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 Teamware Collaboration Suite V2.0グループウェア機能管理者ガイド

5.2 Directoryへのログイン

ユーザの管理は、クライアント側でDirectoryアプリケーションを使用して行います。Directoryアプリケーションを使用してユーザの管理を行うことができるのは、"5.1 ユーザの役割"で説明したシステム管理者とDirectoryマネージャです。Directoryサービスにログインするには、Directoryに登録されているログイン名とパスワードを正確に入力してください。

操作方法
  1. タスクバーの[スタート]ボタンから[プログラム]を選択し、[TeamWARE Office 200X]を選択します。
    起動するメニューが表示されます。

    図5.1 Directoryを起動するメニュー

  2. Directoryを選択してクリックします。
    [TeamWARE Office ログイン]ダイアログボックスが表示されます。

    図5.2 ログインダイアログボックス

    システム管理者が、インストール後に、初めてシステムにログインする場合は、TeamWARE Officeインストールプログラムによって作成される以下のログイン名とパスワードを入力します。
    ログイン名(L):ADMIN
    パスワード(P):TeamWARE Officeインストール時に指定したパスワード

注意

  • パスワードは、大文字、小文字が区別されます。

  • TeamWARE Officeをインストールした直後の"ADMIN"は、すべてのサービスの管理権を持ちます。しかし、"ADMIN"は、Mailサービス、Libraryサービス、Forumサービス、Calendarサービス、Taskサービスを使用できない設定になっています。"ADMIN"を使用してすべてのサービスを共通管理することは、セキュリティ上好ましくないためです。各サービスの管理権は、"ADMIN"ではなく、システム管理者として任命したユーザに与えるようにし、通常は"ADMIN"を使用しないようにしてください。

  • "ADMIN"ユーザを削除、または"ADMIN"というログイン名を変更すると、[to config]コマンドが正常に起動しません。 "ADMIN"は削除したり変更しないようにしてください。

  • "ADMIN"ユーザの管理権、セキュリティのアドレス使用権は変更しないようにしてください。権限の変更では操作するユーザの権限より上位の権限を与えることができないため、再度元の権限を設定することができなくなる可能性があります。

  • "ADMIN"ユーザを、組織再編成ユーティリティを使用して他サイトに移動しないでください。"ADMIN"ユーザが移動元サイトから削除され、[to config]コマンドが正常に起動しなくなります。

  • 特定のユーザに"ADMIN"が持つ管理権を与えたい場合、Directoryサービスでそのユーザを検索し、選択状態にします。[エントリ]メニューの[変更]コマンドを選択し、[特別権限]ページで必要なサービスのチェックボックスをオンにします。

Directoryアプリケーション利用上の注意

TeamWARE Directoryをご使用になる場合、以下の点に注意してください。

各種ソートキーについて

Directoryマネージャ、またはシステム管理者は、Directoryアプリケーションの[共用ディレクトリ]ページの[エントリ]カラムの並び順や、[基礎テンプレート]ドロップダウンリストボックスに表示される基礎テンプレートの並び順を定義できます。

検索ベースについて

ユーザなどのエントリを検索する場合に、Directoryアプリケーションの[共用ディレクトリ]ページで指定する[検索ベース]フィールドの指定内容は、以下のとおりです。なお、[検索ベース]フィールドには、以下の項目に加え、識別名(階層化組織など)を直接指定することもできます。なお、広い範囲、狭い範囲は、toxdconfツールで検索ベースの変更が可能です。

詳細については、Directoryアプリケーションのオンラインヘルプを参照してください。