存オプションを設定していく必要があります。MIMEメッセージ保存オプションを使用しているサイトとMIMEメッセージオプションを使用していないサイトが混在する場合、MIMEメッセージ保存オプションを使用しているサイトに対してだけ、メッセージルータの設定を行います。

たとえば、マスターサイトA、メンバーサイトB、メンバーサイトCの3つのサイト構成になっており、マスターサイトAとメンバーサイトBがMIMEメッセージ保存オプションを使用している場合は、以下のように"tomb.ini"の設定を行います。